写真界最後のカリスマ・森山大道に迫るドキュメンタリー。
2020年7月3日(金)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開予定だったドキュメンタリー映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』が、新型コロナウィルスの影響に伴い、2021年春に公開を延期することが決定致しました。
また、写真界最後のカリスマ・森山大道に迫るドキュメンタリーの公開に向けて、造本家・町口覚によるポスタービジュアルが解禁となります。
CONTENTS
映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』について
本作は、デビューから50年余、81歳にして今もなお現役の写真家として最先端で撮り続け、2019年には写真界のノーベル賞とも言われる「ハッセルブラッド国際写真賞」を受賞するなど、世界で最も人気のある日本人写真家として知られる森山大道(もりやま・だいどう)を追ったドキュメンタリーです。
“ストリートスナップの帝王”、世界的ファッションブランドからコラボを求められる“スタイリッシュな巨匠”、若い世代からも絶大な支持を集める“写真界最大のスーパースター”と様々な顔を持ちながらも、その撮影手法や普段の生活などはこれまで謎に包まれてきました。
そんな森山の写真の魅力に迫るため、映画は1968年に出版され、幻の作品集として半ば伝説となっていた森山のデビュー写真集「にっぽん劇場写真帖」を復刊するプロジェクトに密着します。
森山の撮影する姿だけでなく、造本家や編集者とやりとりする森山の姿も見ることができ、まるで一冊の本が誕生する現場に立ち会っているような感覚となる作品になりました。
映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』のポスタービジュアル
本作にも出演しており、森山と縁の深い造本家・町口覚(まちぐち・さとし)が手がけたポスタービジュアルが解禁となります。
眩い光の中でカメラを構える森山と、極端な陰影が強烈な印象をもたらす森山の代表作「三沢の犬」。
撮るものと撮られるものとが対峙するダイナミックなレイアウトと共に、多彩なフォントを用いたアクロバティックな文字組で構成されたデザインです。
映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』の作品情報
【日本公開】
2021年(日本映画)
【監督・撮影・編集】
岩間玄
【音楽】
三宅一徳
【キャスト】
森山大道、神林豊、町口覚ほか
まとめ
本作の関連企画として、六本木蔦屋書店にて「森山大道×六本木蔦屋書店 連続企画」が開催されています。
現在(5月18日時点)は六本木蔦屋書店は臨時休業しており、営業再開は緊急事態宣言解除後を予定しているとのこと。
営業再開から7月にかけて、月ごとに毎回異なるテーマで森山大道フェアを実施。また、3,000円(税込)をお買い上げのお客様に、森山大道の写真を印刷した特製ブックカバー(単行本サイズ)をプレゼントしています。
ぜひこの企画と本作で、森山大道の世界に触れてみてください。
映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』は2021年春、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国順次公開予定です。