奥山大史監督の映画『僕はイエス様が嫌い』が第66回サンセバスチャン国際映画祭ニューディレクターズコンペティションに正式出品決定。
日本人として7年ぶり、かつ最年少の22歳でノミネートされた奥山大史監督のプロフィール紹介と、映画『僕はイエス様が嫌い』のあらすじをご紹介いたします。
CONTENTS
映画『僕はイエス様が嫌い』の作品情報
【公開】
2019年(日本映画)
【原題】
僕はイエス様が嫌い(英題:JESUS)
【監督】
奥山大史
【キャスト】
佐藤結良、大熊理樹、チャド・マレーン、木引優子、ただのあっ子、二瓶鮫一、秋山建一、大迫一平、北山雅康、佐伯日菜子
【作品概要】
奥山大史監督が大学の卒業制作として初めて作った長編第一作。
奥山監督自ら脚本を執筆、撮影・編集も手掛けている。
第66回サンセバスチャン国際映画祭ニューディレクターズコンペティションに日本人としては史上最年少の22歳でノミネート。
映画『僕はイエス様が嫌い』の奥山大史監督とは
奥山大史(おくやまひろし)監督は、1996年東京生まれ。
青山学院大学総合文化政策学部卒業。映画美学校18期高等科修了。
現在は映画監督・撮影監督として活動中。
主な監督作品
短編映画『Tokyo 2001/10/21 22:32~22:41』
主演:大竹しのぶ
ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018オフィシャルコンペティション正式出品
短編映画『白鳥が笑う』
主演:原西孝幸(FUJIWARA)
第7回沖縄国際映画祭正式出品
ミュージックビデオ『バトン』
ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2016にて優秀作品として選出
主な撮影作品
映画『さようなら、ごくろうさん』
監督:城真也
ぴあフィルムフェスティバル2017入選
映画『過ぎて行け、延滞10代』
監督:松本花奈
映画『最期の星』
監督:小川紗良
ぴあフィルムフェスティバル2018入選
そのほか、GUのTVCM『ROMANTIC TOUCH COLLECTION』(出演:中条あやみ)、LOFTのスペシャルムービー『好き』などがあります。
サンセバスチャン国際映画祭とは
サンセバスチャン国際映画祭は、ヨーロッパでは世界四大映画祭と言われており、カンヌ、ベルリル、ベネチアに次ぐ、重要な映画祭に位置付けられています。
2018年度は是枝裕和監督の生涯功労賞の授与決定や、『万引き家族』の出品。
また、濱口竜介監督の『寝ても覚めても』の招待上映決定といった、日本映画界としても話題のつきない映画祭です。
近年、サンセバスチャン国際映画祭ニューディレクター部門に選出された日本人監督は、2008年に濱口竜介監督の『PASSION』、2011年に砂田麻美監督の『エンディングノート』がありました。
奥山監督は、砂田監督以来、7年ぶりとなるノミネート。
しかも本作『僕はイエス様が嫌い』は大学で卒業制作として作られた長編作品ということもあり、大いに注目ですね。
サンセバスチャン国際映画祭出品について奥山監督のコメント
映画『僕はイエス様が嫌い』が、第66回サンセバスチャン国際映画祭のニューディレクターズコンペティションに正式出品されることが決定した喜びについて、奥山大史監督から次のようなコメントをいただきました。
「大学の卒業制作として初めて作った長編映画が、サンセバスチャン国際映画祭にノミネートして頂けたこと、嬉しいです。
真冬の廃校で一緒に苦労して作り上げてくれたスタッフ・キャストの方々に改めて感謝します。
映画祭期間中は初めてだらけの日々になりそうで、楽しみです」
はじめて尽くしの快挙!奥山監督、おめでとうございます!!
映画『僕はイエス様が嫌い』のあらすじ
小学生のユラは、おばあちゃんと一緒に暮らすため、東京から雪深い地方の小学校へと転校することになりました。
転校先の新しい同級生たちと行う礼拝というものに戸惑いを感じつつも、次第に慣れていきます。
ある日、お祈りをしていると目の前にとても小さなイエス様が現れました。
そのイエス様にお願いしたことは必ず叶えられ、ユラはイエス様の持つ力を信じるようになっていきます…。
まとめ
第66回サンセバスチャン国際映画祭に日本人としては最年少の22歳での出品が決定した奥山大史監督。
サンセバスチャン国際映画祭の新人監督部門への日本人のノミネートは7年ぶりという快挙だそうです。
大注目の出品作品、映画『僕はイエス様が嫌い』は、2019年公開です。