映画『ザ・プレデター』は9月14日(金)より全国ロードショー!
人気SFホラー映画『プレデター』の正当なる続編シリーズが始動。
狩るか、狩られるか…。宇宙から現れる最悪のハンター「プレテダー」とのサバイバルゲームがついに始まります。
そして現れる、更なる驚異「究極の(アルティメット)プレデター」とは何者なのか⁈
CONTENTS
映画『ザ・プレデター』の作品情報
【公開】
2018年(アメリカ映画)
【原題】
The Predator
【監督】
シェーン・ブラック
【キャスト】
ボイド・ホルブルック、トレヴァンテ・ローズ、ジェイコブ・トレンブレイ、ジェイク・ビジー、オリヴィア・マン、トーマス・ジェーン、アルフィー・アレン、エドワード・ジェームズ・オルモス、ニール・マター
【作品概要】
人気SFホラー『プレデター』の正当なる続編としてシリーズが再始動。『アイアンマン3』のシェーン・ブラックが監督を務め、主演に『LOGAN/ローガン』のボイド・ホルブルック、『ルーム』の子役・ジェイコブ・トレンブレイを起用。
宇宙から現れる最悪のハンターとのサバイバルゲームがついに始まります。
シェーン・ブラック監督のプロフィール
監督作品『ドラキュリアン』(1987)
シェーン・ブラックは、1961年12月16日生まれ、アメリカ・ペンシルベニア出身の映画監督。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校を卒業後、1987年に『リーサル・ウェポン』で脚本家としてデビューを果たします。
脚本を手掛けた1作目にして『リーサル・ウェポン』が異例の大ヒットにより、オファーが殺到。
『ドラキュリアン』や『ラスト・ボーイスカウト』などの脚本も手掛けます。
同じく1987年から俳優活動もしており、『プレデター』や『ロボコップ3』などで脇役を演じました。
2005年の『キスキス、バンバン』で映画監督デビューを果たします。
その後しばらく監督業を休業していましたが、2012年に『アイアンマン3』で監督に復帰しました。
映画『ザ・プレデター』の主なキャスト
ボルト・ブルックス(クイン・マッケンナ役)のプロフィール
ボルト・ブルックス は、1981年9月1日生まれ、アメリカ・ケンタッキー出身の俳優。
2001年に劇場の大工として働いているときにスカウトされ、モデルとしてデビューします。
ニューヨーク大学とコロンビア大学でシナリオ制作や映画史など映画について学び、大学で制作された短編作品に出演しました。
2007年にガス・ヴァン・サント監督にシナリオを送ったことがきっかけで、ガス・ヴァン・サント監督作品『ミルク』に出演が決定し、映画デビューを果たしました。
写真家や彫刻家としてもマルチな才能で多方面で活躍していましたが、2011年から本格的に俳優業に進出し、『ザ・ホスト 美しき侵略者』や『ゴーン・ガール』などの話題作にも出演します。
2015年からスタートしたドラマ『ナルコス』では、主人公スティーブ・マーフィを2シーズン演じました。
トレヴァンテ・ローズ(ネブラスカ・ウィリアムズ役)のプロフィール
トレヴァンテ・ローズ は、1990年2月10日生まれ、アメリカ・ルイジアナ出身の俳優。
2008年から2011年の大学生活の中で陸上競技選手として活躍しており、パン・アメリカンジュニア陸上競技選手権大会の400メートルリレーで金メダルを獲得します。
大学卒業後、ロサンゼルスに移り俳優として働きはじめ、短編などに出演します。
2014年にイライジャ・ウッド主演映画『ブラック・ハッカー』で長編映画デビューを果たします。
2016年の映画『ムーンライト』がゴールデングローブ賞ならびにアカデミー賞にノミネート・受賞したことでトレヴァンテも脚光をあびることになり、『ホース・ソルジャー』などの話題作からも出演オファーが来るようになりました。
ジェイコブ・トレンブレイ(ロリー・マッケンナ役)のプロフィール
ジェイコブ・トレンブレイは、2006年10月5日生まれ、カナダのバンクーバー出身の映画俳優。
2010年からテレビCMの子役としてデビューします。
5歳からテレビドラマや映画のオーディションを受けるようになり、『スマーフ2 アイドル救出大作戦!』映画デビュー。
2015年に出演した『ルーム』が話題となり、天才子役と一躍注目を浴びます。今年の秋に公開予定のプレデターの新作にも出演しています。
映画『ザ・プレデター』のあらすじ
ある少年が偶然見つけた謎の装置を起動させてしまったことによって、かつて中央アメリカのジャングルとロサンゼルスに現れ、人類を恐怖の底に突き落としたハンター「プレデター」を呼び寄せる信号が宇宙に発信されてしまいます。
驚異的な戦闘能力・格闘センス・武士道を持ち合わせ、異種交配によって独自の進化をとげ、かつての現れた頃よりも格段にレベルアップした「プレデター」に加え、更なる脅威として現れる「究極のプレデター」
ゲームを楽しむかの様に人間を狩る、驚異的すぎる存在の「プレデター」に人類は勝つことができるのでしょうか...。
映画『ザ・プレデター』の感想と評価
これまでにプレデターの映画は5作制作されていますが、1作目の続編としての扱いは『プレデター2』のみです。
『プレデターズ』も正当な続編として扱われていましたが、シリーズ化が白紙になったことで番外編という位置づけになり、『エイリアンVS.プレデター』、『エイリアンVS.プレデター2』はダークホースコミックス原作のアメコミ映画です。
今回の作品は、オリジナル・シリーズの続編となります。
そのため、タイトルもオリジナル・ストーリー・ラインであることを強調するかの様に『ザ・プレデター』というストレートなタイトルになりました。
制作サイドにも『プレデター』と『プレデター2』を手掛けたジョエル・シルバーやジョン・デイヴィスが参加し、作品を陰ながらバックアップします。
プレデターというのは、強い者には敬意をはらうという武士道のような感情を持った独特のクリーチャーです。
今回は前2作にも番外編となるシリーズにも登場したことのない、謎のアルティメット・プレデターという存在が登場します。
人間VSプレデターVSアルティメット・プレデターという三つ巴の対決。
人類に勝つという選択肢は用意されているのでしょうか…。
なぜプレデターが今も人気なのか
80年代に誕生したクリーチャー・プレデターですが、公開後から今もなお人気を不動のものとしています。
なぜプレデターが今も人気であるかを少し紐解いていこうと思います。
1987年に1作目である『プレデター』が公開されます。
アーノルド・シュワルツェネッガー全盛期の作品でありながら、主演を上回るほどに人気を得たのがクリーチャー・プレデターの存在でした。
当初の予定では、ジャン=クロード・ヴァン・ダムがプレデターを演じる予定であり、その時のデザインでは武道を活かした忍者風のクリーチャーでした。
しかしヴァン・ダムが降板した後、デザインは手直しされることになりましたが、どこかに残る日本の侍や忍者のようなディテールは当時のデザインを残したものと思われます。
それに加えて仮面を外すとドレッドヘアーの醜い怪物という、奇想天外なデザインで何とも言えないギャップ感で人気が出たのでしょう。
そんなプレデターに目をつけたのが、ダークホースコミックスでした。
映画1作だけにとどめておかなかったのは、コミックの影響が強いです。
ダークホースコミックスは、プレデターというクリーチャーを映画から独立させ、数々のコミックシリーズを発表します。
1990年に公開された映画『プレデター2』は、映画1作目の続編という位置づけをされています。
公開以前に発売されたコミック及び小説シリーズ『プレデター:コンクリート・ジャングル』に内容が酷似しており、『プレデター2』は少なからずコミックを映画のプロットの参考にした作品であると語られています。
しかし現在でも真相が語られておらず、グレーゾーンとなっているのです。
多くのコミック版プレデターシリーズを手掛けていたアーティスト、クリス・ワーナーが1990年に驚くべき作品を発表します。
それは『エイリアンVSプレデター』でした。
ちなみに映画『プレデター2』のラストでもエイリアンの骨が登場しています。
まとめ
その後もプレデターのコミックシリーズは出版され続けます。
クロスオーバーシリーズもエイリアンだけでは飽き足らず、バットマンやスーパーマン、ジャッジ・ドレッド、ターミネーター…。
ついにはアーチーとも対決しました。ゲームやキャラクター商品も数多く販売されています。
このフットワークの軽さが映画が公開されていない期間を補っているため、知名度が薄れないどころか高まっていく秘密なのです。
今回の2018年公開の『ザ・プレデター』は、映画としては8年ぶりとなりますが、プレデターの物語は1987年から何等かのかたちで続いているのです。
映画『ザ・プレデター』は9月14日(金)より全国ロードショー!