韓国の映画界とドラマ界で活躍する屈指の演技派の二人が火花を散らして競演!
イ・ソンミンとユ・ジェミョンが競演する韓国映画『THE BEAST』(英題)。
邦題『ビースト』として、2021年10月15日(金)より、kino cinéma横浜みなとみらい、kino cinéma立川髙島屋S.C.館、kino cinéma天神ほか全国順次公開の運びとなりました。
あわせてポスタービジュアル・場面写真が解禁となります。
映画『ビースト』について
『チェイサー』『新しき世界』など、その容赦なき衝撃作の数々で世界を席巻し続けてきた韓国ノワールから、またひとつ、新たな熱狂を巻き起こす傑作スリラーが誕生しました。
主人公は、かつては互いを認め合い、正反対の性格ながらも相棒同士だった二人の刑事・ハンスとミンテ。
事件解決のためなら手段を選ばないハンスと、冷静沈着なミンテは、警察組織の中で昇進をかけた熾烈な争いを繰り広げながら、韓国中を震撼させた連続猟奇殺人犯を追っていました。
ですが、二人の執念と野心が激突した時、彼らの“正義”は思いもよらない破滅への引き金となって、自分たちの運命さえも標的にしてしまい……。
ハンスを演じるのは『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』でその年の賞レースを席巻したイ・ソンミン。
かつての相棒ミンテには、Netflixドラマ『梨泰院クラス』で熱視線を浴び、“カメレオン俳優”の異名をとるユ・ジェミョン。
さらに『名もなき野良犬の輪舞』のチョン・ヘジン、『明日に向かってハイキック』のチェ・ダニエルが集結。
監督を務めたのは、東野圭吾原作『さまよう刃』を手掛けた俊英イ・ジョンホ。
フレンチ・ノワールの傑作『あるいは裏切りという名の犬』を大胆に換骨奪胎しました。
映画『ビースト』のポスタービジュアル
今回解禁となったポスタービジュアルは、内に何かを抱えた不穏な表情を浮かべるイ・ソンミンとユ・ジェミョンが大胆にレイアウトされたデザインです。
絡み合わない二人の目線は、かつての相棒同士が現在は擦れ違ってしまった様子を描き出しています。
キャッチコピー「正義が、狂う。運命が、軋む」からは、正義や信念が揺らいでいく極限状態に置かれた二人が抱える葛藤や、宿命に抗えない彼らの絶望感が伝わってきます。
さらに本編より場面写真が解禁(記事冒頭に掲載)。主人公のハンスと元の相棒ミンテが、猟奇殺人事件の解決に向けた方向性の違いにより、お互いに火花を散らし合いながら文字通り正面から激突する様子が捉えられています。
映画『ビースト』の作品情報
【日本公開】
2021年(韓国映画)
【原題】
비스트
【英題】
THE BEAST
【監督】
イ・ジョンホ
【キャスト】
イ・ソンミン、 ユ・ジェミョン、チョン・ヘジン、チェ・ダニエル
【日本語字幕翻訳】
李静華
映画『ビースト』のあらすじ
仁川(インチョン)で猟奇殺人事件が発生しました。
かつて相棒同士だった、捜査1班を率いるハンスと2班を率いるミンテは、昇進をかけて捜査に臨みます。
早々にハンスが容疑者を逮捕したものの、冤罪を確信したミンテが独断で釈放したことで捜査は混迷を極め、また二人の溝は深まっていきます。
その頃、情報屋のチュンべに呼び出されたハンスは、猟奇殺人事件の情報を提供する交換条件として、殺人の共犯になるように要求されていました。
突然、ハンスの拳銃を奪い、待ち伏せていた男を射殺したチュンベ。予測不能の殺人事件に巻き込まれたハンスは、チュンベの隠蔽工作に加担することを余儀なくされます。
チュンべからの情報でハンスが容疑者のアジトを突き止め、事件は解決へ向かうかに見えました。ですが、チュンベと海に沈めたはずの車が引き揚げられ、凶器に使われた拳銃の銃弾が発見されてしまいます。
焦燥を募らせていくハンスの姿をミンテは怪しみ、疑惑の目を向け始め……。
まとめ
猟奇殺人事件に運命を狂わされた、かつて相棒だった二人の刑事。彼らの行き着く先は、破滅か!? それとも…。
なぜ、男たちは<正義>の果てに、<運命>を引き裂かれたのか─?
名優たちの魂が激突する、韓国ノワールの極北にして新境地が日本上陸です。
映画『ビースト』は、2021年10月15日(金)より kino cinéma横浜みなとみらい・立川髙島屋S.C.館・天神ほか全国順次公開。