映画『タイタニック』は、1997年に公開されたジェームズ・キャメロン監督による作品で、現在も多くの方々から支持されている作品です。
1912年、英国のサウサンプトン港を出航したタイタニック号沈没事件をベースに、上流階級の女性と貧困青年の儚くも美しい愛を描いた物語です。
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『タイタニック』の作品情報
【公開】
1997年(アメリカ映画)
【原題】
Titanic
【監督】
ジェームズ・キャメロン
【キャスト】
レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、ビリー・ゼイン、デビッド・ワーナー、フランシス・フィッシャー、ダニー・ヌッチ、ビル・パクストン、グロリア・スチュアート、スージー・エイミス、キャシー・ベイツ、バーナード・ヒル、ジョナサン・ハイド、ヴィクター・ガーバー、マーク・リンゼイ・チャップマン、ヨアン・グリフィズ
【作品概要】
監督を務めたのは、映画『ターミネーター』シリーズや『アバター』などの人気作を世に送り出したジェームズ・キャメロン。
1998年にはアカデミー賞作品賞や監督賞を初めとする11部門を受賞し、セリーヌ・ディオンが歌った主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」もアカデミー歌曲賞を受賞しました。
また、ジャック役を演じたレオナルド・ディカプリオが、日本でレオ様と呼ばれるきっかけにもなり、ローズ役を演じたケイト・ウィンスレットがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた作品でもあります。
『タイタニック』のあらすじとネタバレ
タイタニック号の沈没から84年後の現代。
トレジャーハンターたちはタイタニック号と沈んだ「碧洋のハート」を探すべく、小型潜水艇を使って海底深くに沈んでいるタイタニック号の調査を行っていました。
そして、船内にあった金庫から、若い女性を描いた絵が1枚発見されます。
この様子はテレビで放送されており、それをみた老女が「その絵は自分」だと名乗り出ました。
こうして、彼女の口から悲惨な事故と、思いもよらない物語が語られることになります。
1912年4月10日。
タイタニック号は1500人以上の乗員乗客を乗せ、アメリカに向けてイギリスの港を出航します。
上流階級のローズ・デウィット・ブケイターは、婚約者のキャルドンと彼との結婚を一方的に決めたローズの母らと一緒にタイタニック号の1等船室に、画家志望で労働青年のジャック・ドーソンはポーカーで手に入れた3等船室に乗船していました。
ローズは、母が強引に決めた結婚が嫌で、船の舳先から飛び降りようとしていたところをジャックに助けられます。
ふたりは、すぐに恋に落ちました。
『タイタニック』を観た感想と評価
レオナルド・ディカプリの出世作でもある『タイタニック』は、名作というだけでは足りないほど最高峰の作品です。
誰もが知っているという知名度があるものの、意外にも観てない方も多いことでしょう。
本作は単なる純愛ラブ・ストーリー映画ではありません。
沈没という思いもよらない出来事に、多くの方々が逃げ惑う姿や船から海に投げ出される人々、自分さえ良ければという身勝手な行動など、極限状態に陥った人たちの人間性がリアルに表現されています。
何よりも、巨大な豪華客船がなす術も無く海に沈んでいくシーンは衝撃かつ圧倒的な迫力で、つばを飲む緊張感が全身を包み込みました。
また、エンドロールで流れるセリーヌ・ディオンの高らかな歌声は、起こった事全ての出来事を悲しくも美しく包んでくれます。
レオナルド・ディカプリとケイト・ウィンスレットの共演だからこそ成し得た作品であり、演技はもちろん脚本や演出、音楽など全てにおいて完成度の高い作品です。
まとめ
映画『タイタニック』は、1912年に実際に起こったタイタニック号沈没事故を基に、労働階級のジャックと上流階級のローズの身分違いの悲恋と、「沈まない船」と言われていたタイタニック号の沈没を前に、極限状態に陥った人々の姿をリアルに描きました。
タイタニック号に関しては、現代でも様々な情報が語られています。
20世紀最大の海難事故ではありましたが、もしかしたらその中でジャックとローズのような恋物語があったのかもしれませんね。
また、端役にもそれぞれのストーリーがあるのも魅力で、ジャックやローズの思いと共に彼らの心情も捉えて頂くと、より一層お楽しみ頂けます。