2018年4月5日に亡くなられた日本を代表するアニメーション監督、高畑勲。
高畑勲監督作品の内『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』といったスタジオジブリ作品は、幾度とテレビ放映され読者の方々にも馴染み深いと思います。
今回はジブリ作品ではない代表作『じゃりン子チエ』について紹介します。
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CONTENTS
アニメ映画『じゃりン子チエ』の作品情報
【公開】
1981年(日本映画)
【原作】
はるき悦巳
【監督】
高畑勲
【キャスト】
中山千夏、西川のりお、上方よしお、三林京子、鳳啓助、京唄子、芦屋雁之助、西川きよし、横山やすし、島田紳助、松本竜介、ザ・ぼんち、オール阪神、オール巨人、桂三枝(現:6代目桂文枝)、笑福亭仁鶴
【作品概要】
「weekly漫画アクション」(双葉社)に連載された、はるき悦巳の漫画の劇場アニメ化。
監督は『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』など、日本アニメーション界を代表する高畑勲。
アニメ映画『じゃりン子チエ』のあらすじとネタバレ
小学5年生の竹本チエは、仕事もせず博打三昧の父テツにかわりホルモン屋を切り盛りしています。
テツはチエが病気と偽り、父のおジイから金をだまし取り、博打ですってしまいます。しかしそんなテツの悪知恵も母のおバアにお見通しで、必殺「ブレンバスター」を喰らってしまいます。
チエは授業参観をテツに内緒にしていますが、テツにばれてしまいます。
テツがやってきて授業参観は無茶苦茶に。怒ったチエは学校に行くのも辞め、家出を試みます。
しかし、玄関に母ヨシ江が置いた花があり気持ちが変わります。
ヨシ江は夫のテツに愛想が尽きて家出中ですが、内緒でチエと会っているのです。
ある日、チエのホルモン屋にテツが入り浸っている遊興倶楽部の社長と部下、そして用心棒猫のアントニオがやって来ます。
社長はテツが持って行った金を回収しに来たのです。しかし中々テツは帰って来ません。社長は退屈しのぎに、チエが拾った野良猫の小鉄とアントニオを戦わせます。
勝負は小鉄の圧勝でした。なんと、小鉄はアントニオの金玉を1つ外してしまったのです。
チエはテツの就職先を探します。そんな中、チエは社長に遭遇。
その後、アントニオが近所の犬に咬み殺されてしまい、失意の社長は遊興倶楽部を畳み、お好み焼き屋を開いていたのです。
しかし、店にはヤクザが入り浸ってしまい、困っていました。チエは用心棒としてテツを薦め、晴れてテツは就職します。
チエはヨシ江と縁日へ行きますが、偶然その様子をテツに見られてしまいます。
ヨシ江に嫉妬したテツは、拗ねてしまいます。
小
学校のマラソン大会の話を聞いたテツは、チエにスニーカーをプレゼントします。
結果チエはマラソン大会で優勝します。
しかし、テツは警察署長の自転車を盗み壊してしまったことから、留置所に入れられてします。
アニメ映画『じゃりン子チエ』の感想と評価
本作の公開当時の80年代は漫才ブームであり、ブームを代表する漫才師たちの出演という異色のキャストは話題になりました。
また、話題性だけではなく、彼らによる生き生きとした関西弁が登場人物たちの魅力に繋がっています。
特にチエ役の中山千夏、テツ役の西川のりおはハマリ役で、その後に製作されたテレビアニメ版にも相方の上方よしおも共に本作と同役で出演しています。
蛇足ですが、1980年代の段階で、本職の声優ではない有名人がキャラクターに声をあてる、いわゆる“タレント声優”は、結構見られます。
本作の他には『地球へ…』(井上純一、沖雅也、秋吉久美子、薬師丸ひろ子)、『SPACE ADVEBTURE COBRA』(松崎しげる、風吹ジュン)などがあります。
本作のキャスティングと対称的に、その後監督した『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994)では、古今亭志ん朝、林家こぶ平(現:正蔵)、桂米朝、5代目桂文枝、柳家小さんら落語家がキャスティングされています。
本作にも出演した芦屋雁之助はこちらにも出演しています。
高畑勲作品の最大の特徴は、登場人物の生活を丹念に描き込むことです。
演出(監督)を担当した『アルプスの少女ハイジ』(1974、1975、1979)、『赤毛のアン』(1979)などでは各人物の生活が丁寧に描かれ、作品の魅力に繋がっています。
本作はチエとテツ、ヨシ江の親子の話が縦軸になりますが、各登場人物の日常を丁寧に追い、それぞれの話をさりげなく繋げていく展開になっています。
また、脚本は当初、大阪出身の作家・藤本義一が担当する予定でしたがそちらは採用されず、原作に近い展開で進めることになりました。
また本作の作画監督は大塚康生と小田部羊一。
大塚は宮崎駿の師匠にあたり、『ルパン三世』の作画監督、小田部は『アルプスの少女ハイジ』の作画監督で高畑とは旧知の仲。
はるき悦巳の漫画の雰囲気を壊さず、キャラクターがリアルに躍動するのは、高畑の演出のみならず、この二人の表現力が大きいのです。
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まとめ
大阪の下町を舞台に繰り広げられる人情コメディ『じゃりン子チエ』。
他の高畑作品とはどこか違った空気を持った作品ですが、リアリティのある生活描写など高畑勲の手腕が発揮されています。
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