歌川たいじのコミックエッセイ「母さんがどんなに僕を嫌いでも」を、注目の若手俳優太賀が主演を務め、吉田羊と共演で実写映画化。
映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』は、11月16日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、イオンシネマほかで全国公開です。
本作の公開を記念し、読書の秋に原作と合わせて観たい「感動のコミックエッセイ実写映画特集」をお届けします!
共感が反響へ。実話だからこそ心に響く珠玉の作品たちをお楽しみください。
CONTENTS
『母さんがどんなに僕を嫌いでも』とは
新版「母さんがどんなに僕を嫌いでも」書影
歌川たいじが実体験をもとに書き綴り大きな反響を呼んだコミックエッセイ「母さんがどんなに僕を嫌いでも」。
2013年に発行された、自身の母親との問題を乗り越え、母親の愛を取り戻していくストーリーです。
原作者の歌川たいじ氏
ユニークで愛らしいイラストのタッチで壮絶な過去を赤裸々に綴った本作は多くの感動と共感の声を生み、2018年秋、ついに実写映画化に至りました。
主演には若手実力派俳優として注目を浴びる太賀が抜擢され、母役は昨今、活躍の勢い収まらない吉田羊が熱演しています。
実体験を描いているからこそ心に響くコミックエッセイはフィクションにはない魅力が満載です!
読書の秋、原作と合わせて観たい映画4作品
『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(2018)
親からも友達からも愛されたことがない青年が、壮絶な過去を乗り越えて、自分を拒絶してきた母の愛をつかみ取るまでの奇跡の実話。
主人公・タイジを演じるのは、若手俳優のなかでも演技力の高さに定評のある太賀。
タイジを心身ともに傷つけてしまう母・光子役は、実力と人気を兼ね備えた女優・吉田羊が演じました。
タイジを支える友人役を森崎ウィン、白石隼也、秋月三佳が好演しています。
他にも木野花をはじめとした実力派俳優陣が脇を固め、監督を『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』や連続ドラマW『ダブル・ファンタジー』の御法川修が務めます。
主題歌『Seven Seas Journey』はゴスペラーズが本作の為に書き下ろし、奇跡の物語を優しく包み込んでいます。
『ダーリンは外国人』(2010)
原作は2002 年に発売されて以来、ロングセラーヒットとなっている漫画家・小栗左多里の大人気コミックエッセイ「ダーリンは外国人」シリーズ。
漫画家のさおりと語学好きな外国人トニーの国際カップルが織り成すラブコメディー作品です。
異文化に育った恋人同士ならではの日常やギャップを乗り越えて国際結婚というハッピーエンドを迎えることができるのか?!
主人公さおり役を井上真央が演じたほか、国仲涼子、國村隼、大竹しのぶら日本映画界を代表する豪華キャスト陣が脇を固めました。
『ツレがうつになりまして』(2011)
実写ドラマ化もされた細川貂々の同名コミックエッセイを、『半落ち』の佐々部清監督が映画化。
実直なサラリーマンの夫に頼りきりだった漫画家の妻が、夫がうつ病になったことをきっかけに、これまでの自分たちの姿を見つめ直し、共に成長していく夫婦のきずなを描いた感動のラブストーリーです。
NHK大河ドラマ『篤姫』でも共演し好評を博した宮崎あおいと堺雅人が、互いを思いやろうとする主人公夫婦を絶妙なコンビネーションで演じています。
シリアスな題材でありながら、ハートウオーミングな感動を与えてくれる一作です。
『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(2018)
インターネットの質問サイトで反響を巻き起こし、コミックエッセイにもなった伝説的投稿を基にしたコメディードラマ。
平凡なサラリーマンの夫と、毎日死んだふりをして彼を迎える妻の日常を描きました。
榮倉奈々、安田顕が演じる変わり者の妻と冷静な夫が繰り広げるユーモラスなやりとりは可笑しくも愛らしく感じます。
結婚3年目の夫婦が一風変わったコミュニケーションにより見つけ出した“本当の夫婦”になるための答えとは。
ユニークな入り口からは予想できない味わい深いラストに心が温まります。
映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも 』の作品情報
【公開】
2018年(日本映画)
【原作】
歌川たいじ『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(KADOKAWA刊)
【監督】
御法川修
【主題歌】
ゴスペラーズ『Seven Seas Journey』(キューンミュージック)
【キャスト】
太賀、吉田羊、森崎ウィン、白石隼也、秋月三佳、小山春朋、斉藤陽一郎、おかやまはじめ、木野花
映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』のあらすじ
タイジ(太賀)は小さい頃から大好きな母、光子(吉田羊)に愛されないまま、壮絶な家庭環境の中で 育てられました。
耐えかねて17歳で家を飛び出し、一人で生きてきたタイジでしたが、友人の言葉に動かされ、母と向き合う覚悟をします。
大人になっても自分を拒絶していた母に歩み寄り、タイジは母からの愛を取り戻すために立ち向かっていきます。
まとめ
コミックエッセイ実写映画特集、いかがでしたでしょうか。
実話、実体験だからこそ響く、悩みと苦しみ。
それを乗り越えられるのは、人との関わりがあるからこそ。
深まって行く秋。原作とともに、実写化された映画をお楽しみください。
映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』は11月16日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、イオンシネマほか全国公開です!