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Entry 2021/06/04
Update

るろうに剣心最終章ネタバレ|ラスト結末のTheBeginningの感想。キャスト有村架純と佐藤健で描くラブストーリーという“愛の究極”

  • Writer :
  • 星野しげみ

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』で剣心の十字傷の謎が解ける!

佐藤健主演&大友啓史監督で実写映画化した時代劇アクション「るろうに剣心」シリーズ。

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は、その完結編2部作の第2弾目です。今まで明かされなかった剣心の十字傷について描かれています。

人斬りとして暗躍する緋村剣心のもとへ現れた謎の美女。殺しの現場を見られたこともあり、剣心は彼女を傍に置いて様子を見ることにしたのですが……。

緋村剣心は佐藤健、謎の美女雪代巴に有村架純が扮し、十字傷に纏わる美しくも切ないラブストーリーが展開します。

映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の作品情報

(C)和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会

【公開】
2021年(日本映画)

【原作】
和月伸宏:『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』(集英社)

【監督】
大友啓史

【脚本】
大友啓史

【音楽】
佐藤直紀

【キャスト】
佐藤健、有村架純、高橋一生、村上虹郎、安藤政信、北村一輝、江口洋介、藤本隆宏、和田聰宏、池内万作、大西信満、中村達也、荒木飛羽、窪田正孝

【作品概要】
和月伸宏の人気コミックを佐藤健主演&大友啓史監督で実写映画化した時代劇アクション「るろうに剣心」シリーズ。完結編となる2部作の第2弾です。

第1弾の『るろうに剣心 最終章 The Final』は、シリーズ最強の敵とされる雪代縁との闘いを描き出しました。最終章の第2弾では、原作の「追憶編」をベースに、剣心が不殺の誓いを立てるに至るまでの物語と、彼の頬に刻まれた十字傷の謎に迫ります。

緋村剣心役の佐藤健、剣心の妻となる巴を有村架純が演じ、新選組の斎藤一を江口洋介、桂小五郎を高橋一生、高杉晋作を安藤正信と、幕末の主要人物たちをベテランキャスト陣がそれぞれ演じています。

映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』のあらすじとネタバレ

(C)和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会

1864年、動乱の幕末。幕府を擁護する佐幕派と、新しい世の中にしたい倒幕派は激しく争っていました。

ある日、京都の佐幕派・対馬藩邸にあやしい男が捉えられました。前日に藩士を何人も斬られている藩士たちは、その男がやったのではないかと言い、男は両腕を荒縄でしばられています。

尋問しようとした藩士たちに、その男は「新しい世の中を作るためだ」と言い、いきなりそばにいた藩士に体当たりして、刀を口で咥えて、反撃に出ました。

両手を縛られて身体の自由が利かないはずなのに、口で咥えた刀で向かってくる藩士たちをかたっぱしから切っていきます。あっという間に、その場にいた藩士たちを全員斬り殺し、自分の縄を斬った男は退散。

その後すぐに駆け付けた新選組は、悲惨な状況に息をのみます。

「こんなに腕のたつ奴は、人斬り抜刀斎しかいない」。

倒幕派を率いる桂小五郎(高橋一生)の元、陰の暗殺者人斬り抜刀斎こと緋村剣心(佐藤健)はこうして毎日のように、暗躍をしていました。

ある夜、いつもなら簡単に皆殺しができる武士の一群の中に、一人だけ斬っても斬っても立ち向かってくる男がいました。

その男・清里明良(窪田正孝)は、「俺には大事な人がいるから死ぬわけにいかない」と言って、絶命前の最期の一太刀で剣心の左頬に一本傷をつけました。

その頃、小さな旅館・小萩屋を桂たちは隠れ家とし、剣心ももちろんこの宿の奥の一室をアジトとしていました。

桂と剣心の出会いは1年前。高杉晋作(安藤政信)がつくった奇兵隊に剣心が入隊した時でした。

人並はずれた剣の腕前を持つ剣心を見て、桂はすぐに剣心を暗殺者にすることにします。以来、剣心は良き時代を作るために人を斬り続けることになったのです。

ある日、剣心は小萩屋の吞み処で男にからまれる女性を助けました。そして店を出た所で、何者かに襲われて返り討ちにしますが、その様子を助けてもらった礼を言おうと後を追ってきた女性に見られてしまいます。

急に降り出した雨の中、血しぶきをあびて呆然と立つ女性は、「あなたはいつも血の雨を降らせるのですね」とつぶやき、気を失ってしまいました。

現場を見られてしまった剣心は、口封じのためにその女性・雪代巴(有村架純)を傍に置くことにし、小萩屋へ連れて行きました。

帰るところもないと言う巴は次の日から、かいがいしく宿の仕事を手伝います。

ほとんど無表情で剣心に接する巴ですが、やがて剣心の人斬りをそれとなく諫め始めました。

「俺が斬るのは、刀を持った武士だけで、市井の人は斬ったりしない」という剣心に、巴は「では私が刀を持ったら、斬るのですか?」と尋ねます。

返答につまる剣心に「答えがわかった時、教えてください」という巴。

巴はさらに祇園祭でにぎわう京の町に剣心を連れ出し、「平和のための戦いなど本当にあるのでしょうか」と問います。

剣心は「祇園祭の稚児は、一番先頭にたって真っ先に結界を斬る。時代を進めるためには、このように、誰かが先頭に立って太刀を振らねばならないのだ」と答えます。

その後、部屋の片隅でうたたねをしていた剣心に、巴は上着をかけようとしました。人の気配に剣心は飛び起き、刀を巴につきつけます。

驚く巴に、やっと相手が誰かがわかり、謝る剣心。そして、「いつかの答えをだすが、どんなことがあろうと、あなただけは絶対に斬りはしない」と言いました。

巴が言った「平和のための戦い」という言葉は剣心の心に波紋を広げていき、剣心は、はたして自分のしていることは正しいことなのだろうかと、考え込みます。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『るろうに剣心 最終章 The Beginning』ネタバレ・結末の記載がございます。『るろうに剣心 最終章 The Beginning』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

(C)和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会

その頃、長州藩の謀反をかぎつけた新選組が、藩士が集まる旅籠の池田屋を襲撃。

桂の身を案じて剣心は池田屋に向かいますが、途中で新選組の沖田(村上虹朗)と遭遇し、たちまち斬り合いが始まりました。

新選組の中では沖田も優れた剣士です。ほとんど互角の戦いの中、せき込んで血を吐いた沖田を見て、剣心は刀をしまいます。

そこへ駈けつけた新選組隊士の斎藤(江口洋介)と顔を合わせますが、桂が無事に逃げたというので剣心はその場を去りました。

その後、池田屋事変で名声を得た新選組が堂々と京の町を牛耳るのに反し、長州藩は続く禁門の変でも敗れてしまいます。

桂は身を隠して時を待つことを決め、剣心にも巴を連れて京の町はずれの農村に潜むように言いました。

桂の命令でしたが、巴を憎からず思っていた剣心は、「共にいよう」と巴に声をかけ、農村に出向きました。

剣心と巴は畑仕事に精を出す、穏やかな日々を過ごします。剣心はこの毎日の中で、幸せとは何かと本当に知ったと言い、よく笑うようになった剣心に巴も心を動かされていきます。

そんな時、巴の弟と名乗る縁(荒木飛羽)がやって来ましたが、外出から帰ってきた剣心を凄い目でにらんで走り去りました。

その夜、巴は剣心に初めて自分の生い立ちを話し、婚約者が祝言前に京都の動乱に巻き込まれて命を落としたと語りました。

「新時代が訪れたとき、君が失った幸せを今度こそ僕が守り抜いて見せる」と剣心は誓います。

翌朝、剣心が眠っているうちに、巴は小刀を手にして突然姿を消しました。

巴がいないことに気がついた剣心のところに、長州藩の連絡係の飯塚(大西信満)がやって来て、巴は内通者だと知らせます。その証拠とされる巴の日記を剣心は恐る恐る読みました。

その頃、巴は剣心の命を狙う幕府直属の隠密組織「闇之武」の首領・辰巳(北村一輝)の元にいました。巴はここの組織の手の者だったのです。

縁まで手下にしたのかと問いただす巴に、辰巳はそっけなく「お前の恨みを早くはらせ」と言います。巴の婚約者とは、剣心の頬に傷をつけたあの若者だったのです。

(C)和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会

巴は弱みを探るために剣心に近づいたのですが、剣心のきれいな心に動かされています。状況を見ていた辰巳は、巴に頼らず、自分の手の者をすでに剣心に差し向けていました。

一方、巴を探して山道を歩く剣心に刺客が襲い掛かっていました。

白雪の降り積もる山中で、弓矢に射られ、突然上から切り株が落ちて来たり、木々の間から切り付けられたりと、剣心は傷だらけです。

剣心に斬られた敵たちは、自爆装置を使って自滅の道を選びます。至近距離の爆発は剣心の聴覚も視覚にもダメージを与えました。

耳もよく聞こえず、眼もあまり見えなくなった剣心に、今度はアジトから出て来た辰巳が襲います。

何度も斬りつけられてこれが最後と辰巳が剣を振り上げたとき、辰巳の後を這うように追いかけて来た巴が、辰巳の前に飛び出してその剣をつかみました。

そこへ、眼が見えなくなっていた剣心が一太刀斬り下ろしました。辰巳もろとも、巴は斬られて血しぶきをあげて倒れ込みます。

次第に視力を取り戻した剣心は、その惨状に何が起こったのかよくわからず呆然とし、倒れている巴を抱え起こしました。

瀕死の巴は小刀を剣心の左頬にあてて2本目の傷をつくり、「……あなた」と囁くように言い、絶命します。

「剣心は多くの人の命を奪ったけれど、新時代にはそれ以上の人を幸せにできる人」。

剣心は巴が日記に書き残していた言葉を胸に、改めて人を殺さずに新時代のために戦い抜くことを誓いました。

1868年。鳥羽伏見の戦いで幕府軍は敗れ、明治政府が誕生。

この戦いに参戦していた緋村剣心は、姿を消しました。剣心が再び‟るろうに”と名乗って現れるのは、10年後です。

映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の感想と評価

(C)和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会

復讐か愛か、究極の選択

「るろうに剣心」シリーズ完結編となる2部作の第2弾。第1弾は剣心の強敵との戦いを描きますが、本当のラストとなる本作では、剣心の心の傷とも言える十字傷にスポットを当てています。

凄腕の人斬りの顔につけられた2本の傷。1本は生きることへの強い執着心を持った若い侍につけられたもの。もう1本は、その侍の婚約者と一緒に自分でつけたもの。

年月が経てば古傷も癒えていきますが、剣心の頬の十字傷はなかなか消えません。それだけ強い想いが籠ったものと理解していましたが、その傷は想像以上に切ないエピソードを孕んでいることに驚きます。

婚約者の仇を取りたいために剣心の弱みをさぐろうと近づいた巴ですが、剣心の持つ良い世の中を願う純粋さに次第に惹かれていきます。

一方の剣心も、巴の平和を願う真っ直ぐな優しい気持ちと包み込んでくれるような包容力に癒されていきました。それが敵からの内通者と知った時の衝撃は、想像するに堪えられません。

復讐するのか、そのまま愛してしまうのか。禁断のラブストーリーを演じることになったのは、佐藤健と有村架純です。

複雑な胸中を表現するのに、言葉は少なく眼の動きで伝える様は、近づきたくても近づけない2人の距離感をとても良く出していました。

巴の最後の言葉は、「ごめんなさい。あなた」です。

口の動きははっきりとそれとわかるのですが、大友監督はわざと「ごめんなさい」のところをオフにしたと言います。

巴は何を謝ったのでしょう。自分が内通者であったことでしょうか。それとも剣心に全てを打ち明けられなかった負い目でしょうか。

このシーンは、巴がつけた2本目の頬の傷の意味とともに、観る人に‟復讐”か‟愛”かの結論を委ねていると言えます

集大成はラブストーリーで

(C)和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会

本作は、シリーズの中で唯一の愛の物語です。派手なアクションばかりでなく、巴という女性の存在を交えて、自然描写や街の様子などを背景に、剣心の持つ人斬りとしての悩みを鮮烈に描いています

新しい時代を迎えるために多くの人を斬らなければならないと思う剣心。

はた目には斬ることだけを楽しみとする狂人と見えるかもしれません。しかし、その内面はがたがたで、自分の行いに対して終始揺れ動いています。

人を斬れば自分もまた狙われます。だから油断や隙のない生活を強いられ、刀を抱いて座ったままの仮眠状態で休むことになります。

この状態で巴に起こされ、敵と思って刀を突きつける状況が、剣心の追い詰められた心境を物語っていました。

こんな複雑なぎりぎりの精神状態で敵と戦う剣心役を、佐藤健は10年もの期間を通して演じ切りました。剣心の成長ぶりは、剣心と同化したような佐藤健だから表現できたものでしょう。

最終章の第1弾に集結した他のキャストについても同じことが言えます。

シリーズの集大成を壮絶な悲恋のラブストーリーで締めくくるのも、「るろうに剣心」のルーツという意味があり、大きな成果と達成感を与えてくれる作品でした。

まとめ

(C)和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会

「るろうに剣心」シリーズ最終章の第2弾で、文字通りシリーズを締めくくる作品となった映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』

緋村剣心がなぜ殺さずの誓いを立てた経緯がわかり、頬の十字傷の謎もわかる作品です。そのラストは鳥羽伏見の戦いで、シリーズの第1作目2012年の『るろうに剣心』に繋がります。

作品タイトルが示すように、本作がるろうに剣心の‟始まり”になるわけです。この構成で、より一層、大友監督の作品への想いがストレートに伝わってきました。

可憐な有村架純が美しい巴役を熱演して、アクション映画のラストを飾ります。

たとえ残酷な結末であっても、それが剣心の生き様であり、「るろうに剣心」らしさを出していると言えます。

一人の人斬りだった若者の波乱に満ちた半生の物語は、この作品を持って幕を閉じます。感動的な圧巻の最終章でした。








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