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映画スキップ・トレースあらすじとキャスト!ジャッキー見どころ解説も

  • Writer :
  • シネマルコヴィッチ

ジャッキー・チェン期待の新作『スキップ・トレース』は、9月1日より劇場公開!

香港警察のベニー刑事とアメリカ人詐欺師ワッツは、香港の闇に潜む悪の組織追われる身となり、ロシアから香港まで陸路を逃亡する様子を描いたバディムービー。

今年63歳を迎えたジャッキーの活躍はいかに!

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1.映画『スキップ・トレース』の作品情報

【公開】
2017年(アメリカ、中国、香港合作映画)

【監督】
レニー・ハーリン

【キャスト】
ジャッキー・チェン、ジョニー・ノックスビル、ファン・ビンビン、エリック・ツァン、イブ・トーレス、ウィンストン・チャオ、シー・シー

【作品概要】
香港のベテラン刑事ベニー・チャン役にジャッキー・チェンが主演を務め、事件をきっかけに相棒のバディになってしまったアメリカ人詐欺師コナー役を『ジャッカス』シリーズのジョニー・ノックスビル、サマンサ役を『X-MEN:フューチャー&パスト』のファン・ビンビンが演じ、演出は『ダイ・ハード2』『クリフハンガー』のレニー・ハーリン監督。

2.映画『スキップ・トレース』のあらすじ


(C)2015 TALENT INTERNATIONAL FILM CO., LTD. & DASYM ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED

ある日の晩、港の埠頭の高台にいた香港警察のベテラン刑事ベニー・チャン。

彼の前にいた相棒ユンの身体には、時限爆弾がカウントダウンするのダイナマイトが巻き付けられていた。

ユンはベニーだけは救おうと最後の覚悟を決めると、肩身としての腕時計をベニーに託して、ユンは娘サマンサを自分の代わりに育てて欲しいと言い残し、海に身を投げ爆発とともに絶命を遂げます。

それからというものベニー刑事は、相棒ユンの命を奪った疑いのある香港の犯罪王ヴィクター・ウォンを9年間も追い続けながら、ユンの娘であるサマンサを育てていました。

しかし、ベニー刑事はヴィクター組織の捜査中に過度な追跡により、海辺にある住宅に甚大な被害を与えてしまい、捜査本部長から停職処分を受けて今います。

そんなおり、すっかり大人の女性として美しくなっているユンの娘サマンサ。

彼女はマカオのカジノで働いていましたが、あるきっかけからヴィクターの犯罪に巻き込まれてしまいます。

ベニー刑事は相棒だったユンの忘れ形見の娘サマンサを救出するため、事件の鍵を握るアメリカ人詐欺師コナー・ワッツを追って、はるばるロシアへと向かいます。

ロシアンマフィアに身柄を拘束された詐欺師コナーを救出すると、ベニー刑事もコナーとともに必要に追い掛けられる身となってしまいます。

果たしてベニー刑事は事件の参考人となるコナーを香港へ連れ戻し、信頼を寄た相棒ユンの忘れ形見の娘サマンサを無事に救い出すことはできるのか?

そして犯罪王ヴィクター組織の黒幕を逮捕して、壊滅させられるのでしょうか?

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2.ジャッキー25年越しの企画『スキップ・トレース』とは?


(C)2015 TALENT INTERNATIONAL FILM CO., LTD. & DASYM ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED

ジャッキー・チェンの映画史上最高のオープニング記録を樹立(4日間オープニング週末興収約6,000万ドル)した今作『スキップ・トレース』。

ド派手なアクション大作のバディ・ロードムービーを演出したのは、『ダイハード2』『クリフハンガー』のレニー・ハーリン監督を務めています。

香港ベテラン刑事ベニー・チャン役をジャッキー・チェンが演じ、アメリカ人詐欺師コナー・ワッツをジョニー・ノックスヴィルを演じ、相性最悪なバディを組んでいます。

そんな2人がロシアンマフィアと香港犯罪組織ヴィクターから追われる身となり、中国大陸横断しながら逃げまくるアクション大作です。

今作の見どころを主演のジャッキー・チェンはどのように語っているのか、ご紹介をいたします。

中国大陸の逃走劇はジャッキーにとっては25年越しの企画だったそうです。

初めに着想段階では相棒役を務める予定だったのは、ジェット・リーを想定して思い描いていたジャッキー。

脚本も現在とは異なり、ともに武装警察学校を卒業して公安となったジェットが、泥棒になってしまったジャッキーをロシアから北京まで追いかけるものだったそうです。

しかし、様々な理由から映画化されることはありませんでした。

ジャッキーが夢を叶えた企画!『シャンハイ・ハイヌーン』(2000)

やがて、ジャッキーがアクション俳優としてハリウッド進出を果たし後も、その後も『スキップ・トレース』を含む様々な映画企画を提出したが叶ったものは『シャンハイ・ハイヌーン』でした。

その際には逆にジェットがアメリカのスパイ役で、ジャッキーは海外にいるCIA諜報員という役柄で、今度はジェットを追いかけてロシアからモンゴルを通って北京にある領事館まで連れ戻すという内容だったそうです。

それも実現しなかったジャッキーにとって、今作の大ヒットに賭ける思いがどれほど強いものだったのか、ここまで述べればあなたにも想像にたやすいことでしょう。

着想から25年の思いを脚本家ジェイ・ロンジーノを中心に託して、今作はロシアからモンゴルを経て、中国大陸の陸路を横断するというロードムービー大作となり、チームを率いるレニー・ハーリン監督によって実現したのです。

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3.ジャッキーが撮影中にヒヤリとした顔が見られる場面がある?


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今作『スキップ・トレース』は、アクション俳優のジャッキーにとっても、ヒヤリとした危険なシーンがあったそうです。

どのような場面だったのか?ジャッキーはこのように語ってくれました。

「急流を筏で下るシーンだね。筏から振り落とされたと思ったら、その瞬間筏が遠くに行ってしまった。僕一人が激流に飲み込まれて、どうやっても僕は筏にたどりつくことができなかった。だから僕は演技抜きで真剣に「HELP!」と叫んでいた。」

このジャッキーの様子にレニー・ハーリン監督はアクション俳優であるジャッキーの見事な演技だと思い、「グッドアクション!」と叫んだそうです。

また、この危険が伴った場面はジャッキー映画お決まりのエンディングロールNG集でも数ショット入れられています。

見どころと隠された見どころなので要注目です。

また、ジャッキーとジョニーが乗った筏が何でできているか?身をもって溺れかけたジャッキーは何にしがみ付き掴まっているのか?

笑えちゃうのでこの記事を読まれたあなたはよくよく見てくださいね。

ジャッキーは身の危険を感じながらも、それを面白い場面として広げてくれるのは見事な俳優と言えます。

ジャッキーが映画のお手本の1人にしている映画人チャーリー・チャップリンは、「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。(Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.)」という名言があります。

ジャッキーは自らの悲劇も笑いに変えてしまう場面はお見逃しないようにね。

4.話題のマトリョーシカを使ったアクションをジャッキーはこう語る!

『WHO AM I?/フー・アム・アイ?』(1998)

ジャッキーは今回のマトリョーシカを使ったアクションに関して、1998年公開のジャッキー映画『WHO AM I?/フー・アム・アイ?』を例題にあげて答えています。

ちなみに、『WHO AM I?/フー・アム・アイ?』は、物語終盤の見せ場であるオランダの高層ビル屋上のアクションをジャッキー自身が自選したスタント10本の1つに挙げるほどの思入れのある作品です。

その作品では、ロッテルダムの場面でオランダ工芸品の木靴を使ってアクションに取り入れるシーンがありましたね。

ジャッキーはこのようなことに関して、このように語っています。

「僕たちはロケ地の民族的な要素を探し、それらをどのようにアクションに取り入れると面白くなるか、ということを常に考えている。」

確かに『スキップ・トレース』ではマトリョーシカの他にも、モンゴル共和国での民族的な歌に踊り、モンゴル相撲が取り入れています。

また、中国各所の民族的な泥かけ祭りや歌を使った通せん坊の祭りなどアクション場面に取り入れています。

そこで、ロシアの玩具工場にあったマトリョーシカを使ったアクション場面をジャッキーはこのように述べています。

「あのシーンの撮影は(マトリョーシカを使った)本当に大変だった。うまく割れないんだな、これが。ダージャ役のイヴ・トレースは数え切れないくらいのマトリョーシカを割っていたよ。たぶん世界で一番マトリョーシカを割った人間じゃないか(笑)。」

この場面は予告編にもありましたが、アクションシーンの緊張緩和をさせてくれ、思わず笑っちゃうコミカルな場面

また、エンディングにあるNG集にも、何度もマトリョーシカを蹴り上げるジャッキーの場面があり、世界でマトリョーシカを蹴り上げた人間もジャッキーかも?しれませんね

5…まとめ


(C)2015 TALENT INTERNATIONAL FILM CO., LTD. & DASYM ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED

今回ジャッキーが自らお薦めしてくれた場面の他に、物語の冒頭に用意された観客の心を先手で掴む、“海上にある住宅地の将棋倒し”の攻防戦は見どころのアクション場面があります。

喜劇王チャップリンと並ぶ喜劇人バスター・キートンの映画を彷彿させるメッチャメッチャ楽しい場面なのでここにも注目です。

最後にもう一度、ジャッキー・チェンからのメッセージをご紹介しましょう。

「これまで何度も骨を折りながらも、アクションを続けてこれたのは、応援してくれたファンや家族、仲間たちのおかげです。
『スキップ・トレース』は約25年前に着想したストーリーが、時を超えて実現した作品。
日本の皆さんがこの映画を観て、楽しんでくれたらうれしいです。
まだまだ引退するつもりはないので、これからも応援してね!」

なお、『スキップ・トレース』は日本語吹き替え版上映も予定されています。

往年のカンフー映画を知らない、新たな若者や子どもたちにも楽しんでもらえる映画と言えるでしょう。

20117年9月1日より公開のジャッキー最新作『スキップ・トレース』を劇場でご覧ください。

ぜひ、お見逃しなく!

(C)2015 TALENT INTERNATIONAL FILM CO., LTD. & DASYM ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED

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