韓国を代表する名優ソル・ギョング × チョン・ドヨン 待望の再共演!
2014年4月、韓国全土を悲しみで包んだセウォル号沈没事故を基に遺族の喪失と愛を描く物語『君の誕生日』。
ソル・ギョングとチョン・ドヨン共演の映画『君の誕生日』が、2020年11月27日(金)よりシネマート新宿ほかにて全国順次公開されることが決定しました。
この度、予告映像が到着しましたので、本作の見どころ併せてご紹介します。
映画『君の誕生日』について
イ・ジョンオン監督自身がボランティア活動を通じ、長い期間遺族と接する中で生まれた本作
韓国全土が悲しみに包まれた2014年4月16日、修学旅行中の高校生ら300人以上が犠牲となったセウォル号沈没事故を初めて正面から取り上げた作品となります。
亡くなった息子の近づいてくる誕生日を軸に、共に記憶し、悲しみを分かち合うことがどれだけ生きていく上での励みになる、忘れられない傷を持つすべての人々に寄り添う、そんな温かな感動作として仕上がりました。
主演を務めるのは2000年の『ペパーミント・キャンディー』で新人俳優賞を総なめにし、2002年の『オアシス』、そして2003年の『公共の敵』でも数多くの主演男優賞を受賞、近年もアルツハイマーの連続殺人鬼を演じた『殺人者の記憶法』や、『1987、ある闘いの真実』での民主運動家役が記憶に新しいソル・ギョング。
そして、2007年の『シークレット・サンシャイン』でカンヌ国際映画祭の主演女優賞を獲得し、2010年の『ハウスメイド』がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出され、“カンヌの女王”と称されるチョン・ドヨンです。
韓国映画界を代表するトップ俳優二人が2001年の『私にも妻がいたらいいのに』以来、18年ぶりの共演を果たしたことで大きな話題を呼んだ本作。
大事な子どもを亡くした喪失感と、切ない愛を抱きながら生きる遺族の姿を名優にふさわしい渾身の演技と真心で熱演しています。
監督を務めたのは、『シークレット・サンシャイン』『オアシス』『バーニング 劇場版』などで世界の映画界を魅了する巨匠イ・チャンドン監督のもとで経験を積んだ新鋭イ・ジョンオン。本作で長編映画監督デビューを飾ります。
映画『君の誕生日』の予告編
この度、解禁された予告編では、スホの誕生日を目前に、父・ジョンイルが母国に戻ってきた様子が映し出されています。
「なぜ今さら帰ってきたの?」と妻・スンナムから咎められ、親族からは「事故の補償金が出たんだろ?」と心外なことを言われます。
それでも、「誕生日にはきっとスホも来る」とスホの誕生日を迎えようとするジョンイル。
「今はスホの誕生日が怖い」と悲観に暮れるスンナム。
残された家族が大切な“君”を忘れないために動きだす、センセーショナルな予告編となっています。
映画『君の誕生日』の作品情報
【日本公開】
2020年(韓国映画)
【原題】
생일
【英題】
BIRTHDAY
【監督・脚本】
イ・ジョンオン
【キャスト】
ソル・ギョング、チョン・ドヨン、キム・ボミン、ユン・チャニョン、キム・スジン、イ・ボンリョン
映画『君の誕生日』のあらすじ
2014年4月16日。この世を先に去った息子スホへの恋しさを抱きながら生きるジョンイル(ソル・ギョング)とスンナム(チョン・ドヨン)。
やがて1年にたった1日だけのスホの誕生日が近づいてきます。
母スンナムは主役不在の誕生日は息子がいない現実を認めるようで怖くてたまりません。
一方、ある事情により息子が亡くなった日に父親としての役目を果たせなかった父ジョンイルは、家族に対して罪悪感を抱えたまま、あの日から2年後に韓国に戻ってきます。
彼にとってすべてが見慣れない現実の中、家族と一緒にスホの誕生日を迎えるのですが…。
まとめ
参考:主演俳優ソル・ギョングのフェイスブック
君がいない、君の“誕生日”。1年にたった1日。君を想う、すべての人が再会する日。
それは、“永遠に忘れない”決意と確かな愛の記憶の物語が誕生しました。
映画『君の誕生日』は、2020年11月27日(金)よりシネマート新宿ほかにて全国順次ロードショーです。