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Entry 2021/02/28
Update

『キネマの神様』原作ネタバレと結末までのあらすじ。映画愛を志村けんの代役で沢田研二が追求する|永遠の未完成これ完成である23

  • Writer :
  • もりのちこ

連載コラム「永遠の未完成これ完成である」第23回

映画と原作の違いを徹底解説していく、連載コラム「永遠の未完成これ完成である」。

今回紹介するのは人気小説家・原田マハの小説『キネマの神様』です。松竹映画の100周年を記念し、山田洋次監督が実写映画化。近日公開予定です。

人生の岐路に立った39歳の歩(あゆみ)。会社を辞めたその日に、趣味はギャンブルと映画鑑賞というダメ親父・ゴウが倒れ、多額の借金が発覚。

そんな時、ゴウの映画好きが高じて思わぬ仕事が舞い込む。「キネマ=映画」の神様が、壊れかけた家族に奇跡をもたらす物語。

父親ゴウ役は当初、志村けんが演じる予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の肺炎により逝去されたことで叶いませんでした。代役には、志村けんとの交流もあった沢田研二が、その意思を受け継ぎゴウを演じます。

映画公開に先駆け、原作『キネマの神様』のあらすじ、映画化で注目する点を紹介します。

【連載コラム】「永遠の未完成これ完成である」記事一覧はこちら

映画『キネマの神様』の作品情報


(C)2021「キネマの神様」製作委員会

【公開】
2021年(日本)

【原作】
原田マハ

【監督】
山田洋次

【キャスト】
沢田研二、菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎、北川景子、寺島しのぶ、小林稔侍、宮本信子、リリー・フランキー、志尊淳、前田旺志郎


小説『キネマの神様』のあらすじとネタバレ

(C)2021「キネマの神様」製作委員会

円山歩(あゆみ)の所属する会社は、オフィスと商業施設の複合開発に取り組む、国内有数の再開発企業です。

もともと映画好きだった歩は、シネマコンプレックスを中心とした文化施設の一大プロジェクトを任されるまでになっていました。

しかし40歳を目前に、歩は17年間務めた会社を辞める決意をします。根も葉もない噂で、プロジェクトが失敗し、左遷を言いつけられた歩は、自らキャリアも地位もいっさいがっさい捨てて、好きなように生きてみようと思ったからです。

歩が辞表を出した同日、一大事は一生に一回で十分なところ、父が倒れて入院することに。おまけに多額の借金が発覚します。

父親のゴウは、近所の雀荘で丸二日倒れるまでぶっ通しで麻雀をしていました。趣味はギャンブルと映画鑑賞。家族も見放すダメ親父です。

アパートの管理人をしていた父に変わり留守番を頼まれた歩は、ゴウが書いた管理人日記を見つけます。

そこには日々の仕事の内容と、その日観た映画の感想がびっしり書き綴られていました。ゴウは、一日3本ペースで映画を観ては、友達のテラシンが経営する映画館「テアトル銀幕」にも通っていました。

歩は、入院した父を心配をするテラシンを訪ねます。雑居ビルのあいだに小さく縮こまるように佇む「テアトル銀幕」は、旧作映画を主体に上映する名画座です。

看板には「ニュー・シネマパラダイス/ライフ・イズ・ビューティフルのイタリア感動名画、豪華二本立て!」と書いてあります。「良い組み合わせ。すごく、いい」。

歩は館内へと足を運びます。ぽつぽつと埋まる座席の中、真ん中の席が空いていました。テラシンが、ゴウのために空けて置いてくれる特等席です。

テラシンは言います。「ゴウちゃんは、映画館にはキネマの神様がいるって信じているんだ。早くゴウちゃんが帰ってくるよう、キネマの神様に祈っているからね」。

無事に退院したゴウでしたが、ギャンブルを禁止され気力を失くします。教えてもらったパソコンで、映画好きが集まるサイトに不器用ながらもメッセージを送り暇をつぶしていました。

ある日ゴウは、管理人日記に歩の書いた文書があるのを発見します。それは、歩の映画愛を綴った文章でした。感動したゴウは、その文章を映画サイトに投稿します。

そのサイトは映画雑誌「映友社」のウェブサイトでした。これがきっかけで、歩のもとに映友社の高峰社長から連絡が入ります。「うちの専属ライターになりませんか」。

映友社で働くことになった歩は、ゴウがウェブサイトに寄せた映画評論が評判になっていることを知ります。ウェブ担当から、ゴウのブログを開設したいと頼まれます。

ダメ親父にそんなことが務まるはずはないと反対する歩でしたが、仲間の協力を得て始めてみることにしました。

サイトの名前は「キネマの神様」。ハンドルネーム「ゴウ」が、キネマの神様に映画鑑賞の報告をするという形で進んでいきます。報告映画その1は、『フィールド・オブ・ドリームス』。

「キネマの神様」の評判はすこぶる良く、海外向けに翻訳したいという仲間も加わりました。英語版「キネマの神様」は日本版の10倍ものPV数を叩き出します。

そんな時、英語版「キネマの神様」のウェブサイトに、ゴウを挑発するようなコメントを寄せる人物が現れます。彼のハンドルネームは、「ローズ・バット」。

ローズ・バット(ばらのつぼみ)は、1941年公開のオーソン・ウェルズ監督作「市民ケーン」の冒頭に出てくる謎のキーワードです。ただ者じゃない。

ローズ・バットの評論は、誰をも唸らせる威力に満ち溢れていました。サイトは盛り上がり、ゴウとの今後のやり取りに期待が集まります。

以下、『キネマの神様』ネタバレ・結末の記載がございます。『キネマの神様』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

歩は、せっかくゴウがギャンブルを止め、映画ブログという生き甲斐を見つけだしたのに、ローズ・バットの挑発を受け、傷ついて落ち込んでしまうのではないかと心配します。

しかし、ゴウは根っからの勝負師でした。負けると分かっている戦いにも背を向けることはしません。「こうしちゃいられない、反撃開始だ!」。こうして始まったゴウとローズ・バットの対決は20作品を巡り、PV数も上昇。

どこまでも「映画好きのただの爺さん」という低姿勢で臨むゴウは、人間のささやかな幸福や登場人物のせつない心情に焦点を当て、映画の良さを取り上げます。

それを容赦なく叩き、監督の心理や脚本に潜む闇の部分を暴こうとするローズ・バット。ゴウをおちょくってはいるものの、どこかしら導いているようにも感じられました。

ゴウとローズ・バットは、間違いなく映画論争を楽しんでいました。ローズ・バットの驚くべき知識と映画への情熱、機知に富んだ文章術に、歩もすっかりファンになっていました。

そんな矢先、ゴウの友達のテラシンが経営する「テアトル銀幕」が、閉館を余儀なくされます。近隣に大手のシネコンが参入することになったからです。

相当なショックを受けたゴウは、ぱったりと映画ブログを書かなくなってしまいます。多くのファンから待ちきれないとメッセージが届く中、ローズ・バットからも心配する文が寄せられます。

ゴウは、歩に励まされローズ・バットに向けた手紙をブログにあげます。名画座「テアトル銀幕」の閉館の危機に心を痛めていること。何か良い案があったら教えて欲しい、と。そこには、ローズ・バットに対する尊敬と感謝の念が込められていました。

久々のゴウの書き込みに、「テアトル銀幕を閉鎖しないで」という書き込みが殺到しましが、肝心のローズ・バットからの音沙汰はありませんでした。

歩も各方面を回り「テアトル銀幕」の閉館を止めようと必死です。誰もが諦めかけたその時。アメリカ在住の仲間から、ネットライブを見て欲しいと連絡が入ります。全世界で人気のゲスト番組にローズ・バットが出演しているというのです。

ローズ・バットの正体は、リチャード・キャバネル、伝説の映画評論家だったのです。ローズ・バットが、自ら正体を明かし番組出演した理由は、ゴウの手紙への返信でもありました。

キャバネルは近年、何度も繰り返し映画館で観たくなる映画は減り、人々の足が映画館に向かなくなったことを嘆きました。

さらに、日本の名画座のことを紹介し、時代の先端をいくシネマコンプレックスと名画座の共存を訴えます。「ゴウ。君に、テアトル銀幕に、神の御加護を」。

この動画はYouTubeで拡散され、「テアトル銀幕」に大勢の映画ファンが押し寄せました。ゴウはローズ・バットに奇跡のどんでん返しが起こったことをブログで報告します。

「親愛なるローズ・バット、もといリチャード・キャバネル」「奇跡はときに、起こる。キネマの神様は、きっといる。友よ本当に、ほんとうにありがとう」。

それからしばらく、ローズ・バットからの返信は再び途絶えます。番組内ではパソコンが壊れてしまって執筆が出来ないと言っていたローズ・バットでしたが、すべての映画評論を休載するとニュースが入ります。

心配するゴウは、毎日書き込みを続けます。「貴君は元気だろうか? 小生が力になれることはないだろうか? 貴君の無事を、キネマの神様に祈っています」。

ローズ・バットは、癌を患っていました。もうずっと入院していたのです。「キネマの神様」のサイトにローズ・バットから懺悔のメッセージが届きます。

癌を知りやけになっていたローズ・バットは、ゴウに出会い映画が好きな気持ちを取り戻すことが出来ました。ゴウもまたローズ・バットを助けていたのです。

彼の最後の願いは、ゴウと一番お気に入りの映画館で一番好きな映画を観ることでした。「ゴウ、君に出会えて、ほんとうによかった。ありがとう」。

ローズ・バットを亡くしたゴウは、事切れた様に元気を失くしていました。今日は、テラシンの「テアトル銀幕」で行われる特別上映の日です。

歩は父ゴウと母を連れ映画館へ向かいます。そこには、ゴウとローズ・バットが繋いでくれた仲間たちと、多くの映画ファンが集っていました。

真ん中の席はゴウの特等席です。今日もテラシンが空けて置いてくれました。映画が始まります。スクリーンの漆黒の上に、最初に現れた白い文字。

「この映画を、円山郷直とリチャード・キャバネルに捧ぐ」。どこからともなく拍手が沸き起こりました。

聞き覚えのある、ヴァイオリンの調べ。心に染みわたる、ピアノの音色。シチリアの海の風景。テーブルの上に盛られた黄色いレモン。潮風の吹き渡る、おだやかな窓辺。

「なぁ、観てるか? ローズ・バット。おれの、おれたちの、いちばん好きな映画。いま、始まったぞ」。

映画『キネマの神様』ここに注目!

人気小説家・原田マハが、映画をテーマに描いた感動作『キネマの神様』を、『男はつらいよ』『釣りバカ日誌』など松竹の看板映画を手掛けてきた巨匠・山田監督が映画化ということで、楽しみにしている方も多いと思います。

主人公でもあるゴウは、ギャンブル好きで家族にも迷惑をかけるダメ親父ですが、お茶目でユーモアがあり、情に熱く、無類の映画好きでもあります。

自由奔放でドジだけど、どこか憎めない愛されキャラ。「寅さん」や「浜ちゃん」に続く、新たなヒーロー誕生の予感です。

原作では、「キネマの神様」という映画ブログを通して、ゴウとローズ・バットの友情に重点を置いていますが、映画化ではどうやらローズ・バットは登場しないようです。

その代わり、ゴウと映画仲間であり、「テアトル銀幕」オーナーのテラシンとの、若かりし頃の物語が中心になります。

ゴウとローズ・バットとのやり取りが見られないのは少し残念ですが、映画ならではのもうひとつのストーリーに期待します。

映画が繋ぐ絆

原作『キネマの神様』は、実に映画愛にあふれた作品です。ゴウの無類の映画好きに始まり、ゴウと歩の親子の絆を繋いだ映画、シネコンと名画座の共存問題。そして、映画鑑賞の醍醐味をゴウとローズ・バットのやり取りで伝えてくれます。

病院のうるさい婦長には『カッコーの巣の上で』のラチェッド婦長を思い出すと悪態をついたり、キャリアウーマンだと思っていた娘に『ワーキング・ガール』『テルマ&ルイーズ』など女性主人公が活躍する映画を用意したりと、ゴウの引き出しの多さに笑いがもれます。

ゴウは、映画館で観る映画を大事にしていました。『ゴジラ』で暗い海からゴジラが出てくる手に汗握るシーンで、お母さんがお茶菓子を運んできたり、和むCMに切り替わったらゲンナリするではないかと。

また、原作ではゴウとローズ・バットの映画評論のやり取りが、本当に素晴らしく感銘します。

朴訥で真っ直ぐに好きなところを褒めたたえる文章は、ゴウの人柄がにじみ出ていました。そのゴウの評論に対し、茶化すように応戦するローズ・バット。こちらは映画評論のプロですから、時代背景や監督の想いを交え作品の裏側に迫ろうとします。

なかでも、『フィールド・オブ・ドリームス』のやりとりは、実に痛快で楽しい場面です。ゴウが「父と息子の絆」を語ると、「それは憧れに過ぎない。和解出来なかった親子の現実の物語」だとローズ・バット。それに対してゴウは「父とのキャッチボールを羨んでいるのは貴君ではないか」と応戦。

ローズ・バットは「ハゲ頭では無理かな?」などと攻撃的ですが、ゴウは「なんで小生がハゲているのを知っているのか!」と、素直に驚く始末です。

ゴウとローズ・バットは、映画談議を通して、かけがえのない友情を育みます。好きな映画を語り合える友がいる。そのことは、老いてからも人生に潤いを与えてくれました。

そして、ゴウの人生を楽しむ姿は周りの人たちにも伝染し、壊れかけていた家族の絆を再び修復させました。映画化では、どんな絆が描かれているのか注目です。

映画オリジナルストーリー

映画化では、ゴウ(沢田研二)とテラシン(小林稔侍)の若かりし頃をそれぞれ、菅田将暉と野田洋次郎が演じています。

また、ゴウの妻・淑子(宮本信子)の若かりし頃に、永野芽郁がキャスティングされています。淑子をめぐり、ゴウとテラシンが恋のライバルに!?。

原作ではゴウ、テラシン、淑子の若かりし頃のエピソードは登場しません。また映画では、ゴウは映画を撮ることが夢だったという設定になっていますが、原作では違います。

原作の世界観をそのままに、映画で盛り込まれた主人公たちの若かりし頃のエピソード。山田洋次監督だからこそ描き出せる、古き良き日本映画全盛期の様子が蘇ることでしょう。

まとめ

松竹映画100周年記念作品として山田洋次監督により映画化された、原田マハの小説『キネマの神様』を紹介しました。

「キネマ=映画の神様」が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。「人生に遅すぎることはない」と教えてくれます。

映画公開の際は、ぜひ映画館のスクリーンでお楽しみ下さい。隣の席にはキネマの神様が微笑んでいるかもしれません。

次回の「永遠の未完成これ完成である」は…

次回紹介する作品は、垣谷美雨のベストセラー小説『老後の資金がありません!』です。

(C)2020「老後の資金がありません!」製作委員会
『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の前田哲監督が、天海祐希を主演に迎え、豪華キャストで実写映画化。

4人家族で平凡に暮らす主婦・篤子は、家計を切り盛りしながら、コツコツと老後の資金を貯めてました。

しかし、次から次へと降りかかる予期せぬ出費地獄。家計はあっという間に窮地に陥ります。「老後の資金がありません!」。

映画公開の前に、原作のあらすじと、映画化で注目する点を紹介していきます。

【連載コラム】「永遠の未完成これ完成である」記事一覧はこちら



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