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映画『バクマン。』フル動画を無料視聴!PandoraやDailymotion紹介も

  • Writer :
  • 桃から生まれた尻太郎

漫画家になることを決心した二人の高校生。夏休みを全部使って完成させた漫画を持ち、いざ集英社へと向かう。

物事をはじめ出す瞬間のパワーが鮮明に描かれる、清々しい青春映画『バクマン。』のあらすじや作品解説、またパンドラTV(Pandora)やデイリーモーション(Dailymotion)の視聴方法から、おすすめなHuluで無料視聴する方法まで、ご紹介いたします。

1.映画『バクマン。』の作品情報

(C)2015映画「バクマン。」製作委員会

【公開】
2015年(日本映画)

【監督】
大根仁

【キャスト】
佐藤健、神木隆之介、小松菜奈、山田孝之、リリーフランキー、染谷将太、宮藤官九郎、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時

【作品概要】
映画『モテキ』などで話題を集めた、大根仁監督作品。週刊少年ジャンプや漫画家の裏側を描いていく。

佐藤健、神木隆之介、小松菜奈がW主演、ヒロインを務め、山田孝之、リリーフランキーなど個性派キャストが脇を固めている。

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2.映画『バクマン。』のあらすじとネタバレ


(C)2015映画「バクマン。」製作委員会

これまでなにもやって来なかった高校2年生の真城最高は今日も恋心を寄せる亜豆美保の落書きに勤しんでいました。

ある日そんなラクガキを見た高木秋人が最高に漫画家になろうと話を持ちかけます。

そして漫画家になろうと決意した勢いで亜豆に想いを告げました。

それは声優を目指している亜豆が、アニメ化された自分たちの漫画のヒロインの声を担当した時結婚して欲しいという内容でした。

亜豆はこれを承諾します。

俄然テンションの上がった最高は秋人と共に漫画家を目指しオリジナルの漫画を描き始めます。

夏休みを利用して最高と秋人は「Wアース」という漫画を完成させました。

そして二人は週間少年ジャンプの連載を目指して集英社へと持ち込みに向かいます。

二人の漫画を見た編集者の服部は初めて描いた作品だということに驚き、自分の名刺を差し出してまた持ち込んで欲しい旨を伝えます。

服部の指摘を踏まえて最高と秋人は手直しを加え若手の登竜門である新人賞に応募することになりました。

服部の感じた可能性はズバリ的中し見事準入選を受賞しました。

勢いに乗った最高と秋人でしたが、ジャンプの連載までを獲得することは出来ませんでした。

ふたりは自分たちなりの王道を求めてな悩み始めます。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『バクマン。』ネタバレ・結末の記載がございます。『バクマン。』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。
同じコンコンクールに出場し、受賞したいわば同志のような漫画家はどんどんと連載を決め活躍していました。また亜豆も声優として確実にステップアップしていました。

これまで何もしてこなかった最高と秋人。自分たちなりの漫画がどういうものか見当も付かずただボーッと部活動に励む同級生達を眺めていました。

その時、秋人が何かを閃き「すげぇの書くから一週間くれ」と慌てて帰って行きました。

内容すら伝えられないままの最高は同志の漫画家たちの作業を見学しに行ったり、ひたすら絵を練習して時間を過ごしていました。

約一週間が経ち、秋人が出来上がった物語を持って最高の元へとやって来ました。

それはジャンプらしくない、思い描く王道とはかけ離れたものでした。

最高が苦言を呈そうとすると、秋人は才能のない俺たちは邪道で勝負するしかない「邪道こそ俺たちの王道だよ」と言い切ります。

この作品は服部にも気に入られ、ふたりは大急ぎで原稿を描き上げました。

そして編集会議を乗り越え、見事連載を勝ち取りました。

連載が始まり喜んだのも束の間、最高と秋人は週刊連載の厳しさにさらされます。

最初こそ読者アンケートで高順位を獲得したものの、その後どんどんと順位は落ちていきました。

あまりのハードなスケジュールに本来のクオリティが全く追いつかなかったからです。

それでも奮起し、アイディアを絞り出しほとんど寝ずに描き続け、アンケートの順位を少しずつ上げていった矢先のことでした。

無理をし続けていた最高が倒れてしまいました。

編集部はこれを受け、最高と秋人の連載を休止する決断を下しました。

納得いかず休みたくない最高は秋人に「俺の博打に付き合ってくれ」と頼み病院を抜け出しました。

しかし、体調の万全でない最高は締め切りに間に合いそうにありません。

そんな時話を聞きつけた服部、そして同志の漫画家達が駆け付けます。

最高を全員で手伝い、なんとか締め切りに間に合わすことが出来ました。

編集長もそれには心を打たれ「努力、友情、君たちの勝ちだ」と休止を撤回することを許しました。

そしてついにアンケートで1位を獲得しました。

しかし最高と秋人はこの出来事で全てを出し尽くしてしまったのか、この後はどんどんとアンケート順位を落とし、ついには打ち切りにまでなってしまいました。

高校の卒業式の日、最高と秋人は連載していた期間を懐かしむように振り返ります。

そして黒板に次なる作品のアイディアを次々と描きだし始めました。

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3.映画『バクマン。』の感想と評価

(C)2015映画「バクマン。」製作委員会

何事にも効率を求めるこの時代。今では古びれて鼻で笑ってしまうような根性論や熱血を、漫画家という特殊な仕事を通してもう一度描きなおした今作。

やはり鬼気迫る人間というは観ていて迫力がありますね、とても清々しい青春映画でした。

原作との比較

数多くある漫画原作の実写映画。原作のファンでがっかりという人も、映画は面白かったという人もそれぞれ。

映画を観た人は原作漫画を、原作漫画を読んでいる人は実写化の楽しむといった、映画を観て終わりではなく、ジャンルを越えてまたそこから楽しめることが実写映画化の醍醐味だと思います。

また白熱する論争点でもありますが、今回はやはり気になる原作との違いをいつくかご紹介します。

新妻エイジのキャラクター

原作の漫画「バクマン。」では新妻エイジはもっと能天気でテンションが高いです。

いざ漫画のこととなると鋭い意見や表情になるメリハリの効いたキャラクターでした。

最高と秋人との関係もアンケートを競い合う敵というよりも友達や仲間という印象の方が強いです。

もちろんその上で絶対に負けたくないライバルなのですが。

本作の映画『バクマン。』では少し嫌味な天才に改変されています。

がむしゃらな努力というテーマがある上で、最高たち凡人が努力して天才を倒すというドラマチックで、とてもエンターテイメント性がある映画になっています。

しかし、漫画「バクマン。」ファンにとっては少し残念な部分かも知れませんね。新妻エイジファンは多いはずです。

映画「バクマン。」にとって一番意見の分かれる部分と言えますね。

登場するオリジナルの漫画作品

本作ではあまりクローズアップされることは無かったですが、最高と秋人はペンネームを「真城最高」「高木秋人」「亜豆美保」それぞれの名前に由来して「亜城木夢人」と付けています。

亜城木夢人作品は「Wアース」「この世は金と知恵」が劇中主作として登場していました。

漫画「バクマン。」ではその他にも沢山漫画を描いています。一部をご紹介します。

・「疑探偵TRAP」:犯罪者を罠に嵌めて捕らえるという詐欺師であり探偵である正義の味方の物語。

・「走れ!大発タント」:低年齢層をターゲットにして描いたギャグ漫画。主人公が発明をして周りを巻き込む。

・「PCP-完全犯罪党-」:いたずらや人助けなどを誰にもバレることなく実行する小学生のグループを描いた作品。(亜城木夢人の代表作品)

・「REVERSI(リバーシ)」:オセロになぞらえ黒悪魔と白悪魔が対決する物語。(アニメ化にたどり着き亜豆がヒロインを担当)

など。これらは亜城木夢人のジャンプ連載作品です。ボツになった作品などまだまだあり全14作も描いています。

ここで言いたいのは、映画よりも漫画で描かれたふたりは遥かにもがき苦しんでいます。

今回、映画『バクマン。』をご覧になって、原作漫画との比較をおすすめします。

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まとめ

(C)2015映画「バクマン。」製作委員会

映画『バクマン。』のラストシーンは、これからの未来に向かってまた歩み始めるというなんとも青春で熱いフィナーレを迎えました。

黒板をアイディアで埋め尽くすシーンですね。

これは漫画「バクマン。」においてのまさに亜城木夢人がジャンプに挑み始めた、いわばスタートの部分を切り取っています。

このことによって、映画『バクマン。』は青春時代何かを始め出す時の勢いや興奮が詰まった素敵な作品になりました。

きっと鑑賞した誰もが何かにチャレンジしたくなること間違いなし!

モチベーションを高めたい人にはとてもオススメな映画です。

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※紹介している情報は2018年1月時点のものです。配信作品の状況が変わっている可能性もありますので、詳細は公式ホームページにてご確認ください。

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