外道どもに死の制裁を下す衝撃のパニッシャー・アクション!『ヴェンジェンス』は、2017年9月30日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー!
ニコラス・ケイジは、『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、演技派俳優としての地位を確立するハリウッドのトップスターです。
また、『特捜刑事マイアミ・バイス』の大ブレイクにより脚光を浴び、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のダコタ・ジョンソンの父親としても知られるドン・ジョンソン。
『ペイバック』『ゲーム』のベテラン女優デボラ・カーラ・アンガー実力派キャスト陣が脇を固めたこの作品は、ニコラス・ケイジの俳優キャリア30余年にしての新たな代表作の誕生!
CONTENTS
1.映画『ヴェンジェンス』の作品情報
【公開】
2017年(アメリカ映画)
【原題】
Vengeance: A Love Story
【監督】
ジョニー・マーティン
【キャスト】
ニコラス・ケイジ、アンナ・ハッチソン、タリタ・ベイトマン、デボラ・カーラ・アンガー、ドン・ジョンソン、ジョシュア・ミケル、マイケル・パパジョン
【作品概要】
シングルマザーを集団暴行した若者たちに、刑事が法でなく自らの手で復讐をするリベンジムービー。
ニコラス・ケイジが演じる、相棒を失った刑事役は表情に抑揚が効いており、普段あまり見られない彼の演技を見ることができます。
過去作では同じくドラマで刑事役を演じたドン・ジョンソンが、悪徳弁護士役を演じているのもポイントです。
2.主演ニコラス・ケイジのプロフィール
ニコラス・ケイジ (ジョン・ドロモア 役)
1964年、アメリカはカリフォルニア州ロングビーチ生まれ。
オスカー俳優の一人であり、あらゆるジャンルにおいて強烈な印象を残す最も多才な俳優のひとりです。
叔父は映画監督のフランシス・F・コッポラ、いとこにはソフィア・コッポラ監督がいます。
そんなニコラス・ケイジは15歳から演技を始め、『初体験/リッジモント・ハイ』(82)にて映画デビューします。
『月の輝く夜に』(87)でゴールデングローブ賞最優秀主演男優賞にノミネートすると、90年度カンヌ国際映画祭にてパルムドールを受賞した『ワイルド・アット・ハート』(90)に主演し、話題をよびます。
アルコール依存のベン役で見事に栄冠!『リービング・ラスベガス』
そして『リービング・ラスベガス』(95)ではついに、米アカデミー賞主演男優賞を受賞します。
今作でニコラス・ケイジはハリウッドを代表するスターの仲間入りを果たします。
一方では、アクション映画など、商業向け作品にも精力的に出演し『ザ・ロック』(96)、『フェイス/オフ』(97)、『ウインドトーカーズ』(02)、『ゴーストライダー』 (07)、『パシフィック・ウォー』(16)などその数は知れず。
最近はインディー映画にも出演することも多く、『ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄』(16)や、『ドッグ・イート・ドッグ』(17)ではウィレム・デフォーとの共演も話題になりました。
主演作以外では、『スノーデン』(17)でオタクのようなエンジニア教官を演じ、自身の過去作とはイメージの異なる印象を見せてくれます。
3.アンナ・ハッチソンのプロフィール
アンナ・ハッチソン (ティーナ 役)
1986 年ニュージーランド生まれ。批評家に絶賛され、大ヒットを記録した 2009年のテレビシリーズ『Underbelly – A Tale of Two Cities未公開)』での助演によりオーストラリアで広く知られるようになります。
その後、ジョス・ウェドン監督によるスリラー映画『キャビン』(11)はインディー作品に関わらず、さまざまな評論家・職業の人々から日本でも絶賛されたことで、その名を広く知らしめます。
その他の出演作に『カンフー・プリンセス ウェンディ・ウー』(06)、テレビシリーズ『PowerRangers(08年・未公開)、『パニックアイランド -ウィルスに襲われた島-』(11年)、『Wild Boys(11年・未公開)』など、日本ではまだ未公開の作品も多いですが、今作では暴行にされる女性という難しい役を演じていています。
今後の活動に注目が集まる女優として注目です。
4.ドン・ジョンソンのプロフィール
ドン・ジョンソン (ジェイ・カートパトリック 役)
1949年、アメリカはミズーリ州生まれ。
カンザス大学を卒業後はアメリカン・コンサーバートリー・シアターで演劇を学びます。
その後、テレビシリーズ『特捜刑事マイアミ・バイス』(84-89)が大ブレイクしたことで注目を浴びるようになります。
更なる人気を獲得した『刑事ナッシュ・ブリッジス』(96-01)では、その経験を生かして、製作・主演を務めています。
ロバート・ロドリゲス監督&脚本クエンティン・タランティーノ!
『フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ』
現在ドラマでは、クエンティン・タランティーノ制作のドラマ版『フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ』(14)に出演しています。
映画の出演作では、『マチェーテ』(10)、『ジャンゴ 繋がれざる者』(12)など、ハードな映画に出演していますが、今作では金のためならどんな手段も使う悪徳弁護士がハマり役でした。
5.デボラ・カーラ・アンガーのプロフィール
デボラ・カーラ・アンガー (アグネス 役)
1964年カナダ生まれ。
ビクトリア大学では哲学と経済を学び、その後オーストラリア国立演劇学校で演技を学びます。
デビュー映画は、アンボン島で起きた日本軍による捕虜虐殺事件に関する軍事裁判を描いた『アンボンで何が裁かれたか』(90)となり、これは無名時代のラッセル・クロウとの共演作ともなっています。
他にもデヴィッド・クローネンバーグ監督『クラッシュ』(96)や、デヴィッド・フィンチャー監督『ゲーム』(97)など、名匠の作品にも出演しています。
大人気ゲームを映画化した『サイレントヒル』(06)、『サイレントヒル:リベレーション3D』(12)など、大作の出演も目立つ、キャリア豊富な女優です。
今作では、娘・孫の安否を心配する気丈な母親を好演しています。
6.タリタ・ベイトマンのプロフィール
タリタ・ベイトマン (ベシー 役)
2001年アメリカはカリフォルニア州生まれ。
口コミで話題騒然となった『ライト/オフ』(16)に出演したガブリエル・ベイトマンは実弟なんだとか。
クロエ・グレース・モレッツ主演のSF映画『フィフス・ウェイブ』(15)やケヴィン・スペイシーが猫になってしまうコメディ『メン・イン・キャット』(16)への出演で注目を集めています。
遊ンデ 遊ンデ 遊ンデ…死ヌマデ、離レナイ!『アナベル 死霊人形の誕生』
今後の出演作は『死霊館』シリーズ作『アナベル 死霊人形の誕生』(17)や、ジェラルド・バトラー主演のディザスター『Geostorm(原題)』(17)が控えており、まだまだ今後が期待される幼き女優です。
7.映画『ヴェンジェンス』のあらすじ
法で裁けぬ悪を撃て。
湾岸戦争の英雄で、退役後は刑事として働くジョン。
ある事件で長年の相棒を犯人に撃たれて亡くし、失意の日々を過ごしていました。
そんな中訪れたバーで、ジョンは明るく気さくな女性・ティーナという女性と出会います。
たった一晩バーで話しただけですが、シングルマザーとして懸命に生きる彼女と触れ合う内にジョンは生きる気力を取り戻していける気がしました。
そう思っている矢先、ティーナに突然悲劇が襲います。
ティーナは愛娘の目の前で、町のチンピラたちに集団で暴行されてしまったのです。
現場にジョンが駆けつけたときにはチンピラは逃走し、泣き叫ぶ娘と、変わり果てた姿で倒れているティーナでした。
犯人は衝動的かつ、素人だったのでジョンにすぐ逮捕されます。
しかし彼らは金にものを言わせて雇った敏腕弁護士の力で無罪を勝ち取り、今度は無罪になったことを後ろ盾にティーナと家族を激しく中傷します。
法で裁けず、態度も改めない連中に激しい怒りを爆発させたジョンは、犯人たちを自らの手で裁くことを決意します――。
8.映画『ヴェンジェンス』の感想と評価
『ヴェンジェンス』映画特別映像
刑事の復讐モノとなると、どこかで見たことあるような作品に感じてしまうことがあるかもしれません。(Vengeanceは復讐という意味)
しかし、今作ではニコラス・ケイジが独自に制裁を下すのとは別に、法廷でなんとか犯人を有罪にしようとする過程も描かれています。
「法で裁けぬ悪を撃て」と言うとおり、犯人が何かしらの力を持った際、いかに法が無力かということをまざまざと見せ付けられます。
ニコラスの法を無視した報復と、法に則った公正な裁き、このコントラストが見事に描かれています。
これにより、ニコラスが何故そこまでしてティーナの仇をとるのか、その点非常に感情移入しやすく、ストーリーに入り込めます。
同時に、自分がニコラスと同じ立場だったらどうするか?ということも無意識に考えてしまうかもしれない作品になっています。
9.映画『ヴェンジェンス』の上映される映画館は?
北海道:ディノスシネマズ札幌劇場(9月30日〜)
東京:新宿バルト9(9月30日〜)
神奈川:横浜ブルク13(9月30日〜)
神奈川:川崎チネチッタ(9月30日〜)
千葉:T・ジョイ蘇我(9月30日〜)
愛知:ミッドランドスクエアシネマ(9月30日〜)
大阪:梅田ブルク7(9月30日〜)
京都:T・ジョイ京都(9月30日〜)
広島:広島バルト11(9月30日〜)
福岡:T・ジョイ博多(9月30日〜)
*9月1日現在の情報になります、詳細につきましては直接劇場まで問い合わせをしてください。
まとめ
復讐劇は好きだけど、いい加減派手に敵がやっつけられたり、波乱のドンパチはもう見飽きた!という人には打ってつけの作品です。
演出以上に見ている人の感情に入り込んでくる、抑揚の効いたニコラス・ケイジの演技と、法の復讐と個人の復讐の差を見せ付けるストーリーはきっとなかなか見られない復讐劇になっています。
『ヴェンジェンス』9月30日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー!
お見逃しなく!