勝つためならルール無用!天才エジソンをカンバーバッチが熱演。
世紀の発明王トーマス・エジソンほどの天才にも、最強のライバルがいました。彼の名前はジョージ・ウェスティングハウス。
“頭脳でトップに立つクリエイター”であるエジソンに対して、“戦略で支配を広げるカリスマ実業家”ウェスティングハウスとが覇権を争い火花散らす映画『エジソンズ・ゲーム』。
この二人による壮絶なビジネスバトル“電流戦争”を描いた映画『エジソンズ・ゲーム』が、2020年6月19日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショーされることが決定しました。
併せて本予告映像と場面写真が解禁されましたのでご紹介します。
CONTENTS
映画『エジソンズ・ゲー ム』について
アメリカ初の電力送電システムを巡る、エジソンとライバルたちの闘い“電流戦争”があったからこそ、現代の私たちは豊かな暮らしを送っています。
そんな歴史の一大トピックが、ついに映画化されます。
本作では莫大な金が動く特許の争奪戦に、名誉をかけた裁判。その影で横行するスキャンダラスなネガティブキャンペーンと裏取引…超一流の天才たちによる、息もつかせぬ本気の闘いの全貌が今、明かされます。
当初、本作はワインスタイン・カンパニーの作品として、2017年にトロント国際映画祭でお披露目され全米公開を予定していました。
しかし共同創業者のハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ疑惑が発覚、同社は破産に追い込まれ、映画は公開延期を余儀なくされました。
その後、ワインスタイン・カンパニーは買収され、新たな101Studiosという配給会社により、遂に2019年10月、全米公開を実現したばかり。
この復活劇に一役買って出たのが、巨匠マーティン・スコセッシ監督です。
当初のトロント映画祭で披露された本編は、ワインスタイン・カンパニーの強い圧力によってまとめられ、製作陣にとって不本意なバージョンだったといいます。
アルフォンソ・ゴメス=レホン監督の師匠で本作の製作総指揮であるスコセッシ監督は、それを完成版と認めず製作陣による再編集を支援しました。
監督たちは、超多忙なスター俳優たちを集め、たった1日限りの再撮影を敢行。元のバージョンから10分を削り、新たに5つものシーンを追加した渾身の“ディレクターズ・カット”を完成させ、2年越しの全米公開となる奇跡の大逆転を成し遂げました。
天才発明家エジソンを演じるのは、『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』(2014)で、アカデミー賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチ。
世界的偉人のイメージを180度覆し、勝つためなら手段は選ばない、奇才のダークヒーローを怪演しました。
対するライバルのウェスティングハウスには『シェイプ・オブ・ウォーター』(2018)のマイケル・シャノン。
さらに、二人の対決の鍵を握る若き天才科学者テスラに『女王陛下のお気に入り』(2019)のニコラス・ホルト、エジソンを支える助手に『スパイダーマン』最新シリーズのトム・ホランドと、英国とハリウッドの美しき男たちが集結しました。
映画『エジソンズ・ゲー ム』の予告編
この度解禁された予告映像では、電気の供給権を巡り、<直流>による送電方式を提唱する天才エジソンと、<交流>による送電方式を提唱する宿敵ウェスティングハウスの激しい攻防が収められています。
冒頭から、敵対心をあらわにするエジソンとウェスティングハウス。
そこにウェスティングハウスと手を組む新進気鋭の科学者二コラ・テスラと、エジソンの助手・インサルも加わり、白熱したビジネスバトルはより加速していきます。
アイディアを盗まれ怒鳴り散らす姿や、交流は危険だと煽るネガティブキャンペーンの実施など、我々がよく知る“偉人エジソン”とは大きくかけ離れた姿が衝撃的です。
だが、ウェスティングハウスも黙ってはいません。「そろそろ決着を付けようか」とエジソンに宣戦布告するや否や、「君の不正は掴んだ」と、不敵な笑みを浮かべます…。
<直流>のエジソンと、<交流>のウェスティングハウス。
果たして未来を照らすのはどちらか…。プライドと情熱が衝突する、究極のビジネスバトルの行方から目が離せない予告編となっています。
映画『エジソンズ・ゲーム』の場面写真
予告映像とともに、新たに解禁された場面写真をご紹介します。
ベネディクト・カンバーバッチとトム・ホランドの“師弟”2ショットを収めた写真、弟子感全開のトム・ホランドの可愛らしい笑顔溢れる一枚は、マーベル・シネマティック・ユニバースファン垂涎間違いなし。
また、エジソンの宿敵「カリスマ実業家」ウェスティングハウスの険しい表情を捉えたものや、天才二コラ・テスラとビリヤードを興じる紳士的な姿も写し出しています。
他にもエジソンの発明のひとつでもある蓄音機の前で妻メアリーと仲睦まじく会話を交わすエジソンの姿からは、本作で見せる新たな一面も予感させます。
また、テスラの写真からも分かるように、本作ならではの輝く豪華なセットにもご注目ください。
映画『エジソンズ・ゲー ム』の作品情報
【日本公開】
2020年(アメリカ映画)
【原題】
The Current War: Director’s Cut
【監督】
アルフォンソ・ゴメス=レホン
【脚本】
【キャスト】
ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、トム・ホランド、ニコラス・ホルト
【字幕翻訳】
松浦美奈
映画『エジソンズ・ゲー ム』のあらすじ
19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていました。
白熱電球の事業化を成功させたトーマス・エジソンは天才発明家と崇められ、大統領からの仕事も平気で断る傲慢な男でした。
裕福な実業家ジョージ・ウェスティングハウスは、大量の発電機が必要なエジソンの“直流”より、遠くまで電気を送れて安価な“交流”の方が優れていると考えていました。
若手発明家のテスラも、効率的な“交流”の活用を提案するが、エジソンに一蹴されてしまいます。
ウェスティングハウスは“交流”式送電の実演会を成功させ、話題をさらいます。
そのニュースにエジソンは激怒、“交流”は危険で人を殺すと、ネガティブキャンペーンで世論を誘導していく…。
こうして世紀の“電流戦争”が幕を開けました!
訴訟や駆け引き、裏工作が横行する中、ウェスティングハウスはエジソンと決裂したテスラに近づきます…。
果たしてこのビジネスバトルを制するのはどちらなのでしょうか?
まとめ
私たちがよく知る偉人ではなく、別の顔を見せる天才エジソン役をベネディクト・カンバーバッチが熱演!
未来を照らすため、天才発明家とカリスマ実業家が火花を散らす戦いが始まります。
壮絶なビジネスバトル“電流戦争”を描いた映画『エジソンズ・ゲーム』は、2020年6月19日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショーです。