Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

連載コラム

Entry 2019/05/19
Update

【中原くれあインタビュー動画】シアターモーメンツ新作『#マクベス』夫人役と演劇への想いを語る| THEATRE MOMENTS2019②

  • Writer :
  • 加賀谷健

連載コラム『THEATRE MOMENTS2019』第2回

©︎Cinemarche

「日本発のワールドスタンダード演劇」をモットーに、これまで精力的な取り組みを展開してきた劇団シアターモーメンツ

2019年5月29日(水)〜6月1日(土)にかけて、最新公演『#マクベス』の上演が控えています。

コラボレーション企画第3弾となる今回は、本作でマクベス夫人を務め、2004年に演出家の佐川大輔さんとともに劇団を旗揚げした女優の中原くれあさんインタビュー映像を掲載します。

【連載コラム】『THEATRE MOMENTS2019』記事一覧はこちら

「劇団THEATRE MOMENTS」主宰・女優・中原くれあインタビュー映像

劇団の守護神として

インタビューでは、最新公演『#マクベス』にかける、誰よりも熱い想いを語っていただきました。

宝塚歌劇団で培った表現力の豊かさはさることながら、メンバーを包み込む包容力と劇団全体への切なる想いにはひとしおのものがあります。

コラボレーション企画として稽古場を訪問した際にも、温かい笑顔で、真っ先に迎えてくださったのが中原さんでした。

400年前のシェイクスピアの古典を上演するにも関わらず、稽古場にあれだけ自由な雰囲気が流れているのは、中原さんのお人柄ゆえでしょう。

彼女は、まさに劇団シアターモーメンツの創作と想像力の源を供給し続ける、守護神のような存在なのです。

中原くれあのプロフィール

©︎Cinemarche

女優・ナレーター。

宝塚歌劇団出身。退団後、米・英・露・仏などの演出家から演技術を学びます。

それらの経験からフィジカル・オブジェクトなどのシアター手法に興味を持ち、日本での実践を目指し2004年に、演出家の佐川大輔とともにTHEATRE MOMENTSを発足。

近年は、海外から招聘され日本人キャストでの公演、または現地俳優とのコラボレーション、また現地俳優へのワークショップを行うなど、演劇ファシリテーターとしても活躍しています。

好きな映画:ナショナル・シアター・ライヴ 2016 『戦火の馬』

劇団THEATRE MOMENTS(シアターモーメンツ)とは

参考映像:『遺すモノ〜楢山節考より〜』

2004年、佐川大輔と中原くれあを中心に、「日本発のワールドスタンダード演劇の創作」を目的に設立。

小説や戯曲をベースに、俳優とアイディアを出し合うデバイジング集団創作に加え、ルコックやスタニスラフスキーの演劇手法を使い分け、普遍性と演劇性の高い舞台を生み出しています。

そのスタイルは「一人複数役を演じ、常に出ずっぱりの俳優」「アンサンブルによる身体表現」「テーマ小道具の変幻自在な見立て」「前説から本編へのシームレスな導入」など、独自の特徴があります。

2013年の第四回せんがわ演劇コンクールでグランプリ、観客賞、演出賞を受賞。

海外では、2013年マカオフリンジフェスティバル(中国)、2014年メルボルンフリンジフェスティバルなどへ参加。2016年にはマカオに招聘され、海外の劇団では現地初となる3か月連続上演。

本作『#マクベス』もすでに、2019年8月にマカオ公演が決定しています。

THEATRE MOMENTS公演『#マクベス』の作品情報

【日本公演】
2019年
5月29日(水)19:30
5月30日(木)19:30
5月31日(金)14:30 / 19:30
6月1日(土)11:30 / 16:30

【場所】
調布市せんがわ劇場

【料金】
[一般] 前売4,000円/当日4,500円/リピーター割2,500円
[U25割] 前売2,500円/当日3,000円/リピーター割1,500円
[U18割] 前売1,000円/当日1,000円/リピーター割500円
[初日割] 前売3,000円/当日3,500円
[平日マチネ割] 前売3,500円/当日4,000円/リピーター割2,500円
[ペア割] 前売7,400円/リピーター割2,500円(1名あたり)
[3名以上割] (1名あたり)前売3,500円/リピーター割2,500円
[調布市民割・外国人割・ハンディキャップ割] 前売3,000円/当日3,500円/リピーター割2,500円

【構成・演出】
佐川大輔

【原作】
ウィリアム・シェイクスピア『マクベス』

【キャスト】
青木まさと、荒井志郎(青☆組)、池田美郷(O’RAMA Rock’n’Roll Band)、大窪晶(演劇集団円)、今野健太(THEATRE MOMENTS)、ちょびつき雨宮、中原くれあ(THEATRE MOMENTS)、三橋俊平

【作品概要】
THEATRE MOMENTS第23回公演。

「ワールドスタンダードな演劇」を前提として、ウィリアム・シェイクスピアの『マクベス』をTHEATER MOMENTSならではの切り口と小道具と身体を駆使した独自のスタイルで創作される新作です。

また、日本公演以外にも、2019年8月にマカオ公演が決定しています。

構成・演出はTHEATRE MOMENTS主宰の佐川大輔が努めます。

【『#マクベス』チケットのご予約はコチラ】

『#マクベス』のあらすじ

スコットランドの勇将マクベスは、ノルウェー軍との熾烈な戦いに勝利した後、奇妙な出で立ちの魔女たちに出会い、「やがて王になる」という予言を受けます。

その予言を伝えられたマクベス夫人は、夫の出世に魅了されます。

そんな中、勝利の宴がマクベスの城で行われ、スコットランド王のダンカンが訪れることとなり、マクベス夫妻は予言を現実のものとするべく王殺しを企てますが…。

関連記事

連載コラム

映画『特捜部Q知りすぎたマルコ』ネタバレあらすじ感想と結末の評価解説。人気北欧ミステリーシリーズ最新作がキャスト一新で登場!【未体験ゾーンの映画たち2022見破録20】

連載コラム「未体験ゾーンの映画たち2022見破録」第20回 映画ファン待望の毎年恒例の祭典、今回で11回目となる「未体験ゾーンの映画たち2022」が今年も開催されました。 傑作・珍作に怪作、本格ミステ …

連載コラム

屍人荘の殺人(しじんそうのさつじん)ネタバレありで映画と原作の違いを考察。明智ロスが最後まで残る|永遠の未完成これ完成である4

連載コラム「永遠の未完成これ完成である」第4回 映画と原作の違いを徹底解説していく、連載コラム「永遠の未完成これ完成である」。 今回、紹介する作品は、2019年12月13日公開となった映画『屍人荘の殺 …

連載コラム

【ネタバレ解説】竜とそばかすの姫|ひどい/酷評はなぜ?気持ち悪い?ラストすずの決断が継ぐ“すべき”に誠実だった母の意志《のび編集長のモヒカン・シニン考察録:5》

連載コラム『のび編集長のモヒカン・シニン考察録』第5回 映画サイト「Cinemarche」編集長、映画配給レーベル「Cinemago」宣伝、そしてモヒカン詩人(シニン)な河合のびが、映画・ドラマ・アニ …

連載コラム

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング|あらすじと感想。エイミー・シューマー主演の傑作コメディ|銀幕の月光遊戯17

連載コラム「銀幕の月光遊戯」第17回 今年最後を締めくくり、新しい年を迎えるにふさわしい最高に可笑しくて、ハートフルな映画『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』をご紹介します。 主役のレ …

連載コラム

全裸監督2|4話ネタバレあらすじ感想と結末解説。AV女優・黒木香と決別か!?シーズン2の見どころ考察

「空からエロが降ってくる」Netflixドラマ『全裸監督シーズン2』を完全紹介 2019年8月、Netflixオリジナルドラマとして全世界に配信された『全裸監督シーズン1』。2016年出版の伝説のAV …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学