安全だったはずの廃墟に次々と仕掛けられた死のトラップ!
サバイバル、ディザスターの要素にシチュエーションスリラーが融合した新型エンターテイメント作!!
2017年12月2日にDVD発売される映画『ラスト・サバイバー』をご紹介します。
1.映画『ラスト・サバイバー』の作品情報
【公開】
2016年(アラブ首長国連邦映画)
【原題】
The Worthy
【監督】
アリ・F・モスタファ
【キャスト】
アリ・スリマン、マイサ・アブド・エルハジ、マフムード・アリ・アトラシュ、ルバ・ブラル、サメール・イスマイル、サラ・アヌーン、ラキーム・サアド
【作品概要】
戦争後の荒廃したディスストピアを舞台に、『インシディアス』や『死霊館』のスタッフが集結した本作は、ポストアポカリプス・スリラー。
脚本に『ディアトロフ・インシデント』のヴィクラム・ウィート、演出はアリ・F・モスタファ監督。
2.映画『ラスト・サバイバー』のあらすじ
戦争によって大地は汚染され、荒廃してしまった世界。ここでは慢性的な水不足なため、生存した者たちが飲めるきれいな水は限られていました。
街はずれにある廃墟に集まった男女10人。彼らはわずかな飲料水を大切に仲間と分け合い、いつ侵入者が現れてもいいように出入り口を砦のように固めながら静かに暮らしていました。
ある夜、外部の無法者に襲われた父親を旅人ムサに助けられたエイサは、彼を砦の中に泊めることにします。
しかしムサは、突然、エイサの父親の命を奪うと、そのまま何処かへ姿をくらましたのです。
そして次の瞬間、外のタンクから引いていた水が止まってしまいます。
エイサはタンクを調べに行きますが、そこには恐ろしい死のトラップが仕掛けられていました。仲間を助けるため奔走するエイサ。
しかし、至る所で死の罠が彼に襲いかかり、遂には他の仲間たちにも魔の手が迫りくるのですが…。
3.映画『ラスト・サバイバー』の感想と評価
廃墟に暮らす男女10人の元に訪れた2人の訪問者。彼らによって安全なはずの廃墟が死の罠だらけの恐怖の場となっていく様子を描いた作品です。
関連映画として『インシディアス』『死霊館』は製作陣が同じなので、作り手の雰囲気や癖を味わうために先ずは注目。
また、映画『ソウ』や『マッドマックス』、また『ファイナル・デスティネーション』シリーズなどの過去作から共通点や傾向を見つけるのも映画通には面白いかもしれません。
2010年に日本公開された『パラノーマル・アクティビティ』や2011年公開の『インシディアス』のプロデューサーのスティーヴン・シュナイダー。
そして2013年『死霊館』のピーター・サフランがプロデューサーを務めています。
音楽を『インシディアス』のジョセフ・ビシャラ。死のトラップの恐怖を『キングスマン』などのVFXスタッフのヴィクター・ヴィルセーヌが手掛けるなど、ハリウッドで活躍するスタッフが集結しています。
荒廃した世界で生き残るため戦う人間たちを描く、ポストアポカリプスとシチュエーションスリラーが融合した、エンターテイメント作品。
また、あまりお目にかからない、アラブ首長国連邦の映画という点も鑑賞する際のポイントですよ。
まとめ
ハリウッドのヒットメーカー『インシディアス』&『死霊館』のチームに加え、『パラノーマル・アクティビティ』の製作陣、『キングスマン』のVFX担当など一流スタッフが本作の品質を高めています。
また、キャストに『キングダム/見えざる敵』のアリ・スリマンや『ミラル』のルバ・ブラルも登場しますよ。
映画『ラスト・サバイバー』のレンタル・セル発売日は、2017年12月2日(土)より開始。
あなたのホームシアターで、スリラーとアクション満載の映画『ラスト・サバイバー』をご覧ください!