「ジャック・スパロウ…今度はお前が死ぬ番だ」
全世界待望の大人気シリーズ5作目となる映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』をご紹介します。
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映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』の作品情報
【公開】
2017年(アメリカ)
【原題】
Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales
【監督】
ヨアヒム・ローニング、エスペン・サンドベリ
【キャスト】
ジョニー・デップ、ハビエル・バルデム、ブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラリオ、ケビン・マクナリー、ジェフリー・ラッシュ、オーランド・ブルーム
【作品概要】
『コン・ティキ』で一躍注目を集めたノルウェー人監督ヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ がメガホンを取った『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ5作目となる作品。
ジョニー・デップやジェフリー・ラッシュらおなじみのメンバーの他、ハビエル・バルデム、ブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラリオらが新たなキャストに加わっており、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』以降の出演のなかったオーランド・ブルームも登場する。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』のキャスト一覧
ジャック・スパロウ / ジョニー・デップ
1984年にウェス・クレイブン監督の『エルム街の悪夢』でスクリーンデビューを果たしたジョニー・デップは、1990年のティム・バートン監督作『シザーハンズ』に出演し、ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされるなど、一気に注目を集めることになりました。
その後『ギルバート・グレイプ』(1993)、『妹の恋人』(1993)、『エド・ウッド』(1994)、『デッドマン』(1995)、『フェイク』(1997)といった数々の名作に出演し、人気を博します。
2003年には『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの記念すべき第1作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でジャック・スパロウ役として初登場し、アカデミー賞にノミネートされるなど世界中でその演技が賞賛されましたね。
そしてシリーズ通算5作目にあたる本作『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』でももちろんジャック・スパロウを演じているジョニー・デップ。
今回がどんな危機に直面し、どう乗り越えていくのか…世界中がその動向を注視しています!
サラザール / ハビエル・バルデム
スペイン人俳優ハビエル・バルデムは、1990年に『ルルの時代』という作品でスクリーンデビューを果たしました。
翌1991年にはペドロ・アルモドバル監督の『ハイヒール』、1992年には現在の妻であるペネロペ・クルスのデビュー作『ハモンハモン』に出演。
『時間切れの愛』(1994)ではゴヤ賞助演男優賞、『電話でアモーレ』(1995)ではゴヤ賞主演男優賞を獲得し、その演技力の高さが評価されました。
2000年には『夜になるまえに』で主演を務め、ヴェネツィア国際映画祭男優賞を始め、インディペンデント・スピリット賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー主演男優賞を受賞し、世界的にもその名を轟かせることに。
2004年のアレハンドロ・アメーナバル監督の『海を飛ぶ夢』でも再びヴェネツィア国際映画祭男優賞を受賞した他、ヨーロッパ映画賞男優賞にも輝きます。
さらに、コーエン兄弟の『ノーカントリー』では強烈に個性的な殺し屋アントン・シガーを演じ、アカデミー助演男優賞など世界中の賞レースを席巻。
2010年には、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『BIUTIFUL ビューティフル』でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞し、あらゆる賞レースを獲得し続ける現代最高の俳優として輝き続けていますね!
そんなハビエル・バルデムが今回演じているのは、新キャストとなるサラザール。ジャック・スパロウの敵になる訳ですが、あまりこういったジャンルの作品には出演しいていないハビエル・バルデムがどんな演技を披露してくれるのか…要注目です!
カリーナ・スミス / カヤ・スコデラリオ
イギリスとブラジルのハーフであるカヤ・スコデラリオは、2007年にドラマシリーズ『スキンズ』に出演し、女優としてデビューを飾りました。
その後、ダンカン・ジョーンズ監督の『月に囚われた男』(2009)、『タイタンの戦い』(2010)、主演を務めた『嵐が丘』(2011)と着実にステップアップを重ねます。
2014年以降は『メイズ・ランナー』シリーズにヒロイン役として抜擢され、今最も大きな注目を集めている若手女優の一人といえますね。
そして本作『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』でもヒロインのカリーナ・スミス役として登場するカヤ・スコデラリオがどんな活躍を見せてくれるのか、今からもう楽しみです!
ヘンリー / ブレントン・スウェイツ
2010年ごろから俳優として活動を開始している、オーストラリア人俳優のブレストン・スウェイツ。
2014年のディズニー映画『マレフィセント』でフィリップ王子役に抜擢され、注目を集め始めました。
同年には『ギヴァー 記憶を注ぐ者』や『ガンズ&ゴールド』にも出演し、2016年にも『キング・オブ・エジプト』でメインキャストとして登場し、高評価を得ています。
本作ではジャック・スパロウの相棒であるヘンリーを演じており、オーランド・ブルーム同様スターダムを駆け上がることが出来るののか…注目して見ていきたいと思います!
ウィリアム・ターナー・ジュニア / オーランド・ブルーム
1997年の『オスカー・ワイルド』で端役として映画初出演を果たしたオーランド・ブルームは、2001年にあの『ロード・オブ・ザ・リング』でレゴラス役に大抜擢され、一気に注目を集めることになりました。
2003年には『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でウィル・ターナー役として初登場し、さらにその人気を不動のものとします。
その後も『トロイ』(2004)や『キングダム・オブ・ヘブン』(2005)といった歴史ものの他にも、キャメロン・クロウ監督の『エリザベス・タウン』、『ストレンジャー』(2010)、『ケープタウン』(2013)などに出演。
そして本作は『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』以来の出演となっており、今回はどういった立ち位置での出演となるのかが注目ポイントになりそうですね!
ヘクター・バルボッサ / ジェフリー・ラッシュ
元々舞台役者として名を馳せていたオーストラリア人俳優ジェフリー・ラッシュが、映画に出演し始めるようになったのは1981年頃から。
1996年には『シャイン』でアカデミー賞とゴールデングローブ賞で主演男優賞を受賞するなど、最高の評価を獲得します。
その後も『恋に落ちたシェイクスピア』(1997)、『エリザベス』(1998)、『クイルズ』(2000)と、常に高い評価を得続けることに。
2003年には『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でヘクター・バルボッサ役として登場し、これまでのイメージにはない役柄を演じ世界中をあっと言わせました。
以降もスティーブン・スピルバーグ監督の『ミュンヘン』(2005)、オスカーノミネート作の『英国王のスピーチ』(2010)、『鑑定士と顔のない依頼人』(2013)と常に話題の作品に出演し続けていますね。
本作でももちろんおなじみのヘクター・バルボッサ役として登場する訳ですが、御年65才となったジェフリー・ラッシュのますます円熟味が増した演技に注目です!
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』のあらすじ
海の死神サラザールは常にある男への復讐を目論んでいました。
その男の名は、ジャック・スパロウ。
復讐を完遂させるため、悪魔の海賊の乗組員を引き連れ、魔の三角海域バミューダ・トライアングルを脱出したサラザール。
彼はジャック・スパロウもろとも全ての海賊を絶滅させてやろうと決心していたのでした。
一方のジャック・スパロウは全ての呪いを解くための鍵を探していました。
その鍵となるのが、「ポセイドンの槍」と「最後の海賊」。
この2つを探すため、再び航海の旅に出発するジャック。
果たして、彼の行く末に待っているものとは一体…?!
そしてサラザールとジャック・スパロウを対決の行方は…?!
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』公開はいつから?
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』の劇場公開は、2017年7月1日(土)にスタートすることがすでに決定しております。
前売券や公開劇場などに関する情報は現在の所発表されておりません。(2017年4月20日現在)
第人気シリーズである『パイレーツ・オブ・カリビアン』ですから、当然全国で大規模な公開となることが予想されますが、日本での興行成績を見ていくと若干ではありますが下落傾向にあることは確かです。
とはいえ、他の作品に比べればシリーズ全作品に渡ってとてつもない大ヒットとなっているのは間違いありませんので、今回もメガヒット+ロングランが期待されるでしょう。
オーランド・ブルームが復帰したことや、こういったジャンルには珍しい名優ハビエル・バルデムが悪役として出演している点や、プライベートでは色々あったジョニー・デップへの関心も高いはずですから、様々な面で注目度が高い作品と言えますね。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』試写会はある?
※映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』の試写会情報は現時点で発表されておりませんので、あらたな情報が入り次第、随時更新してまいります。
まとめ
本作で監督を務めるのは、前作『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』のロブ・マーシャルではなくノルウェー人監督のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ。
2人は2012年のノルウェー映画『コン・ティキ』でアカデミー賞とゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミネートされるなどの実力者で、この作品がコン・ティキ号の航海をテーマにした海洋ものであることから白羽の矢が立ったのでしょうか?
真相の程は不明ですが、大注目の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』は2017年7月1日(土)スタートです!ぜひ劇場でジャック・スパロウの新たな冒険の旅をご覧ください!