ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催される「未体験ゾーンの映画たち2018」。
そこで上映される1本が映画『アンダー・ザ・ウォーター』。
海面上昇により地上のほとんどが海水に沈み、多くの動植物が絶滅。ある女性科学者の研究成果を奪取の密命を受けたファン大尉は、特殊技術で自分の分身をタイムトラベルで過去に送り込むが…。
CONTENTS
1.映画『アンダー・ザ・ウォーター』の作品情報
【公開】
2018年(スウェーデン・デンマーク・フィンランド合作映画)
【原題】
QEDA(英題:MAN DIVEDED)
【原案・監督】
マックス・ケストナー
【キャスト】
カーステン・ビィヤーンルン、ソフィア・ヘリン、ジョゼフ・マウル
【作品概要】
大地のほとんどが海に沈んだ地球を救うべく過去にタイムスリップした男の奮闘を描く北欧製SFサスペンス。
テレビドラマ『THE KILLING キリング』や映画『エージェントID:A』のカーステン・ビィヤーンルン、テレビドラマ『THE BRIDGE ブリッジ』や映画『アーン 鋼の騎士団』のソフィア・ヘリンの共演。
ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2018」にて上映作品。
2.映画『アンダー・ザ・ウォーター』のあらすじ
海に沈んでしまった世界…、人類はどう生きるのか?
2095年…。海面の上昇で大陸の多くは海に沈み、動物や植物のほとんどは「塩病」にかかり絶滅していました。
真水は貴重品となり、もはや人類が滅亡するのも時間の問題でした。
わずかな残された希望は、ある女性科学者の存在。
海水を真水に変える研究で成果を上げたと言われるが、それは発表されることなく、2017年に飛行機事故で命を落としていました。
「なんとしても研究結果を入手せよ」と、政府の密命を受けるファン・ルン大尉。
彼は特殊技術で生み出された“QEDA”と呼ばれる自らの分身を、2017年へとタイムスリップさせます。
しかし分身が過去へとたどり着き女性科学者に接触した直後、通信が途絶えてしまいます。
果して過去で何が起きたのか…。人類は生き残ることができるのか…?
3.映画『アンダー・ザ・ウォーター』の感想と評価
本作『アンダー・ザ・ウォーター』は、海面上昇で大陸のほとんどが海に沈んだ世界から始まり、その未来無き世界を救うためにタイムスリップした男の運命を描く、北欧各国が集結して生み出したSFサスペンス映画。
特集上映「未体験ゾーンの映画たち2018」にて、2018年1月6日(土)より公開される、映画ファン要注目の作品です。
北欧の温暖化に伴う海面上昇、それによって滅亡の危機にさらされる人類。
近い将来起こりうるかもしれない現実味のある脅威を独自の世界観で描き出したのは、北欧デンマーク出身の俊英マックス・ケストナー監督。
そしてキャスティングは、ハリウッドでもリメイクされた大ヒット北欧ミステリー『THE KILLING/キリング』などで知られるカーステン・ ビィヤーンルン。
同じくヒット作『THE BRIDGE/ブリッジ』で主人公を演じたソフィア・ヘリンたち、北欧を代表する俳優陣が共演しています。
時空移動や大陸沈没、また分身などといったSFファン垂涎の魅力ある仕掛け満載の内容は、あなたをきっと魅了ことするでしょう。
果たしてファン・ルン大尉は歴史を変え、人類を救えるのか!?
まとめ
北欧映画ファンなら誰もが知る映画に、ダーグル・カウリ監督の2004年公開『氷の国のノイ』や2016年公開の『好きにならずにいられない』がありますね。
また、ラース・フォン・トリアー製作総指揮、ニコライ・アーセル監督の2013年公開の『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』を見たことがある人もいるはずです。
これらの作品で北欧の特有の空気感や人物たちを内なる心境を捉えたキャメラマンは、ラスムス・ビデベック。
スティーブン・キング原作の映画化の『ダークタワー』でも、ラスムス・ビデベックはキャメラを担当しています。
ぜひ、本作『アンダー・ザ・ウォーター』で、その映像美の腕前をいち早くチェックしておいた方が良いですよ。
2018年1月6日(土) より、ヒューマントラストシネマ渋谷「未体験ゾーンの映画たち2018」ほか順次公開です。
ぜひ、お見逃しなく!