カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション2021
ミニシアター“新宿シネマカリテ”が贈る魅惑の映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション 2021」 (略して『カリコレ2021』)が開催されます。
2021年で第7回目を迎える映画祭『カリコレ2021』が、真夏の2021年7月9日(金)〜8月5日(木)の4週間に渡り、開催されることが決定しました。
併せてラインナップとポスタービジュアルが解禁となります。
ラインナップ第1弾では、ジャンルや国境を越えた選りすぐりの新作9作品、旧作1作品の全10タイトルを発表!
そしてオープニング作品は、電子楽器を手にした若き女性ミュージシャンの挑戦を描いた『ショック・ドゥ・フューチャー』が決定し、シネマカリテにて2021年8月27日(金)より先行プレミア上映されます。
ポスタービジュアルは、例年同様イラストレーターの田中梓氏が描き下ろし。澄み切った夏の空の下、軽快に外へ飛び出したアリスが描かれています。
CONTENTS
『カリコレ2021』開催概要
参考:『カリコレ2019』告知動画
【名称】
カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2021
【期間】
2021年7月9日(金)~8月5日(木)
【場所】
新宿シネマカリテ
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目37-12 新宿NOWAビルB1F
【料金】
新作1,600円均一(リピート割で1,300円)、旧作1,100円均一
※詳しくは、カリコレ2021公式サイトをご覧ください。
オープニング作品『ショック・ドゥ・フューチャー』
2021年のカリコレは、電子音楽ファンには見逃せない注目作『ショック・ドゥ・フューチャー』の先行プレミア上映からスタートします。
本作の時代背景は、デジタル楽器としてのシンセサイザーが普及し始め、世界中のミュージシャンが新しい音楽の可能性を探り、日本ではYMOが結成された70年代後半。
パリを舞台に、電子楽器を手にし、新しい音楽の可能性を探り求めた若き女性ミュージシャンの姿をレトロ・フューチャー感あふれる映像でエモーショナルに描いた青春音楽映画です。
主演はアレハンドロ・ホドロフスキー監督(『エル・トポ』)を祖父に持ち、モデルとしても活躍するアルマ・ホドロフスキー。
監督は音楽プロジェクト「ヌーヴェル・ヴァーグ」の活動でも知られるマーク・コリン。
映画『ショック・ドゥ・フューチャー』の作品情報
【日本公開】
2021年(フランス映画)
【原題】
Le choc du futur
【監督】
マーク・コリン
【キャスト】
アルマ・ホドロフスキー、フィリッペ・レボット、クララ・ルチアーニ、ジェフリー・キャリー、コリーヌ
【あらすじ】
1978年、パリ。若手ミュージシャンのアナは、依頼されたCMの作曲にとりかかっていたものの、納得のいく曲が書けずにいました。
そんなある日、アナは見たこともない日本製の電子楽器に出会い、理想のサウンドへのヒントをつかみ…。
最新上映作品『インベイド』
カリコレが贈る最新上映作品は、VFXを駆使し、スーパースケールで《人類VSエイリアン》の攻防を描くSFバトル・アクション超大作『インベイド』。
異星人の侵略により、滅亡の淵に追いつめられた人類。世界の運命を握る、《レインフォール》の謎とは?
映画『インベイド』の作品情報
【製作】
2020年(オーストラリア映画)
【原題】
OCCUPATION: RAINFALL
【監督】
ルーク・スパーク
【キャスト】
ダン・ユーイング、テムエラ・モリソン、ダニエル・ギリス、ローレンス・マコアーレ
ホラー作品『Willy’s Wonderland(原題)』と『怪談百物語』
夏の風物詩!?ホラー作品は、故障した車の修理費を稼ぐ為、廃れたテーマパーク “ウィリーのワンダーランド” での清掃を引き受けた男が、悪夢のようなアニマトロニクスの人形達と死闘を繰り広げるニコラス・ケイジ主演のホラー・アクション『Willy’s Wonderland(原題)』。
そして、1つ怪談を話し終える度に1本ずつ蝋燭を消していくと恐ろしいことが…!そう、日本人なら1度は耳にしたことのある怪談「百物語」にインスパイアされて製作されたニュージーランド発のショッキング・ホラー『怪談百物語』。
映画『Willy’s Wonderland』の作品情報
【製作】
2020年(アメリカ映画)
【監督】
ケヴィン・ルイス
【キャスト】
ニコラス・ケイジ
【作品概要】
車の修理費を稼ぐため、廃れたテーマパークでの清掃を引き受けた男に待ち受ける悪夢のアニマトロニクス。
ニコラス・ケイジが遊園地の人形と死闘を繰り広げるホラー・アクションです。
映画『怪談百物語』の作品情報
【製作】
2020年(ニュージーランド映画)
【原題】
The 100 Candles Game
【監督】
ヴィクトール・カタラ、ブライアン・ディーンほか
【キャスト】
マグイ・ブラビ、ルッツ・シャパニー、アンパニ・エスピノラ
【作品概要】
友人たちが集まり、怪談を語り終えるたびに1本ずつ蝋燭を吹いて消すというゲームを始めますが…。日本の怪談「百物語」にインスパイアされて製作されたショッキングホラー!
アクション作品『ドアマン』と『スティーラーズ』
アクション作品には、ロサンゼルスを拠点に活躍する北村龍平監督のもと、アクション女優として勢いに乗るルビー・ローズを筆頭に、ジャン・レノ、伊藤英明ら豪華キャストが集結したアクション大作『ドアマン』。
一見平凡なドアマンとして働く女性が、強盗集団に襲われると一転、元海兵隊としての特殊スキルを武器に敵を追い詰めていきます。
そして、もう一本は最強の怪盗チームが幻の名画奪還作戦に挑む!歴史的小説「オリヴァー・ツイスト」を現代風に映画化し、若手俳優の中でも今後が注目されるジュード・ロウの息子ラフ・ロウを始め、イギリスを代表する名優マイケル・ケインら豪華キャストで放つアクション・エンターテインメント作品『スティーラーズ』がお目見えします。
映画『ドアマン』の作品情報
【製作】
2020年(アメリカ映画)
【原題】
THE DOORMAN
【監督】
北村龍平
【キャスト】
ルビー・ローズ、ジャン・レノ、伊藤英明、アクセル・ヘニー、ルパート・エヴァンス
【作品概要】
高級ビル内の美術品を狙い侵入した強盗団を迎え撃つドアマンは、最強の元女性海兵隊員!本作はルビー・ローズ、ジャン・レノ、伊藤英明ら豪華キャストが集結したアクション大作です。
映画『スティーラーズ』の作品情報
【日本公開】
2021年(イギリス映画)
【原題】
TWIST
【監督】
マーティン・オーウェン
【キャスト】
ラフ・ロウ、マイケル・ケイン、レナ・ヘディ、ソフィー・シムネット、リタ・オラ
『トラック』と『High Strung Free Dance(原題)』
韓国映画からは、死体を荷台に載せた運転手の究極の選択を描くクライム・スリラーの傑作『トラック』が登場します。
子供の手術代を稼ぐため、死体処理という闇の仕事を請け負ったトラック運転手の前に突然現れた連続殺人鬼を追う警察官。死体を荷台に載せた運転手の究極の選択とは…!?
そして2021年のカリコレはダンスも魅せます! 若き振付師との恋の行方を描いた『High Strung Free Dance(原題)』は、2016年のカリコレにて上映され大ヒットを記録した『ハートビート』待望の続編です。
N.Y.で最も期待値の高いショーに大抜擢されたコンテンポラリーダンサーと革新的なピアニストとの恋の行方は…。
映画『トラック』の作品情報
【製作】
2008年(韓国映画)
【原題】
Truck
【監督】
クォン・ヒョンジン
【キャスト】
ユ・ヘジン、チン・グ
映画『High Strung Free Dance』の作品情報
【製作】
2018年(アメリカ・ルーマニア合作映画)
【監督】
マイケル・ダミアン
【キャスト】
トーマス・ドハーティ、ハリー・ジャーヴィス、ジュリエット・ドハーティ
まとめ
画像:ロバート・アルトマン監督作『ザ・プレイヤー』
旧作からは、“ハリウッドに嫌われ、愛された男”巨匠ロバート・アルトマンが、映画業界の内幕を風刺と皮肉たっぷりに暴き出し、カンヌ国際映画祭にて最優秀監督賞&男優賞に輝いたブラック・サスペンス『ザ・プレイヤー』の上映が決定しました。
新旧合わせて、2021年も話題作&注目作が目白押しのラインナップ!
更に2021年のクロージング作品は、なんとシークレットでの上映に決定し、一体どんな作品が飛び出すか!?
乞うご期待ください。
まだまだこの後、続々と期待作・話題作が控えている『カリコレ2021』。
真夏の4週間を彩る最新作、旧作、未公開作が続々上映します。1本1本、丁寧に厳選した魅力的でヴァラエティに富んだ選りすぐりの作品群たちをぜひスクリーンでご覧ください。
映画祭『カリコレ2021』は、新宿シネマカリテにて真夏の2021年7月9日(金)から8月5日(木)まで開催です。