この世界は嘘でできている―。
2019年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門に正式出品された映画『フェイクプラスティックプラネット』。
本作はスペインで開催されたマドリード国際映画祭2019で最優秀外国語映画主演女優賞を受賞という快挙を成し遂げ、さらにアルゼンチンで開催されたブエノスアイレス・ロホサングレ映画祭2019にも正式出品作品として招待されました。
映画『フェイクプラスティックプラネット』が2020年2月7日(金)よりUPLINK渋谷ほか全国順次公開されることが決定しました。
また、本作品のポスターと予告編が解禁されましたのでご紹介します。
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映画『フェイクプラスティックプラネット』について
映画『フェイクプラスティックプラネット』のオフィシャルTwitter
いよいよ2020年2月7日からアップリンク渋谷で公開になります!初日は主演の山谷花純さん、宗野 賢一監督の舞台挨拶も予定しています!#山谷花純 #アップリンク #フェイクプラスティック #夕張ファンタ pic.twitter.com/QE1BUR8rWK
— fakeplasticplanet (@fakeplasticpla1) November 25, 2019
プロデューサー・脚本・監督の三役を務めたのは宗野賢一。
前作『数多の波に埋もれる声』(2015)と本作で、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のオフシアターコンペティション部門に2作品連続出品を遂げ、現在CM、テレビドラマの監督としても活躍しています。
数年かけて貯金した300万円を予算に完全自主制作で撮影された本作は、監督の映画愛と独特の世界観に満ちた快作となりました。
運命のいたずらに翻弄される主人公シホと25年前に失踪した女優・星乃よう子の二役を演じるのは山谷花純。映画『劇場版コード・ブルー』(2018)で末期がんの女性を“丸刈り”で演じるなど、近年さらなる活躍をしています。
彼女の繊細かつ大胆な感情表現は圧倒的な存在感を持って観客の心に飛び込んできます。
さらにシホを取り巻く数々のクセのある登場人物たちを五味多恵子をはじめとする劇団青年座の個性的な俳優たちが演じています。
映画『フェイクプラスティックプラネット』の予告編
この度解禁された予告編は、冒頭に主人公シホが「世の中には説明のつかない不思議な偶然が起こることがある」というナレーションとともに映し出されます。
さらにネットカフェで暮らしていること、シホが小さい頃にお父さんとお母さんが交通事故で亡くっていることが明かされます。
「一つ不思議なことが起こった」というシホのナレーションから1992年4月9日に失踪した星乃よう子という女優に自分が瓜二つであることがわかり、占い師の元で写真を見せて問いただすシホ。
自分と瓜二つの人物と自分との接点を見つけようと動き出すシホが映し出され、なぜ失踪したのか?その真相は?自分の両親は本当に事故死なのか?という様々な疑問が入り交じる映像となっています。
映画『フェイクプラスティックプラネット』のポスタービジュアル
本記事冒頭に記載した、この度解禁されたポスタービジュアルは、主人公シホが家としているネットカフェの一室で見上げるように視線を向けるシホが映し出されてます。
俯瞰に切り取られた一室のシホとテレビ画面に映し出された地球が「この世界は嘘でできている―――」というキャッチコピーにリンクして、観るものに問いかけてきます。
一体何が本物で嘘なのでしょうか。ぜひその問いを胸に劇場で確とご覧ください。
映画『フェイクプラスティックプラネット』の作品情報
【日本公開】
2020年(日本映画)
【監督・脚本】
宗野賢一
【キャスト】
山谷花純、市橋恵、越村友一、五味多恵子、長谷川摩耶、大森皇、右田隆志
【作品概要】
本作はマドリード国際映画祭2019で最優秀外国語映画主演女優賞を受賞。ブエノスアイレス・ロホサングレ映画祭2019に正式出品されました。
映画『フェイクプラスティックプラネット』のあらすじ
東京でネットカフェ暮らしをする貧困女性のシホ。
ある日、街角で初対面の占い師に「あんた、25年前にも来たね」と言われます。
それはいったい誰だったのか?そのふとした疑問をきっかけに、彼女の「常識」が全て覆される事態に発展していき…。
まとめ
自分と瓜二つの人間が25年前にいた?その真実を知ろうとした時、今までの「自分」が崩れ落ちていきます。
自分はいったい「誰」なのか?運命のいたずらに立ち向かう主人公を描くサバイバルストーリー『フェイクプラスティックプラネット』。
映画『フェイクプラスティックプラネット』は2020年2月7日(金)より UPLINK 渋谷ほか全国順次ロードショーです。