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映画アオハライド|動画無料視聴はHulu。ネタバレあらすじと感想

  • Writer :
  • 山田苺

今回はHuluの中でも人気作品のひとつ、『アオハライド』をご紹介します。

主演の本田翼さん、東出昌大さんの魅力が詰まった作品であると同時に、今でこそ有名になっている高畑充希さんも名脇役で出演しています。

1.映画『アオハライド』の作品情報


(C)2014映画「アオハライド」製作委員会 (C)咲坂伊緒/集英社

【公開】
2014年

【監督】
三木孝浩

【キャスト】
本田翼、東出昌大、新川優愛、吉沢亮、藤本泉、千葉雄大、小柳友、高畑充希、岡江久美子

【作品概要】
咲坂伊緒の人気コミックを本田翼と東出昌大を主演に映画化した青春ラブストーリーです。

中学時代に抱いていた恋の相手が、数年後同じ高校で再会をしますが、空白の4年間の間に起きた出来事がきっかけで、相手の様子が変っているも、次第に惹かれあいます。

それと同時に、彼の身に起こったある出来事も同時に明らかになっていきます。

▼Huluで 映画『アオハライド』はご覧いただけます。
映画『アオハライド』今すぐ見る

2.映画『アオハライド』のあらすじとネタバレ


(C)2014映画「アオハライド」製作委員会 (C)咲坂伊緒/集英社

高校2年生の吉岡双葉は、恋愛よりも友情を優先し、女子力以上にがさつなところが目立つ女子でした。

ある日、昼休みのときに双葉とは真逆のタイプの植田悠里が男子にちやほやされているのを見ると、双葉の友達は彼女の陰口を平気な顔で言い出します。

そうは思わない双葉も、友人を失わないためにも下手なことは言いませんでした。

双葉たちのクラスに馬渕洸という転校生がやってきますが、そっけない態度の彼にも小湊亜耶という友人が出来ます。

双葉は洸を見たとき、中学時代の初恋の相手である「田中」を思い出します。

彼とは両想いのような関係になりかけたのですが、夏祭りへのデート当日にやってこず、さらに新学期には転校してしまって以来、会っていませんでした。

苗字が異なるのに、よく似た容姿の洸を気にかけていると、洸こそその「田中」だったことを、本人の口から教えられます。

彼は中学のときに両親が離婚した関係で苗字が変り、今までは長崎に住んでいましたが、母親が亡くなった関係で戻ってきたのでした。

4年会っていない間に、洸は以前のような明るい性格ではなくなってしまったことに、ずっと疑問を持つ双葉は、考え続けるあまり、購買でお金を払っていないと従業員に言いがかりを付けられてしまいます。

お金は払ったと抗議しても、傍にいた友達は、双葉を庇うどころか、面倒そうにお金を早く払えばいいと言い出します。

そこへクラスでも人とつるも事がない女子、村尾修子は彼女がお金を払っているところを見たと言い張ります。

さらに双葉の友人に陰口を言われていた悠里さえ、双葉の味方をしてくれます。

部が悪くなった従業員は、さっさとここから出て行くよう双葉に言いますが、そこに居合わせた洸に、きちんと彼女に謝罪するようきつく従業員に言い放ちます。

庇ってくれたことに礼を言う双葉ですが、洸はそれ以前に、双葉の「浅い」友人関係を指摘してきます。

双葉はそんな関係でも孤立するよりかはマシだと言いますが、再び友達が庇ってくれた悠里の陰口を言い出すと、今度は双葉が悠里を庇います。

すると、友達は手の平を返すように、双葉の元を去っていきました。

独りになってしまった双葉に、洸が話しかけますが、彼女は彼が転校したあとに今の双葉のように、クラスで孤立し、いじめられていた辛い過去がありました。

辛い過去を思い出して涙する双葉を、洸はそっと胸に引き寄せるのでした。

洸は今の現状を嘆く双葉に「まだ何も始まっていない」というと、その言葉を受けて彼女は1年間の学校行事を率いるイベントリーダーに立候補します。

すると、それを見た悠里や修子、修子のことが気になっている小湊、彼に無理やり立候補させられた洸の4人も名乗り出ました。

早速、学校ではリーダーたちが参加する合宿が行われ、チームの結束力を高める機会が訪れます。

ところが双葉のグループは全くかみ合わず、空回りするばかり。そんな彼女の様子を見た菊池冬馬が、双葉のことを気にかけるようになります。

チームワークの悪さを担任の田中に指摘されると、洸は遠まわしではありますが、双葉に協力してくれるようになり、他のメンバーも洸に続くように積極的になってきます。

一致団結した5人は、朝陽を眺めるために集まります。

これがアオハル(青春)だと小湊は言いました。

合宿後、小湊考案のルールで、イベントリーダーは週1回集まることが決められます。

そんな風に集まるようになったある日、悠里が洸のことが好きになったと、双葉に伝えます。

双葉も洸が好きなものだと思っての報告でしたが、双葉はそのことを否定します。

しかし自分に嘘が就けないだけでなく、ずっと洸のことを無意識のうちに見ている双葉は洸本人から、自分のことが好きなのかと聞かれてしまう始末。

正直に洸が好きだと、改めて悠里に訂正すると、悠里は洸を諦め、人知れず涙するのでした。

一方、2人の様子を見ていた修子が突然「私は田中先生(イベントリーダーの会の担当教諭)が好き」とカミングアウトし、一同仰天します。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『アオハライド』ネタバレ・結末の記載がございます。『アオハライド』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。
改めて洸への想いを再確認した双葉は、彼が転校していた4年間や、なぜまたここに戻ってきたのか、知りたいことが沢山ありました。

しかし洸は、これ以上触れて欲しくないと、きつく双葉にいいます。

それ以降、小湊ルールもガン無視するようになってしまいました。

2学期になれば、すぐに修学旅行が控えているため、なんとかリーダーの集まりに参加してもらおうと、洸の家に訪れる双葉ですが、玄関から出てきたのは担任の田中でした。

田中は洸の兄で、学校ではなるべくそのことを隠していました。

双葉は田中に洸のことを聞くと、彼は病気で亡くなった母の最期に立ち会っており、そのとき母が苦しい思いをしているのに、自分だけ楽しい思いをすることに罪悪感を抱いてしまうようになったと説明します。

洸自身も、独りで自分を育てる母に、少しでも楽にしてあげたいと、医者を目指して猛勉強しますが、それがかえって身近な母の変化に気付けなかったと自分を責めていました。

それを知った双葉は、そんな洸を責めるやつがいたら、自分がぶっ飛ばしてやると励まし、洸は双葉を抱きしめます。

帰り道に夏祭りのポスターを見かけた洸は、中学のときに一緒に行けなかったことを思い出し、今度こそ一緒に行こうと双葉を誘います。

ところが、その年の祭りにも、洸は現れませんでした。

洸は電話で双葉に「今長崎にいる」と告げると、彼の傍で女の子の声が聞こえてきました。

夏休みが終わると、洸は学校には来るもののイベントリーダーの集まりでも、どこかそっけない態度をとるようになっていました。

おまけにずっとスマホで誰かと連絡を取り合っており、相手は女だと小湊が言います。

悠里は双葉に、夏休みに洸に告白して振られたことを告げました。

そこで双葉は洸に声をかけ、連絡の相手が長崎時代の同級生・成海唯と聞き出します。

唯から電話がかかってきたので洸は席を立つと、その後双葉に声をかけてきたのは菊池でした。

文化祭当日、唯は長崎から、わざわざ洸たちのクラスの出し物を見に来ました。

それを見た双葉に、菊池は自分が演奏するバンドのライブを見に来て欲しいと誘います。

盛り上がるフロアで、小湊がうっかり躓くと、その反動に押された洸は、双葉とキスしてしまいます。

驚いた双葉は逃げ出し、その様子をステージから見た菊池はショックを受けます。

追いかけてきた洸に、今のは事故だからにしていないと言いますが、事故じゃなきゃいいのかと洸が言うと、再び2人は誰もいない教室でキスをします。

洸は唯のことを、自分とよく似た人だと双葉に説明します。

唯もまた、両親が離婚しており、父方に引き取られた身でした。また、夏祭りの日は、彼女の父親の通夜の日でした。

そんな唯の気持ちを理解し、相談に乗っていると洸は言いますが、唯には捜索願が出されていました。

警察に保護される唯は、本当は母に引取りを拒否され、長崎の親戚の家から家出してきたのでした。

唯の事情を知ってから、学校を休みがちになった洸は、彼女に付き添うようになります。

双葉はまるで唯が洸を縛り付けているように感じ、彼を解放して欲しいと直談判しに行きますが、きっぱり断られてしまいます。

いよいよ双葉は、自分を納得させるために、洸にちゃんと振られるために告白してしまいます。

洸は双葉と付き合えないと返事をしました。

その後、雰囲気の変った双葉に気付いた菊池は、双葉に告白をするのでした。

そんな双葉を見た洸はそのほうが彼女にとってもいいと無理に納得しようとしますが、小湊は洸に自分の幸せが考えれない奴が、他人の幸せなんて考えれないと説得します。

小湊は洸に何もしてやれないことを悔やみますが、修子が修学旅行の行き先を長崎に変える提案をします。

旅行先で、洸と双葉が一緒にいるところを見た菊池は、双葉にキスすると、俺なら離したりしないと言います。

しかし自由行動の日、悠里は菊池に、双葉を貸してほしいと言います。

双葉の計画は、洸の長崎での思い出の地を振り返る旅に、洸自身も連れていくことでした。

洸は、過去の自分を思い出し、どこで間違えてしまったのかと責めますが、双葉は一度間違えたらお終いなのかと、洸を励まします。

2人は思い出の場所のひとつである教会に訪れます。

そこは母が自分の病気が治るよういつも祈りに来ていた場所でした。

しかし、教会にある寄せ書きを見ると、母は自分のことではなく、洸の健康や幸せを常に祈り続けていたのでした。

それを知った洸は、人目もはばからず涙します。

その後、双葉は菊池とは付き合うことが出来ないと正直に伝えると、今度は唯から洸が通っていた中学校に来て欲しいと呼び出されます。

教室の机には「三角公園7時」「ヨシオカフタバ」と、あの時の待ち合わせの場所が彫られていました。

唯は双葉の背中を押してあげ、洸の元へ走り出します。

修子たちに、一緒に朝日を見たいと連絡する双葉ですが、みんなは空気を呼んで双葉と洸が2人きりになるようにします。

朝日の見える高台で2人きりの双葉と洸は再びキスをするのでした。

3.映画『アオハライド』の感想と評価


(C)2014映画「アオハライド」製作委員会 (C)咲坂伊緒/集英社

どこまでも青春&ラブストーリー過ぎて、あらすじを書きながら、恥ずかしさのあまり顔から火が出ていたのですが、洸と離れ離れになっていた過去との掛け合いもあって、非常にバランスのいいストーリー展開となっているように思います。

まさか東出昌大も、この後『クリーピー』で感情無い系刑事を演じることになるなんて、考えてもいなかったでしょう(あ、第3子ご誕生おめでとうございます!)

あと、ストーリーとは関係ないのですが、文化祭の千葉雄大が演奏していた曲が、ELLEGRADENの「My Favorite Song」という、初期も初期のアルバムから選曲する渋さに度肝を抜かれました。(たぶん、歌詞の内容もあるのでしょうが)

参考映像:ELLEGRADENの「My Favorite Song」

その次の曲も同じアルバムからの『風の日』という曲だったので、たぶん演奏している高校生は、中身は20代後半です。

まとめ


(C)2014映画「アオハライド」製作委員会 (C)咲坂伊緒/集英社

邦画のラブストーリーは、完成度がピンきりなイメージなのですが、監督が『ソラニン』『ホットロード』の三木孝浩さんだけあって、クオリティは高いです。

ストーリーも恋愛映画特有の遠回り間もありつつ、相手方の暗い過去とのコントラストもいい感じだと思います。

ただ、(当方含め)学生時代アオハルに乗ることの出来なかった人が見ると、だいぶやるせない気持ちが隠せないです・・・

さて、『アオハライド』が観られるHuluでは現在2週間無料トライアルを実施中

▼Huluで 映画『アオハライド』はご覧いただけます。
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無料トライアル期間に解約をすれば料金は一切かかりませんし、記事でご紹介した作品以外にも映画・海外ドラマ・国内ドラマ・アニメなど、大量の作品が見放題となっています。

作品によって追加料金がかかるVOD(定額制動画配信サービス)もありますが、Huluは全作品見放題というのも安心して使えるポイントですね!

※紹介している情報は2017年11月時点のものです。配信作品の状況が変わっている可能性もありますので、詳細は公式ホームページにてご確認ください。

畜生!リア充爆発しろ!(死語?)そんな気持ちの人向けです。

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