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Entry 2021/04/06
Update

映画『モンスターハンター』ネタバレあらすじと感想評価。ラスト結末も【キャストのミラジョヴォヴィッチが怪物と闘う】

  • Writer :
  • 秋國まゆ

特殊部隊の兵士が未知のモンスターと戦うアクションアドベンチャー

ポール・W・S・アンダーソンが脚本・監督を務めた、2020年製作のアメリカのアクションアドベンチャー映画『モンスターハンター』。

シリーズ累計6500万本も売り上げる、カプコンの大ヒットゲームシリーズ「モンスターハンター」を、ハリウッドで実写化した映画です。

エリート特殊部隊を率いる軍人が、突如超巨大な砂嵐に巻き込まれ、近代兵器が通用しない巨大なモンスターと戦うことになる姿とは、具体的にどんな姿だったのでしょうか。

モンスターの狩猟を生業とするハンターと軍人がタッグを組み、迫りくる巨大モンスターと激闘を繰り広げていく、映画『モンスターハンター』のネタバレあらすじと作品情報をご紹介いたします。

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映画『モンスターハンター』の作品情報


(C)Constantin Film Verleih GmbH

【公開】
2021年(アメリカ映画)

【脚本・監督】
ポール・W・S・アンダーソン

【キャスト】
ミラ・ジョヴォヴィッチ、トニー・ジャー、ティップ・“T.I.”・ハリス、ミーガン・グッド、ディエゴ・ボニータ、ジョシュ・ヘルマン、オウヤン・ジン、ロン・パールマン、山崎紘菜

【作品概要】
バイオハザード」シリーズや『エイリアンVS.プレデター』(2004)などを手掛けた、ポール・W・S・アンダーソンが監督を務めるアメリカのアクションアドベンチャー作品です。

「バイオハザード」シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチが主演を務め、『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)のトニー・ジャーや、「ヘルボーイ」シリーズのロン・パールマンら豪華キャスト陣が出演しています。

映画『モンスターハンター』のあらすじとネタバレ


(C)Constantin Film Verleih GmbH

モンスターと人間が戦う新世界。

ある任務を任された大団長率いるハンターたちは、嵐の中に聳え立つ巨大な塔を目指して、砂漠の海を船で航海していました。

しかしその道中、ハンターたちの行く手を阻む者が現れます。それは、砂漠に棲むモンスター「ディアボロス亜種」です。

巨大で強靭な一対の角を持つ、雌のディアボロス亜種は、妊娠中で警戒心が強く、気性が荒くなっていました。

ディアボロス亜種は、突如砂漠に現れた侵入者のハンターたちに容赦なく襲い掛かります。

上下左右に激しく揺れる船、ついにディアボロス亜種に船底から押し上げられ、弓を持つハンターが砂漠の海に投げ出されてしまいました。

一方、我々が住む世界。

ある任務を任されたベテラン兵士、ナタリー・アルテミス大尉率いるエリート特殊部隊「ファルコン」は、バギー2台に乗って砂漠の中を走っていました。

しかし突如、別部隊のブラボー隊が嵐に飲み込まれ、その先で何かに襲われてしまい、ナタリーたちに無線で救援要請します。

ナタリーはベテランの特殊部隊の兵士リンクと、機械工のダッシュ軍曹と通信担当のマーシャル、兵士アックスとスティーラーと一緒に、ブラボー隊の救援に向かいました。

その道中、砂漠の砂すら巻き上げ飲み込む嵐の中に入ってしまったナタリーたち。嵐の中で発生した青白く強烈な雷は、ナタリーたちの近くに2列に並んでいた石碑に直撃します。

その瞬間、地面が割れて亀裂が生じ、ナタリーたちはバギーごと、為す術もなく裂け目に落ちていってしまいました。

次にナタリーたちが目覚めたのは、地図に載っていない砂漠と建造物、山、塔がある新世界でした。

戸惑うナタリーたちは、砂漠の海の中でブラボー隊の装甲車とバギーを見つけ、V字体型をとりながら近づいていきます。

ところがバギーや装甲車、ブラボー隊の隊員は全員、火炎放射器以上の火力を持つ何かに燃やされてしまっていました。周囲には敵に襲われた痕跡が一つも残っていないのに、ブラボー隊員の遺体は大きく欠損しています。

よく見ると、ブラボー隊がいる場所の砂は、燃えたことでガラス化していました。

それを見て呆然とするナタリーたち。彼女たちはすぐに、この事態を他の部隊に知らせようとしましたが、無線もコンパスも壊れて使えません。

ナタリーたちはとりあえず、元の世界に戻ろうとバギーに乗って、砂漠の中を走ります。その道中、ナタリーたちは巨大な恐竜の骨のようなものを発見。

その直後、ナタリーたちから離れた岩山にいるハンターが弓を構え、骨目掛けて矢を放ちます。

その衝撃で目覚めたディアボロス亜種は、矢を放ったハンターではなく、偶然その場に居合わせたナタリーたちに襲い掛かってきました。

ナタリーたちはバギーに乗りつつ、背後に迫ってくるディアボロス亜種目掛けて銃を連射。しかし、体全体を黒い甲殻で覆っているディアボロス亜種にはまるで歯が立ちません。

アックスとスティーラーが乗るバギーは、ディアボロス亜種による突進攻撃で吹き飛んでしまいます。

その衝撃でアックスは死亡。スティーラーは横転したバギーから這い出て、仲間の助けを借りてバギーの荷台に乗り込みました。

しかしミサイルを撃つ前、ナタリーたちが乗るバギーは、ディアボロス亜種に横転させられてしまいます。

スティーラーはその際、ディアボロス亜種の角に身体を刺されますが、死ぬ直前に持っていた手榴弾を、ディアボロス亜種の大きく開いた口に放り込みました。

ナタリーたち4人は、急いで近くの石の建造物が連なる場所へ逃げ込みます。その間、ハンターは火薬を仕込んだ特殊な矢を、ディアボロス亜種の角に命中させましたが、倒すには至りません。

ディアボロス亜種は、洞窟に入ったナタリーたちに近づけず、一旦諦めて砂漠の海の中に潜っていきました。

ナタリーたちは、突然正体不明の巨大なモンスターに襲われ、仲間2人が殺されたことに動揺しましたが、何とか気を取り直して先へ進みます。

しかしその瞬間、突如頭上から現れた蜘蛛のモンスター「ネルスキュラ」にナタリーが捕まってしまい、身体の至る所を刺されてしまいました。

重力に従って地面に落ちるナタリー。リンクたちは持っていた救急キットを使い、重傷を負った彼女の傷の手当てをしようとします。

ところが、洞窟内に大量のネルスキュラが集結してしまい、リンクたちはやむを得ず、ナタリーを置き去りにして洞窟内を逃げ回りました。

マーシャルはネルスキュラが出す糸に捕まり、そのまま捕食されて死亡。リンクとダッシュは必死に逃げましたが、別のネルスキュラに捕まってしまいます。

ナタリーはリンクたちの悲鳴を聞きつけ、意識が朦朧としながらも、彼らを救おうと這って動きました。

しかしそれよりも先に、ナタリーは別のネルスキュラの糸に捕まってしまいます。ネルスキュラの繭の中で目覚めたナタリーは、何とか繭の中から脱出。

そこにはナタリーがいた繭の他にも、複数の繭があり、近くには無数のネルスキュラの卵がありました。

ネルキュラの巣の中にいたナタリー。彼女は他の繭の中にダッシュを見つけたものの、既に彼女は死んでいたことに絶叫します。

ナタリーは、地面に落ちていたマーシャルのネームタグを見つけ、彼の死を悟りました。

その後、ナタリーは辛うじて生きていたリンクに肩を貸し、彼の救急キットから発煙筒と銃弾をいくつか、酸素ボンベ1本を持って脱出を試みます。

しかし、発煙筒の明かりに引き寄せられたネルスキュラと遭遇しました。

リンクは絞めつけるような左胸の痛みに耐えきれず、左胸を掻き毟りながら服を脱ぎます。

その時ナタリーが見たのは、リンクの左胸と脇腹に生みつけられたネルスキュラの卵。

その直後、ネルスキュラの卵は孵化し、ネルスキュラの子供がリンクの上半身を這いずり回りましたが、ネルスキュラにリンクごと捕食されてしまいました。

ナタリーは発煙筒の火に酸素ボンベの酸素を噴射し、目の前にいるネルスキュラを火炙りにして、その隙に洞窟の出入り口を昇って出ようとします。

火だるまになってもなお、ネルスキュラはナタリーを執拗に追いかけ、彼女の右足首を鋭い手で突き刺し、洞窟内へ引き摺り込もうとしました。

ナタリーはネルスキュラの顔を何度も左足で蹴り、右足から手が離れた瞬間、地上へ繋がる出口から無事脱出。

ネルスキュラは洞窟から出たナタリーに襲い掛かろうとしましたが、陽の光に弱いのかそれ以上前には出ず、暗い洞窟内へ引き返していったのです。

ナタリーはそんなネルスキュラに悪態を吐いた後、銃弾から火薬を取り出して右足首に置き、ナイフを擦ってできた火花に引火させて焼いて治します。

何とか足を動かせるようになったナタリーは、岩山の頂上に登り、そこにあった石ころを苛立ちついでに砂漠の海へ放り投げました。

その衝撃で再びディアボロス亜種が出現。ディアボロス亜種は、岩山の陰に隠れたナタリーを見つけられず、砂漠の海の中へ潜っていきました。

その後、ナタリーは難破し大破した複数の船を発見。そこに偶然いたハンターと出会います。

ナタリーたちはお互い、別の世界の言葉を喋っているため言葉が通じず、お互いを敵だと認識して警戒していました。

それ故にハンターの棲み処に連れて行かれてもなお、ナタリーはハンターと子供みたいな喧嘩と、死闘を繰り広げていきます。

そんなナタリーたちは取っ組み合いの末、ハンターの棲み処から転げ落ちてしまい、ネルスキュラの棲み処へハンターが落ちてしまいます。

以下、『モンスターハンター』ネタバレ・結末の記載がございます。『モンスターハンター』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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(C)Constantin Film Verleih GmbH

ナタリーは、目の前でネルスキュラに引きずり込まれようとしているハンターを見て、毒気が抜けたのか、彼を助けてチョコレートを分け与えます。

ハンターはチョコレートの味に感動し、ナタリーへの警戒心を解きました。ナタリーはジェスチャーと単語だけで、砂漠の向こうにある嵐に巻き込まれて新世界にきたこと、嵐の中にある裂け目を通って元の世界に戻りたいことを伝えます。

その為に必要なバギーを調達するには、ディアボロス亜種の討伐が不可欠です。そこでハンターは、ネルスキュラが持つ毒を使って、ディアボロス亜種を討伐しようとナタリーに提案しました。

何故ならネルスキュラの背中からは、結晶化した毒液が針のように伸びているからです。

ハンターはナタリーと協力関係を結び、彼女にハンターナイフや双剣の扱い方、新世界での戦いからを教えて鍛えます。

さらにハンターは、ナタリーに自身の防具を分け与え、丸腰の彼女に装備させました。

日が暮れた頃、ハンターはナタリーを餌に、洞窟から引きずり出した1体のネルスキュラを罠にかけ、大剣によるジャンプ斬りで討伐します。

ハンターは、自身の棲み処にナタリーと帰還した後、ネルスキュラを捌いて毒を採取。それを矢に括りつけて、毒矢を作りました。

次の日、ナタリーたちはディアボロス亜種をわざと起こし、船の残骸へ誘き寄せます。

あらかじめ作っておいた投擲台に大タルを乗せ、ディアボロス亜種の顔にぶつけて怯ませてから、ハンターが毒矢でディアボロス亜種を仕留めようとしました。

毒矢はディアボロス亜種の左目に命中。ディアボロス亜種の目を眩ませているうちに、ナタリーはバギーに向かいます。

ハンターは、激痛に悶えるディアボロス亜種の脳天に大剣を突き刺しましたが、暴れたディアボロス亜種の長い尻尾で吹き飛ばされてしまいました。

ナタリーはバギーにあった銃火器をありったけディアボロス亜種に浴びせた後、スリンガーを使って、ディアボロス亜種の頭部に乗っかります。

そしてナタリーは、ハンターが突き刺した大剣を両手に持ち、より深く差し込んで討伐しました。

ディアボロス亜種討伐後、ナタリーは救急キットを使ってハンターに蘇生術を施し、彼を包んだサバイバルテントをロープで繋いで、引っ張りながら砂漠の海を歩きます。

吹き荒れる砂嵐が去った後、ハンターは意識を取り戻し、ナタリーと一緒に旅を続けました。

しばらくして、甲殻の発達が著しい草食種モンスター「アプケロス」や、シュモクザメのような平たい顔と巨大なヒレをもつモンスター、「ガレオス」がいる熱帯雨林に辿り着いたナタリーたち。

ハンターは、ナタリーに襲い掛かってきたガレオスを一撃で討伐し、捌いた肉を焼いて、ナタリーと久しぶりの食事にありつきます。

その夜、焚火のそばで体を休めていたナタリーたち。そこへ突如、巨大リオレウスが現れ、空から熱帯雨林を炎で燃やしていきました。

巨大リオレウスは、血を思わせる赤色と漆黒に塗られた鎧のような甲殻を身にまとい、炎を巧みに操る火竜の巨大な個体であるモンスター。

巨大な翼を持つ巨大リオレウスは、類い稀なる飛行能力を持ち、大空からの襲撃や火球のブレスを組み合わせた攻撃で多くの生物を圧倒する、通称空の王者です。

巨大リオレウスの襲撃により、棲み処を追われたアプケロスの群れは、ナタリーたちに襲い掛かってきます。

そんな2人を助けたのは、剣モードにしたスラッシュアックスを肩に担ぐ大団長と、双剣を持つ若手ハンターのエイデンと調査員のリンダ、受付嬢らハンターの仲間でした。

無事アプケロスの群れに踏み潰される危機を脱したナタリーは、一緒に追い払おうと戦った大団長に礼を述べましたが、彼に殴られて昏倒させられてしまうのです。

ハンターとはぐれてしまってから、大団長たちが修理した船の中で、檻に閉じ込められてしまったナタリー。エイデンたちは、そんな彼女を珍しいものを見るように眺め、からかいました。

ハンターはそんな彼らを追い払いましたが、複雑そうな表情をしただけで、ナタリーを助けませんでした。

ナタリーは自力で両手の拘束を解き、近くにあった板を使って真下の扉の錠を壊して脱出。

ナタリーが武器になりそうなナイフを手に取ろうとした直後、料理長のアイルーが現れ、ナイフを取り返します。

人間のように2本足で立ち、喋るアイルーに驚くナタリー。そんな彼女を見つけたハンターは、笑ってアイルーを紹介しました。

ハンターは、甲板にいる大団長の元へ、ナタリーを連れて行きます。ハンターから事情を聞いた大団長は、ナタリーと同じ世界の言葉で、彼女へ己がした非礼を詫びました。

自分と同じ言葉を理解し、話せる大団長に驚くナタリー。大団長はそんな彼女に、昔ナタリーたち以外の異世界人が門を通ってきたことがあり、彼らと会ったことで異世界の言葉を理解し、話せるようになったと告げます。

その話の後、大団長はナタリーに、自分たちは古代人が高度なテクノロジーを駆使して建設した塔、「テンロウ」を調査しに来たのだと話しました。

古代文明は、発達しすぎたテクノロジーによって滅んでしまったものの、古代人はテンロウに異世界への門を作り、巨大リオレウスにテンロウを守らせているのです。

大団長たちはテンロウへの航海の途中、ディアボロス亜種に襲われ、ハンターとはぐれてしまいました。

その後、大団長たちは船の修理と負傷した仲間の手当てに時間を割いてしまいます。ようやく準備が整ったため、大団長はナタリーに、一緒に巨大リオレウスを討伐してくれないかと頼みます。

大団長たちはテンロウの謎の解明、ナタリーは不安定ながらも開いている門から元の世界へ帰還するため、協力関係を結ぶことにしました。

テンロウ前に到着後、大団長たちとナタリーはそれぞれ武器を持ち、散開して巨大リオレウスの討伐に挑みます。

しかし、受付嬢の後ろにいた、片手剣を装備したハンターたちが、巨大リオレウスが放つ火球のブレスに次々と焼かれていってしまいます。

大団長は火力を高めたスラッシュアックスで、巨大リオレウスに戦いを挑んでいきます。ハンターは弓、ナタリーは2つの剣を交差させると光りを放ち炎をまとう双剣で、大団長を援護しました。

巨大リオレウスの1番近くで戦っていたナタリーは、巨大リオレウスの火球のブレスの直撃を免れたものの、吹き飛ばされた勢いで門の中を潜り抜けます。

無事元の世界に戻れたナタリーは、連絡が途絶えたことで救援に駆けつけた別部隊「レッドウルフ」に救助されました。

ところがそこへ、ナタリーを追いかけてきた巨大リオレウスが出現。巨大リオレウスは戦闘機1機を破壊し、もう1機に追突させて2機とも墜落させてしまったのです。

地上部隊が戦車で攻撃するものの、巨大リオレウスにはまるで歯が立ちません。巨大リオレウスは戦車ごと地上部隊を焼き殺し、空から近づく軍用機の両翼を足で破壊。

さらに巨大リオレウスは、ナタリーが乗る輸送機も襲い、軍用機同様、墜落させます。ナタリーは自力で輸送機から降り、倒れた兵士からグレネードランチャーの弾を奪いました。

ナタリーは、スリンガーを使って巨大リオレウスに近づき、ハンターナイフで右翼を斬りつけます。

これに激怒した巨大リオレスは、大きな口を開けてナタリーを炎で焼き殺そうとしました。

この瞬間、大団長から「巨大リオレウスが炎を吐こうと大きな口を開いた瞬間、隙が生まれるから討伐するチャンスだ」と聞いていたナタリーは、グレネードランチャーの弾を口の中に放り込みます。

グレネードランチャーの弾の火薬に炎が引火し、巨大リオレウスの体内で大爆発が起きました。しかし、これでも討伐には至らず、巨大リオレウスはナタリーを殺しにかかります。

絶体絶命のピンチに陥ったナタリー。そこへ、巨大リオレウスを追って門を潜ってきたハンターが、火薬を仕込んだ矢を放ち、再び大爆発を起こして討伐しました。

ナタリーはハンターと、彼と一緒に来た大団長と合流。新世界へ戻り、彼らと一緒に戦うと決心します。

その際、ナタリーと大団長はこんな会話をしていました。

「一緒に新世界に戻って、災厄をもたらすテンロウを止める」「まずは目の前のモンスターを片付けてからだ」と。

そこへ門をくぐってきた、新世界でも目撃例が少ない謎のモンスター「ゴア・マガラ」が出現。

ナタリーは大団長から渡された片手剣、ハンターは操虫棍、大団長はスラッシュアックスを持ち、ゴア・マガラの討伐に取り掛かります。

ナタリーたちはゴア・マガラと戦いつつ、新世界へ帰還。昔、大団長の相棒として狩猟をしていた料理長のアイルーも、武器を持ってナタリーたちを援護します。

ナタリーたちに向かって咆哮をあげるゴア・マガラ。ゴア・マガラとナタリーたちの戦いを、テンロウから眺める謎のフードを被った者の姿を映し、物語は幕を閉じました。

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映画『モンスターハンター』の感想と評価


(C)Constantin Film Verleih GmbH

ナタリーたち特殊部隊に突如襲い掛かる、巨大モンスター「ディアボロス亜種」。

ゲームの中ではそこまで大きさを感じなかったものの、実際に人間と比べると物凄く大きいのだなと実感します。

しかもディアボロス亜種も巨大リオレウスも、近代の兵器が何一つ効かないところに驚いた人が多いことでしょう。

モンスターの狩猟の仕方も弱点も、攻撃を与える隙すらさえ分からないナタリーの仲間が、為す術なく散っていった場面に愕然とします。

そんな中で唯一生き残ったナタリーは、本当に奇跡に近いのではないでしょうか。

ナタリーとハンター、ナタリーと大団長率いるハンターたち、それぞれの共闘する場面は、ゲーム以上に迫力があって面白いです。

実際に『モンスターハンター』のゲームを一度でもやったことがある人にとっては、自分が使っていた武器で、自分が戦った敵と戦っていることに大興奮することでしょう。

ただ残念だったのは、ディアボロス亜種が脳天を刺されただけで呆気なく死んでしまったところと、モンスターと戦う場面の少なさ、ハンターたちの活躍の場の少なさです。

もう少し色々なモンスターが現れ、ハンターたちが激闘を繰り広げていくのを想像していた人にとって、少し物足りなく感じてしまいます。

まとめ


(C)Constantin Film Verleih GmbH

ナタリーたち特殊部隊と、モンスターの狩猟を生業とするハンターたちが、巨大モンスターと激闘を繰り広げるアクションアドベンチャー作品でした。

ナタリーを演じるミラ・ジョヴォヴィッチや、ハンターを演じるトニー・ジャーが繰り出すアクション場面は、アクション映画で活躍する彼らだからこそできる、迫力満点の戦いばかりです。

「ディアボロス亜種」や「巨大リオレウス」との戦いは、実際にモンスター相手の戦いはこんなものかと実感できるような、手に汗握るスリルと臨場感を味わえます。

戦車も戦闘機も銃弾も効かないモンスターたち。そんなモンスターを協力し合いながら討伐したナタリーたちが、次に挑んだ「ゴア・マガラ」の討伐。

まるで続きがありそうな終わり方なので、続編があったら是非観たいと思えるほど、本作はアクションアドベンチャー映画好きにはたまらなく面白い作品です。

近代の武器が通用しない巨大モンスターと、特殊部隊の兵士とハンターが激闘を繰り広げていくハリウッドのアクションアドベンチャー映画が観たい人に、オススメの作品となっています。





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