橋本愛主演×矢崎仁司監督×柚木麻子原作の映画『早乙女カナコの場合は』が公開決定!
数多くの話題作を世に送り出し、国内外で高い評価を得ている柚木麻子の小説『早稲女、女、男』が映画化に!
映画では、主人公・早乙女カナコ役を橋本愛、長津田役を中川大志が演じます。監督は『三月のライオン』(2016)『ストロベリーショートケイクス』(2006)などで知られる矢崎仁司。
本作は、恋愛をテーマにしながらも、ただのラブストーリーにとどまらなず、シスターフッド、社会との葛藤、複雑に絡み合う人間模様を丁寧に描き出し、「恋とは何か」「本当に大切なものは何か」を問いかける作品となっています。
映画『早乙女カナコの場合は』は、2025年3月14日(金)全国公開!
このたび、カナコと長津田役の2人のほか、追加キャストたちから本作に関わる熱意のこもったコメントが届きましたので、ご紹介いたします。
CONTENTS
映画『早乙女カナコの場合は』とは?
原作は、国内外で高い評価を得ている柚木麻子の小説『早稲女、女、男』。映画では、タイトルを『早乙女カナコの場合は』としました。
男勝りで過剰な自意識ゆえに素直に甘えることができず、本当は誰よりも純粋で不器用な主人公・早乙女カナコと、演劇サークルの先輩・長津田の10年に渡る恋愛模様を中心に、彼女たちと周囲の人々が右往左往しながらも各々が自分を見つめ直していく姿を描いています。
主人公・早乙女カナコ役を橋本愛、長津田役を中川大志が演じ、追加キャストとして、山田杏奈、臼田あさ美、中村蒼らも出演が決定しました。
キャストコメント
橋本愛/早乙女カナコ役
大学に通えなかった自分にとって、この作品はあらかじめ失われた青春を取り戻すかのような……というほど甘酸っぱい話でもないのですが、全く知らない世界を手探りで途方もなく歩く感覚、でした。男とか、女とか、そのグラデーションとか、自意識、愚かさ、狡猾さとか、そんなものがわっと湧き上がってきて、葛藤して、ぐちゃぐちゃになって。でもそれこそがオリジナルで、そして何でもない自分自身なのだと、そんなふうに思ったんです。全然大人になんてなってなかった!
中川大志/長津田啓士役
長津田というキャラクターを知れば知るほど人間の奥深さが出てきて、とてもチャーミングです。この役は僕にとってまた新たな挑戦でもありました。映画の中で流れていく時間、変化していく季節が、苦しくも心地よかったです。
山田杏奈/本田麻衣子役
大学生活という限られた時間の中で自分の在り方を探る麻衣子にヒヤヒヤとさせられたり共感したり。 どうなるか分からなくても、先が見えなくても 好きなように生きていいじゃないか! という覚悟を彼女に教えてもらった気がします。 観終わったあと自分自身を肯定してあげたくなるような、どこか清々しい気分になるような。 楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
臼田あさ美/慶野亜依子役
原作、台本、と読んで、慶野亜依子の話す言葉が聡明であり、逞しく、艶美な様が浮かび、大事にしたいと思いました。現場に入ってからは、慶野亜依子の脆さを受け入れる日々で、カナコの真っ直ぐさに向き合うたびに負けてしまいそうで、重心を低く、踏ん張って演じました。
中村蒼/吉沢洋一役
矢崎監督はあまり多くは語らないけれど、確実に頭の中に理想としてある監督が求めている芝居をカメラの前で表現するのはとても難しかった。けれど、OKの声を聞いた時は本当に嬉しかったことを覚えています。互いの立場や性格に嫉妬し、羨み、何度も傷つきながら成長する登場人物達を応援してあげてほしいです。
映画『早乙女カナコの場合は』の作品情報
【日本公開】
2025年(日本映画)
【原作】
柚木麻子『早稲女、女、男』(祥伝社文庫刊)
【監督】
矢崎仁司
【脚本】
朝西真砂、知 愛
【音楽】
田中拓人
【キャスト】
橋本愛、中川大志、山田杏奈、根矢涼香、久保田紗友、平井亜門、吉岡睦雄、草野康太、臼田あさ美、中村蒼
映画『早乙女カナコの場合は』のあらすじ
大学進学と同時に友達と二人暮らしを始めた早乙女カナコ。
入学式で演劇サークル「チャリングクロス」で脚本家を目指す長津田と出会い、そのまま付き合うことになりました。
やがてカナコは就職活動を終え、念願の大手出版社に就職が決まりました。
長津田とも3年の付き合いになるのですが、このところ口げんかが絶えません。
⻑津田は、口ばかりで脚本を最後まで書かず、大学を卒業もする気はなさそうです。
そのうえ、サークルに入ってきた女子大の1年生・麻衣子と浮気疑惑さえあります。
そんなとき、カナコは内定先の企業の先輩・吉沢から告白されました。
編集者になる夢を追うカナコは、長津田の生き方とだんだんとすれ違っていきます。
大学入学から10年……。それぞれが抱える葛藤、迷い、そして二人の恋の行方は……。
まとめ
大学で知り合って以来、ずるずると長い付き合いのカナコと長津田。
「この男は、バカだ」と思うカナコですが、「でもずっと好きな私は、もっとバカだ」と思っています。
山あり、谷ありの恋愛戦線で、早乙女カナコの場合は……何が待っているというのでしょう。
カナコと長津田が出会って10年後の物語、展開する “ありのままの自分を愛する”恋愛奮闘記にご期待ください。
橋本愛主演×矢崎仁司監督×柚木麻子原作の映画『早乙女カナコの場合は』は、2025年3月14日(金)全国公開!