Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

アクション映画

Entry 2018/05/19
Update

映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』あらすじとキャスト

  • Writer :
  • 若松れん

2018年8月3日(金)に公開予定となっているトム・クルーズ主演のシリーズ第6弾!映画『ミッション:インポッシブル フォールアウト』のご紹介です。

これまで以上に最難関のミッションに挑むイーサン・ハント。そのためにトム・クルーズはヘリコプターの操縦免許も取得したといいます。

彼は一体どこまでクオリティを上げていくのか…。今回は常に上を目指し続ける映画『ミッション:インポッシブル フォールアウト』についてお知らせします。

映画『ミッション:インポッシブル フォールアウト』の作品情報


(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

【公開】
2018年(アメリカ映画)

【原題】
Mission: Impossible – Fallout

【監督】
クリストファー・マッカリー

【キャスト】
トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ヴィング・レイムス、レヴェッカ・ファガーソン、ショーン・ハリス、アレック・ボールドウィン、ミシェル・モナハン、ヘンリー・カヴィル、ヴァネッサ・カービー、アンジェラ・バセット、ショーン・ブルック、ウェス・ベントリー

【作品概要】
映画『ミッション:インポッシブル フォールアウト』は、トム・クルーズの代表作として知られている『ミッション:インポッシブル』のシリーズ6作目となる作品で、トム演じるイーサン・ハントとスパイ組織IMFに所属するチームが、過酷なミッションに挑むスパイアクション映画です。

トム・クルーズが身体を張った華麗かつ度肝を抜くアクションや爆破シーンなど、CGを使わないド派手な演出はシリーズの魅力であり最大の見どころ。本作の制作陣には、シリーズ3作目『M:i:III 』が出世作となったJ.J.エイブラムスも名を連ねています。

監督は前作と同じくクリストファー・マッカリー

今回の監督は、シリーズ5作目の『ミッション:インポッシブル ローグネイション』でも監督を務めたクリストファー・マッカリー。

2008年にはトム・クルーズ主演の映画『ワルキューレ』で制作を担当し、2012年の映画『アウトロー』では監督を務めていました。

1995年公開の映画『ユージュアル・サスペクツ』では、アカデミー賞脚本賞を受賞した、脚本家であり映画プロデューサーとして名を馳せている人物。

2000年に初監督作品となった映画『誘拐犯』では脚本も務めています。

今回、トム・クルーズ主演作品で監督を務めるのは2作目となり、トム・クルーズからも信頼されている監督であることが見受けられます。

『ミッション:インポッシブル フォールアウト』キャスト


(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

イーサン・ハント役/トム・クルーズ

『ミッション:インポッシブル』シリーズの主役であるイーサン・ハント役はトム・クルーズが演じています。

映画『7月4日に生まれて』(1989)や『ザ・エージェント』(1996)ではゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞

出演作品では、アカデミー賞を初めとする数多くの賞にノミネートされるなど、ハリウッドを代表する大物俳優として、また映画プロデューサーとしても知らない人はいないでしょう。

『ミッション:インポッシブル』シリーズは1996年にトム・クルーズが初めて映画プロデューサーとして制作に乗り出した作品であり、監督も自らが選出しているとのことで、本作シリーズへのこだわりが垣間見れます。

ベンジー・ダン役/サイモン・ペッグ

IMFの天才ハッカー・ベンジ役を演じているのは、イギリスでスタンダップ・コメディアンとしてデビューしたサイモン・ペッグ。

2004年にエドガー・ライトとニック・フロスト共同制作してヒットしたホラーコメディ『ショーン・オブ・ザ・デッド』で注目されました。

またイギリスの人気ドラマ『ドクター・フー』のエディター役や、映画『スター・ウォーズ』のモンゴメリー役などでも知られています。

イルサ・ファウスト役/レベッカ・ファーガソン

イルサ役のレベッカ・ファガーソンは、前作『ミッション:インポッシブル ローグネイション』から出演しました。

テレビドラマ『The White Queen』でメインキャストとして出演し、ゴールデン・グローブのミニシリーズ演技賞で、主演女優賞にノミネートされた実力派女優です。

エージェント・ウォーカー役/ヘンリー・カヴィル

ヘンリー・カヴィルはシリーズ初登場となるキャラクターで、イーサンを疑うCIAののエージェント・ウォーカー役を演じています。

今回、イーサンと対立するというウォーカーは、『マン・オブ・スティール』のクラーク・ケント/スーパーマン役として知られているイギリス出身の俳優。

筋骨隆々のヘンリー・カヴィル演じるウォーカーを前に、イーサンはどのように交わしていくのかも見どころ。

映画『ミッション:インポッシブル フォールアウト』あらすじ


(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

何者かにプルトニウムが盗まれ、3つの都市の同時核爆発計画が浮上。

今回IMFのミッションとなったのは、核爆発のターゲットとなった3つの都市を救うというものでした。

犯人の手掛かりはなく、困難を極めるイーサンやIMFチームに与えられた猶予は72時間。

しかし、この事件とイーサンとの関与を疑ったCIAは、敏腕エージェント・ウォーカーを送り込みます。

これによってイーサンは、シリーズ史上最難関のミッションに加え、エージェントとの対立にも巻き込まれていく…。

『ミッション:インポッシブル フォールアウト』の驚くべき裏側


本作の制作中、トム・クルーズがビルからビルに飛び移るというシーンの撮影中に、腕を骨折する事故が起こったというショッキングなニュースも入ってきました。

しかし、中断していた撮影もすぐに再開し、公開日も予定通りということで、トム・クルーズのシリーズに掛ける強い想いはファンの心にも強く印象付けられたことと思います。

『ミッション:インポッシブル フォールアウト』では、シリーズ史上最難関のミッションに挑むということが告知されていますが、今回はさらにトム・クルーズがヘリを操縦するというシーンのために、自ら操縦免許を取得。

自分の操縦するヘリからぶら下がるという超危険なアクションシーンもあるようです。本シリーズでは、”CGを使わない”というトムのこだわりがあるので、今まで骨折をしなかった方が不思議でなりません。

『ミッション:インポッシブル フォールアウト』の感想と評価

これまでのシリーズの評価をロッテントマトで比較すると、1作目、2作目はどちらも60%前後の数字でしたが、3作目には75%にまで上昇したことで、世界的にも高く評価されていることが分かりました。

さらに4作目、5作目には90%以上の高評価を獲得し、まさに世界が待ち望んでいるスパイアクション映画と言えると思います。

これまでは、ひとつのミッションを遂行するという展開でしたが、今回は3つの都市を同時に守らなければいけないことと、CIAのエージェント・ウォーカーとの対立しなければならないということで、イーサンだけではなくIMFのメンバーたちのさらなる活躍が見込めそうです。

私は全作品を観ましたが、回を重ねるごとにアクションもド派手になっていると感じました。

それでも、トム・クルーズに年齢の衰えも感じませんし、チャーミングなところも相変わらずです。

今回は特に、トムがヘリコプターを操縦するというので期待も大きいのですが、ヘリを通して見える壮大な風景も見どころのひとつなので、トムのアクションとともに、背景にも注目して頂ければと思います。

まとめ

トム・クルーズ最新作『ミッション:インポッシブル フォールアウト』は、2018年8月3日(金)公開です。シリーズ史上最難関のミッションに挑むイーサンの活躍を是非劇場でお楽しみください。

関連記事

アクション映画

映画『シェーン』あらすじネタバレと感想とラスト結末も考察解説。名作西部劇で流れ者は死んだのか⁈

公開60周年となる2013年にデジタルリマスター化された名作西部劇『シェーン』 最近は名作映画が次々にデジタル・リマスター版として、美しい映像で返り咲き上映されています。 西部劇の名作『シェーン』も、 …

アクション映画

『ワイルドスピードX3 』ネタバレあらすじ感想と結末ラストの評価解説。東京ドリフトで北川景子ら日本人キャストも熱演する

メガヒットカーアクション「ワイルド・スピード」シリーズの第3作。 ジャスティン・リンが監督を務めた、2006年製作のアメリカのメガヒットカー・アクション映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRI …

アクション映画

映画『ダーティファイター』ネタバレあらすじ感想と結末の評価解説。オラウータン(クライド)の愛しさと滅法強いのストリートファイターの勇ましさ!

長距離トラック運転手が巻き起こす喧嘩と恋を描いたアクションコメディ! ジェームズ・ファーゴが監督を務めた、1978年製作のアメリカのアクションコメディ映画『ダーティファイター』。 アメリカ大陸を股にか …

アクション映画

レッドクリフ パート2|ネタバレあらすじ感想と結末ラスト評価。金城武が諸葛孔明を演じる三国志実写化作品

『三国志演義』を完全映画化した歴史スペクタクル・アクション巨編第2部! ジョン・ウーが脚本・製作・監督を務めた、2009年製作のアメリカ・中国・日本・台湾・韓国合作の歴史スペクタクル・アクション映画『 …

アクション映画

福山雅治映画『マンハント』あらすじと感想。ジョン・ウーは鳩をリメイク版でも飛ばしたか⁈

映画『マンハント』は2月9日(金)より日本公開! 福山雅治&チャン・ハンのダブル主演で、監督はジョン・ウーという中国映画『マンハント』は、1976年の日本映画『君よ憤怒の河を渡れ』のリメイク …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学