塩出太志×岡田あがさ。
奇才と鬼才の狂演。
『死神ターニャ』(第26回・東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ)、『時時巡りエブリデイ』『ロード・オブ・ツリメラ』など独自の世界観の映画を創り続けている塩出太志監督。
塩出太志監督の最新作『この世はありきたり』が2020年1月4日(土)から新宿K’s cinemaをはじめとする劇場で公開されることが決定しました。
映画『この世はありきたり』について
塩出作品にも多く出演している岡田あがさ作・演出による10年前の一人芝居『ワタシガタリ』を原案に、塩出監督と岡田あがさの二人の手で再構築された本作。
「映画」と「演劇」の垣根を超えた岡田あがさの鬼気迫る演技を強く打ち出し、観客に強いインパクトを与えるものとなっています。
本作は、2018年の「横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル」にて「長編部門 最優秀賞」を受賞しました。
監督:塩出太志のプロフィール
参考:塩出太志のツイッター
良く言えばマグリットです^_^✨ pic.twitter.com/dyEUaE7PYF
— 塩出太志11/15〜童貞幽霊 あの世の果てでイキまくれ!」@上野オークラ劇場 (@piyode_fromGMC) November 8, 2019
映画『この世はありきたり』の監督・塩出太志(しおでたいし)は1980年生まれ、兵庫県出身。
第29.30期イメージフォーラム付属映像研究所を経て、ニューシネマワークショップ2期クリエーターアドバンスを卒業しました。
自身が所属する映像制作集団Grand Master Company にて精力的に映画を作り続けています。
作風は不条理で奇抜なドラマをブラックユーモア交え爽快に描き出します。
初長編『死神ターニャ』が第26回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ部門」にノミネートされ、新しいエンタテイメントが作れる監督と注目を集めました。
代表作として、つり目のスーパーセレブユニット「ツリメラ」を主演とした『ロード・オブ・ツリメラ』、鳥居みゆき主演の『時時巡りエブリデイ』同主演の短編『ユキの異常な体質/または僕はどれほどお金が欲しいか』など。
2019年にはOP PICTURES新人監督発掘プロジェクト2017審査員特別賞を受賞し制作した、初のピンク映画「あの世の果てでイキまくれ!」が公開。
そして今回、岡田あがさを主演に迎え世にも奇妙な映画『この世はありきたり』が爆誕しました。
原作・主演の岡田あがさプロフィール
映画『この世はありきたり』の原作と主演を務めた岡田あがさは埼玉県出身、1986年9月18日生まれ。
2006年より女優活動を開始。明治大学文学部文学科演劇学部中退。
強烈な存在感で正統派ヒロインから一癖も二癖もあるエキセントリックな役まで、触れ幅の多い役柄を演じ分けます。
塩出太志監督による映画『死神ターニャ』では福岡インディペンデント映画祭俳優賞受賞。
主な出演作は『ロード・オブ・ツリメラ』(塩出太志監督)『金閣寺』(宮本亜門演出)『ブエノスアイレス午前零時』(行定勲演出)『三人姉妹』(赤澤ムック演出)『ザンビ』(児玉明子演出)など。
映画『この世はありきたり』の作品情報
【日本公開】
2020年(日本映画)
【監督・脚本】
塩出太志
【撮影】
岩川雪依
【助監督】
田村専一、宮原周平
【小道具】
佐藤美百季
【キャスト】
岡田あがさ、星野ゆうき、田口由紀子、松本高士、田中萌、岡本裕輝、ほりかわひろき、牛丸亮、村田啓治
映画『この世はありきたり』のあらすじ
ユキは毎日考えています。
自分が「特別な存在」なのかどうかを。
それは誰もが一度は考えるありきたりなことかも知れません。
ではありきたりじゃないとはどういうことなのかなと考えれば考える程、何が起こっても世の中からしたら、いや地球からしたら、
いや宇宙から考えたら、神様の視点からすれば、ありきたりなのかな。
何にせよ、この世はまだまだ無くなりそうではないので、今日も「特別な存在」について考えてみます。
まとめ
インディペンデント映画界からも多くの賛辞を受けている本作。
『叫び声』『プールサイドマン』の渡辺紘文監督は「期待値MAXで観たけれどやっぱり想像を遥かに超えて凄かった」とコメントを寄せています。
映画『この世はありきたり』は2020年1月4日(土)から新宿K’s cinemaをはじめとする劇場で公開です。
映画と演劇、夢と現(うつつ)を超えた世界を直視できるか!