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Entry 2019/12/11
Update

上西雄大映画『ひとくず』あらすじとキャスト。劇場上映は渋谷ユーロスペースにて3月14日より全国順次公開

  • Writer :
  • 大塚まき

ミラノ国際映画祭にて最優秀作品賞と男優賞の2冠!

劇団テンアンツ代表の上西雄大監督が、感動のエンターテイメント映画『ひとくず』を制作しました。

2019年12月7日に閉幕したミラノ国際映画祭にて最優秀作品賞と最優秀男優賞を受賞した映画『ひとくず』が2020年3月14日(土)より、渋谷・ユーロスペースにてほか全国順次公開されることが決定しました。

この度、ポスタービジュアルと監督からの受賞コメントが解禁されましたのでご紹介します。

映画『ひとくず』について

参考写真:ミラノ国際映画祭での授賞式


(c)上西雄大

劇団テンアンツ代表の上西雄大監督が、30年以上児童相談所に勤務している児童精神科医師の楠部知子先生から「虐待をしてしまう大人もまた傷ついている」という実態を耳にし、傷ついた子どもだけでなく、虐待をしてしまう大人にも眼を向けてあげてほしいという思いから制作した感動のエンターテイメント映画『ひとくず』。

本作は、5月に行われたニース国際映画祭で、子ども時代に虐待されて育った空き巣の男役の上西雄大が外国語長編映画部門主演男優賞を、育児放棄する母親役の古川藍が助演女優賞をそれぞれ受賞しました。

6月には、国際的女優・映画監督の桃井かおりやイギリス人プロデューサーのアダム・トレルらが審査員を務めた熱海国際映画祭で、上西雄大が最優秀監督賞育児放棄される子ども役の小南希良梨が最優秀俳優賞と2冠達成。

監督・主演を務めた上西雄大の存在感と脇を固めたベテラン俳優の堀田眞三、飯島大介、田中要次、木下ほうからの共演者が紡ぎだす物語に目が離せません。

監督・主演:上西雄大のプロフィール


(C)Cinemarche

本作の監督・脚本・編集・プロデューサーを務めた上西雄大は、1964年生まれの大阪府出身です。

演劇、テレビ、映画などで活躍している役者が多数所属している劇団テンアンツの代表も務め、人と人との繋がりや心の琴線に触れる物語を描いてきました。

俳優としては『太秦ライムライト』(2014)『あのひと』(2016)『HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話』(2017)などに出演しています。

上西雄大監督のコメント

本作の監督・主演を務めた上西雄大より本作の公開に向けて以下のように喜びのコメントが届きました。

児童相談所の嘱託医の先生に悍ましい虐待の事実をお聞きし、その夜眠れず一晩で脚本を書きました。
この映画は虐待という残酷な事実に向けた僕の想いでした。
この映画は製作後、多くの良心とめぐり合わせててくれました。
その映画「ひとくず」が賞を頂き心から感謝を致します。
来年公開へ向けより深く想いを埋める事が出来ました。
ありがとうございました!

映画『ひとくず』のポスタービジュアル


(c)上西雄大

解禁されたポスタービジュアルは、うつむき加減に立ち尽くす主人公・金田を見上げる少女・鞠の姿が切り取られています

夜の繁華街を背景に佇む二人は、街の明かりから切り離された存在のように映し出されいます。

そして、キャッチコピーには「少女を地獄から救ったのは人間のくずだった―」という言葉で二人の関係が垣間見れ、彼らの行く末が気になりますね。

映画『ひとくず』の作品情報

【日本公開】
2020年(日本映画)

【監督・脚本・編集】
上西雄大

【キャスト】
上西雄大、小南希良梨、古川藍、徳竹未夏、城明男、税所篤彦、川合敏之、椿鮒子、空田浩志、中里ひろみ、谷しげる、星川桂、美咲、西川莉子、中谷昌代、上村ゆきえ、工藤俊作、堀田眞三、飯島大介、田中要次、木下ほうか

映画『ひとくず』のあらすじ

生まれてからずっと虐待される日々が続く少女・鞠。

食べる物もなく、電気もガスも止められている家に置き去りにされた鞠のもとへ、犯罪を重ねる破綻者の男・金田が空巣に入ります。

幼い頃に虐待を受けていた金田は、鞠の姿に、自分を重ね、社会からは外れた方法で彼女を救おうと動き出します。

そして、鞠の母である凜の恋人から鞠が虐待を受けていることを知ることに。

虐待されつつも母親を愛する鞠。

鞠が虐待されていると確信した担任教諭は、児童相談所職員を連れてやって来ますが、鞠は母の元を離れようとせず、保護する事ができませんでした。

金田は鞠を救うため虐待をする凜の恋人を殺してしまいます。

凜を力ずくで、優しい母親にさせようとする金田。

しかし、凜もまた、虐待の過去を持ち、子どもの愛し方が分からないでいました。

そんな3人が不器用ながらも共に暮らし、「家族」の温かさを感じ本物の「家族」へと近付いていくのですが…。

まとめ

子ども時代に母親の男から虐待されて育ち、夢も希望もなく暮らす男が空き巣に入った家で出会ったのは、同じく母親の男から虐待され、育児放棄されている小学生の女の子でした。

初めて守るべきものができた男は、少女の母親も、親の愛を受けずに育ったと気づきます。

本作は、傷ついた子どもだけでなく、虐待をしてしまう大人にも着眼して制作されました。

その心の叫びがスクリーンにこだまします。

映画『ひとくず』は2020年3月14日(土)より、渋谷・ユーロスペースにてほか全国順次ロードショーです。


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