『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』が公開決定!
レンタルDVDが全盛だった2003年のカナダを舞台に、人とうまくやれず行く先々でトラブルを起こす映画好きな高校生を描いた青春コメディ『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』。
『ゴーストワールド』(2001)『レディ・バード』(2017)の系譜に連なる主人公・ローレンス。すべての“はみ出し者”に贈る、新たな青春ストーリーの名作が誕生しました。
このたび映画『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』が2024年12月27日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷他での全国順次公開が決定。
日本での公開決定とともに、DVDに囲まれて満面の笑みを浮かべて座るローレンスのティザーポスターも解禁されましたので、本記事でご紹介します。
CONTENTS
映画『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』とは?
『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』は、トロント国際映画祭で激賞され「史上最高のカナダ・コメディ」の一本に選出された作品。
熱狂的な信奉者を持ち、今もファンを増やし続けている『ゴーストワールド』(2001)や『レディ・バード』(2017)の少年版と評され、どうしようもなくエキセントリックで切なく不器用な高校時代を描いた青春映画であるとともに、理想と現実の狭間でもがき苦しむ若者の普遍的な成長物語を描きます。
脚本・監督は、本作が長編デビュー作となるカナダ出身のチャンドラー・レヴァック。カナダ出身の若手俳優でラッパーとしても活動しているアイザイア・レティネンが、主人公の少年ローレンスを演じました。
2023年のバンクーバー映画批評家協会賞では最優秀カナダ映画賞、最優秀カナダ映画男優賞、最優秀助演男優賞、最優秀カナダ脚本賞の4部門を受賞。
チャンドラー・レヴァック監督
本作の脚本・監督は、長編デビュー作となるカナダ出身のチャンドラー・レヴァック。これまでにアーティストのMVを数多く手がけ、JUNO賞の受賞歴もあります。
短編映画を監督した後、2019年に政府母体の機関であるテレフィルム・カナダが主宰する新興映画製作者向けのプログラム「Talent to Watch」から資金提供を受けて本作を製作しました。
『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』は自伝的ストーリーながら、女性である監督自身とあえて性別を変え、少年を主人公にすることに挑戦。見事に成功をおさめています。
映画『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』の作品情報
【日本公開】
2024年(カナダ映画)
【監督・脚本】
チャンドラー・レヴァック
【撮影】
リコ・モラン
【美術】
クラウディア・ダロルソ
【編集】
シモーン・スミス
【音楽】
マレー・ライトバーン
【キャスト】
アイザイア・レティネン、ロミーナ・ドゥーゴ、クリスタ・ブリッジス、パーシー・ハインズ・ホワイト
映画『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』のあらすじ
カナダの田舎町で暮らすローレンスは映画が生きがいの高校生。
社交性がなく周囲の人々とうまく付き合えない彼の願いは、ニューヨーク大学でトッド・ソロンズから映画を学ぶこと。唯一の友達マットと毎日つるみながらも、大学で生活を一新することを夢見ている。
ローレンスは高額な学費を貯めるため、地元のビデオ店「Sequels」でアルバイトを始め、そこで、かつて女優を目指していた店長アラナなどさまざまな人と出会い、不思議な友情を育む。
しかし、ローレンスは自分の将来に対する不安から、大事な人を決定的に傷つけてしまい……。
まとめ
人とのコミュニケーションがうまくとれずに、行く先々でトラブルを起こす映画好きな高校生・ローレンス。『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』は、彼の青春を描いたコメディです。
このたびティザーポスターが解禁となりました。チャンドラー・レヴァック監督の紹介も交えて、本作の情報をお届けしました。
映画『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』は、2024年12月27日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷他で全国順次公開!
劇場で映画好きのローレンス少年に会いに来てください。