Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

福島拓哉映画『モダン・ラブ』欧州三冠記念で下北沢トリウッドにて凱旋上映!

  • Writer :
  • 名保田奈緒子

欧州三冠記念!リピーター続出の話題作が下北沢に凱旋。

長編映画『モダン・ラブ』上映決定と、短編『LEGACY TIME』も併映!

初公開となった6月のトリウッドの上映では、リピーターが続出するなど大盛況となり、ニース国際映画祭・最優秀音響賞をはじめ、ハンブルク日本映画祭・特別芸術賞、マドリッド国際映画祭・最優秀VFX賞など、参加した映画祭で多くの映画受賞するなど評価も高い作品です。

福島拓哉監督の長編映画『モダン・ラブ』がトリウッドに凱旋です。

映画『モダン・ラブ』の作品情報


(C)P-kraft、ラフター

【公開】
2018年公開(日本映画)

【脚本・監督】
福島拓哉

【キャスト】
稲村梓、高橋卓郎、芳野正朝、今村怜央、佐藤睦、ヤン・イメリック、川瀬陽太、町山博彦、大木雄高、園部貴一、草野康太

【作品概要】
東京国際映画祭ほか世界各国の映画祭で注目された、『アワ・ブリーフ・エタニティ』の福島拓哉監督による8年ぶりのSFラブストーリー映画。

主演は舞台やラジオドラマで活躍する稲村梓。またスペインのカタルーニャ地方でもロケを敢行。

映画『モダン・ラブ』のあらすじ


(C)P-kraft、ラフター

東京、現在。NASAは生命体の存在する新惑星エマノンを発見したことを発表。

人々は新惑星ニュースで盛り上がりますが、一方で異常気象が頻発していました。

旅行代理店でアルバイトしながら、理論物理学を研究する大学院生ミカは、5年前に失踪した恋人テルのことを忘れられませんでした。

出会い系アプリで知り合った男で孤独を紛らわせながら、妄想でテルと会話する日々を送っていました。


(C)P-kraft、ラフター

そんなある日、ミカは発作的に既視感を覚えるようになり、もう1人の自分と出会います。

それぞれのミカには異なる状況が存在していました。やがてミカは、人生を左右する選択を迫られると、「ここではないどこか、行けるところまで行ってみたい」と…。

映画『モダン・ラブ』の鑑賞ポイント


(C)P-kraft、ラフター

本作品『モダン・ラブ』の主演はラジオドラマ 『NISSAN あ、安部礼司』や、演劇ではつかこうへい作品などで注目された稲村梓。

短編映画『LEACY TIME』の好演からこの作品への主演に抜擢され、パラレルワールドを行き来する“一人三役”をみごとに演じ、愛する恋人を失った女性の孤独と葛藤。

また、その先に待ち受けた新たな心の揺らぎをみごとに表現しています。

ストーリーは東京を舞台にしていますが、海外ロケのスペイン・カタルーニャ州でのロケを敢行。現地入りした福島拓哉監督は「まさにイメージ通り」と言った、非日常的で美しい映像にも注目です。

これらを活かした福島拓哉監督は、得意としたサイコ・ファンタジー作品に仕上げ、心に刺さる痛々しい青春映画にもなっています。

そのような魅力を評価したのは、東京国際映画祭のみならず、海外の映画祭でも高く評価されました。

●ニース国際映画祭・最優秀音響賞
●ハンブルク日本映画祭・特別芸術賞
●マドリッド国際映画祭・最優秀VFX賞
●アムステルダム国際フィルムメイカー映画祭正式上映(オランダ)
●サウステキサス国際映画祭正式上映(アメリカ)
●ジャカルタ国際フィルム&アートフェスティバル(インドネシア)
●セブ国際映画祭コンペティション部門正式上映(フィリピン)

映画『モダン・ラブ』下北沢トリウッドにて凱旋上映!


(C)P-kraft、ラフター

本作『モダン・ラブ』の上映は以下の通りです。

【上映時間】
土日祝日 13:00/19:00 平日19:30
☆9/16(日)23(日)19:00 の回は英語字幕版での上映!

【入場料】
一般1,800円、学生・シニア1,200円、高校生以下1,000円

★特別鑑賞券(1,500 円)を劇場窓口にて販売中!
特典としてエンディング曲のフリーDLが出来るポストカードをプレゼント。

本作『LEGACY TIME』の上映は以下です。

【上映時間】
『LEGACY TIME』土日祝日15:30 平日18:30

【入場料】
一律800円 ★モダン割!:トリウッドでの『モダン・ラブ』半券提示で500円

【上映に関するお問い合わせ】
下北沢トリウッド 03-3414-0433 / tollywood@nifty.com
受付:営業時間内

欧州三冠記念となった、福島拓哉映画『モダン・ラブ』。

下北沢トリウッドにて凱旋上映を、お見逃しなく!

関連記事

新作映画ニュース

映画『ノイズ』キャストの神木隆之介は守屋真一郎役!演技力の評価とプロフィール

映画『ノイズ』は2022年1月28日(金)ロードショー 『デスノート』シリーズで共演した藤原竜也と松山ケンイチの主演で、同名コミックを実写映画化したサスペンス映画『ノイズ』が2022年1月28日(金) …

新作映画ニュース

ロカルノ国際映画祭に『よこがお』が正式出品!深田晃司監督と筒井真理子が歓喜のコメント

歴史あるロカルノ国際映画祭へ正式出品決定! 東京と大阪では舞台挨拶も開催。 2016年『淵に立つ』で、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞、世界から注目を集めた若き鬼才・深田晃司監督 …

新作映画ニュース

染谷将太が映画監督を務めた『ブランク』あらすじ。渋谷ユーロスペースで過去作と共に一挙上映

『きみの鳥はうたえる』や『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』で演技派として実力を見せる俳優の染谷将太。 © Yamaguchi Center for Arts and Media [YCAM] 染谷 …

新作映画ニュース

【恵比寿映像祭2023】開催場所を東京都写真美術館にて内容テーマを発表!映像とアートの国際フェスティバルを渋谷・恵比寿で開く

15回目を迎える恵比寿映像祭2023 新進気鋭の作家4名が新作映像制作に取り組む注目のプロジェクト他、詳細を公開! 「恵比寿映像祭2023」 この度15回目を迎える恵比寿映像祭2023が、2023年年 …

新作映画ニュース

ケネスブラナー映画『シェイクスピアの庭』あらすじとキャスト。公開日は2020年3月6日で劇作家の晩年を描く

“シェイクスピア俳優”ケネス・ブラナーが満を持して映画化。 没後400年以上を経て、今もなお愛され続ける幾多の名作を世に送り出した英国の偉大な文豪、ウィリアム・シェイクスピア(1564年-1616年) …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学