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Entry 2021/06/17
Update

映画『フェノミナ』ネタバレ感想考察とラスト結末までのあらすじ。ジェニファー・コネリーが昆虫と交信できる少女を演じる

  • Writer :
  • からさわゆみこ

母親の愛情が左右した、思春期の子供に与えた2つの悲劇

映画『フェノミナ』は、『ゾンビ』(1978)、『サスペリア』(1977)を手掛けた、イタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェント監督による、サスペンスホラー作品です。

舞台はスイス北部の都市チューリッヒ。郊外の観光地でバスに乗り遅れた、観光客の少女が助けを求め、近くの民家を尋ねると壁に鎖で繋がれた何者かが、怪力で壁から手枷を抜くと少女に襲いかかり、殺害し首を切断するという猟奇事件が起こります。

事件解決に乗り出す、昆虫と交信できる美少女役には、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984)でスクリーンデビューし、『ビューティフル・マインド』(2001)で、アカデミー助演女優賞など多数の映画祭で賞を受賞した、ジェニファー・コネリーが13歳の時の主演作です。

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映画『フェノミナ』の作品情報

(C)1984 TITANUS

【公開】
1985年(イタリア映画)

【原題】
Phenomena

【監督】
ダリオ・アルジェント

【脚本】
ダリオ・アルジェント、 フランコ・フェリーニ

【キャスト】
ジェニファー・コネリー、ダリア・ニコロディ、ダリラ・ディ・ラザーロ、パトリック・ボーショー、ドナルド・プレザンス

【作品概要】
昆虫学者のマクレガー教授を演じたのは、『007は二度死ぬ』(1967)でボンドの宿敵エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド役や、ホラー映画「ハロウィン」シリーズの主人公ルーミス役で有名になった、ドナルド・プレザンスが務めます。

サスペリア2』(1975)で、女記者ジャンナ役を演じたダリア・ニコロディは、本作では猟奇殺人を繰り返すブルックナー役を怪演。

冒頭でバスに乗り遅れたため殺害された、デンマーク人観光客の少女を演じたのは、アルジェント監督の実娘フィオーレ・アルジェントです。

本作は2021年6月18(金)~7月1日(木)、4Kレストア版にてシネマート新宿・心斎橋で上映。

映画『フェノミナ』のあらすじとネタバレ

(C)1984 TITANUS

ガイガー刑事は昆虫学者として名高いマクレガー教授に、とある事件の見解を求めに来ています。教授は介助ペットのチンパンジー“インガ”と暮しています。

教授は腐敗が進行した頭部を見て、巣くう蛆虫の生育過程から死亡推定時期を、8カ月強経過していると読み取ります。

当時、少女の行方不明者が多発していたことから、被害者はデンマークから観光に来て9月9日に行方不明になった、ヴェラ・ブラント14歳であろうと推察します。

マクレガー教授は事故で車椅子生活です。その教授を補佐してくれていた、グレタという若い女性も行方不明になっていました。

少女ばかりを狙う殺人鬼の捜査に、教授は協力を惜しまないと告げます。

一方、寄宿制のリヒャルト・ワグナー女学校に転入するため、アメリカからジェニファー・コルビノがスイスに到着します。

彼女は有名な映画俳優を父に持っていました。ジェニファーの世話役として学校の職員、ブルックナーが迎えに来ていました。

ブルックナーはこの辺りが、“魔境”と呼ばれる地域だと話していると、車内にハチが迷い込みパニックになります。ところがジェニファーは、ハチを手に止まらせ落ち着くよう言います。

学校に到着したジェニファーは、早々に印象深い夜を迎えます。ルームメイトのソフィはジェニファーの父が有名な俳優と知り、ファンだと言って親しくなります。

芸能情報通のソフィは、ジェニファーの母親は離婚していないことも知っています。ジェニファーは8歳のクリスマスの晩に、愛人からの電話で出て行ったきりと話します。

ジェニファーは就寝すると奇妙な夢を見てうなされ、何度も寝返りを打ち寝苦しそうにしていると、外では再び少女が何者かに追われ、森の中を逃げ回り古い建物の中に逃げ込みます。

ジェニファーは夢遊病の持病があり、ベッドを抜け出し徘徊しはじめました。少女が逃げ込んだのは、学校の使用されていない古い建物です。

ジェニファーは屋上からその古い建物の方へと進みます。そして、その中で殺害される少女の現場に遭遇してしまいました。

ところがジェニファーには意識がなく、足場の抜けた建物の軒から転落し、そのまま外へと徘徊してしまいます。

彼女は少年2人に車で連れ去られそうになり、そこで意識が目覚め車から飛び降り、高台の茂みから転げ落ちて、マクレガー教授のチンパンジーインガに助けられます。

ジェニファーは教授の家で手当をうけ、夢遊病だと打ち明け記憶が全くないと言います。彼女は教授が昆虫学者だと知ると、目を輝かせ研究室の虫と戯れはじめました。

昆虫はジェニファーに対して不思議な生態を見せます。それを見た教授は彼女に不思議な能力を感じ、また訪ねてくるよう言います。

ジェニファーは夢遊病のことを気にし、土地のせいか風のせいかもとつぶやきます。教授はアルプスから吹くフェーン風は、人を狂わせるとも言われていると教えます。

そして、夢遊病になったら「これは夢遊病だ!目覚めろ!」と何度も言い聞かせるよう、ジェニファーに助言しました。

以下、『フェノミナ』ネタバレ・結末の記載がございます。『フェノミナ』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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(C)1984 TITANUS

学校に戻ったジェニファーは異常すぎる行動から、脳波の検査をするよう校長から指示され、診療台に寝かされます。

ジェニファーは過去にも検査をし、専門医から一過性の病気だと診断されたと主張します。ただし、記憶がなく外で徘徊する異常さは、人格分裂の初期症状の可能性を指摘され、検査をすることになりました。

しかし、電気ショックを加えられたジェニファーは、その晩のできごとを断片的に思い出していきます。

少女の殺害現場を見たジェニファーは、犯人に顔を見られたかもしれないと、ソフィに話しまた夢遊病で歩き回り、遭遇したら怖ろしいと言います。

そして、また夢遊病で歩き出さないか、監視し起こしてほしいと頼みます。ソフィはその晩は見張ってくれると約束してくれました。

ところがソフィはボーイフレンドと逢引きするため外に出かけてしまいます。つけっぱなしのテレビでは、昨夜殺害された少女が行方不明だと報道されています。

ジェニファーはまた夢遊病の発作を発症しますが、マクレガー教授の指南通り「夢遊病よ。起きて!」と言い聞かせ、発作から逃れることができました。

その頃、ボーイフレンドとの密会を終えたソフィは、何者かに襲われ逃げまどいますが、とうとう彼女も殺人鬼の犠牲者になってしまいます。

ジェニファーは彼女の悲鳴を聞き、窓を開けますがフェーン風が木々を揺らし、何ごともないように静かでした。

彼女は何かに導かれるように外へ出ると、一匹の蛍が茂みの中へと導き手袋をみつけさせます。ジェニファーは部屋に持ち帰ると、突然悲鳴をあげます。

ジェニファーは父親宛ての手紙に、警察から事情を聞かれたことや異常だと思われるのを恐れ、言えなかったことがあると書きます。

それは手袋に蛆虫が付着していて、その蛆虫が殺害されたソフィの姿を見せてくれたということです。

翌日、ジェニファーはマクレガー教授のところに行き、手袋の持ち主が犯人だと主張し、なぜ蛆虫が付着していたのか不明だと言います。

教授は蛆虫が何の幼虫か調べておくと言いますが、研究室は昆虫が騒がしくなるという、珍しい現象を起こしジェニファー心当たりを聞きます。

ジェニファーは自分の感情が伝わったのかもと話すと、教授は古代ギリシャの“蝶”の話をします。

蝶は魂の象徴でもしかしたら、人と虫の間で心が通じているのかもと言います。するとジェニファーが手袋の場所を教えてくれたのが蛍だと話しだすと、周りの昆虫は静かになりました。

教授は昆虫たちにはお互いが交信するための、テレパシーのような能力があると説明しますが、なぜジェニファーにそれが具わっているかはわかりません。

ジェニファーは学校に帰ると、校長が生徒に彼女は監視する必要があると、協力を求めています。ところが1人の生徒が、ジェニファーの書いた父宛ての手紙を読みます。

「夢遊病は別人格の入り口と医師に言われ、その人格が出始めたの。虫と交信し虫を動かせるようになった」

生徒は彼女を異常だと言い出し、ジェニファーは生徒たちから執拗なイジメをうけ、パニックに陥いります。そして、無意識に虫を動かす能力を覚醒させ、ハエの群れを呼び寄せます。

校舎を覆うハエは窓ガラスに密集し、生徒たちに驚愕の光景を見せます。ジェニファーは愛しげな顔でハエたちを見つめますが、そのまま失神してしまいます。

その怪奇な光景を目の当たりにした校長は、ジェニファーを精神病院に入院させることを決めます。

ジェニファーは眠っているふりをして、看護師が居眠りをしているすきに、学校を脱走し教授の家に向います。

教授は蛆虫はサルコファゴスというハエの幼虫で、“石棺に棲む虫”という意味があると教え、犯人は死体を隠しもつ愛好家だと推理します。

サルコファゴスは、遠く離れた死体でも嗅ぎつける能力があると説明し、その能力を使えば潜伏場所がみつかるはずと言います。

教授はジェニファーにサルコファゴスを連れて、最初の被害者の頭部がみつかった“52キロ街道”を捜査すれば、犯人の居所が掴める、場所がわかったらすぐに帰るように言います。

ジェニファーは街道を周回するバスに乗りこむと、サルコファゴスは少女が失踪した、山の麓で激しく反応をします。

そして、少女が向かった家へと飛んでいきます。ジェニファーが家の中に入ると、誰かが住んでいる気配はなく空き家になっていました。

家の中を探索していると突然、家を管理している男にみつかり、空き巣と間違われますが、なんとか逃げ出します。

その時、サルコファゴスは床下に転がった、手首にたどりついていましたが、ジェニファーは知らぬまま逃げかえります。しばらくしてガイガー刑事が家にやってきます。

バスの後を追従してくる自動車がありましたが、ガイガー刑事のものでした。マクレガー教授が連絡したのでしょう。ガイガー刑事は管理人に前の家の保有者を聞き出します。

(C)1984 TITANUS

夕刻、何者かが教授の家に侵入し、教授を殺害します。目撃していたインガは、逃走する犯人の車のフロントガラスに飛び乗りますが、振り落とされてしまいました。

ジェニファーは教授が家から、搬送されるところを見て、自分にも危険が迫っていると直感します。

彼女は父親の代理人シャビロ・モリスに連絡し、ことの成り行きを話し、アメリカへ帰国する資金を口座に入金するよう指示します。

しかし、お金は入金されることなく、銀行で待つジェニファーのもとに、世話役のブルックナーが迎えにきます。

ブルックナーはモリスから事情は聞いたと話し、明日の飛行機で帰国するよう諭して、自分の自宅に連れて帰りました。

その頃、ガイガー刑事はとある精神病院を訪れ、15年前に職員しか入れない地下階で起きた、おぞましいできごとについて情報を得ます。

ブルックナーの家は大きな屋敷でした。彼女は重い病の息子と2人で住んでいると話します。

ブルックナーはジェニファーに触ると熱っぽいと言い、薬を飲むよう差し出します。しかし、警戒心の強まっているジェニファーは飲もうとしません。

次第にヒステリックになるブルックナーを見た、ジェニファーは自分で飲めると洗面所へいき、1錠だけ飲みます。

しかし、ふと洗面所の石鹸やタオルをみると、そこらじゅうに蛆虫がいるのをみつけます。そして、しばらくすると激しい腹痛がおきて、彼女は毒だと気づき吐き出します。

嘔吐する様子を聞き、ブルックナーは洗面所のドアを激しく叩きますが、そこにガイガー刑事が屋敷を訪ねてきます。

ブルックナーは部屋の扉を施錠し、窓を金属板で封鎖してジェニファーを監禁しました。

ガイガーはブルックナーに、15年前のバーゼル(精神病院)で、重篤な精神異常患者から暴行を受けていたことを確認すると、彼女はその時の傷をみせます。

そして、屋敷の中にガイガーを招き入れたブルックナーは、油断している彼に襲いかかります。

ジェニファーは自力で部屋から抜け出し、地下へ続く穴をみつけてそこから脱出を試みます。ところが横穴から誰かに引きずり込まれパニックになります。

それは血まみれになって手枷をされ、壁につながれたガイガー刑事でした。ジェニファーには理解が及ばず、後ずさった拍子に大量の死体が放置されたプールに落ちました。

そこへ狂気して笑うブルックナーが現れ、ジェニファーを溺れさせようとしますが、自ら指の骨を折り手錠を1つ抜けたガイガーが、ブルックナーに反撃します。

その隙にジェニファーはプールから這い上がり逃げますが、途中の部屋で泣きじゃくる子供をみつけます。

彼女はブルックナーの子供だと思い、哀れんで一緒に逃げようと声をかけますが、振り向いたその顔は怖ろしい奇形だったため、ジェニファーは逃げ出してしまいました。

狭い通路を抜けると湖に出て、モーターボートが浮かんでいました。彼女はそれで逃げようとしますが、槍をもった子供が追いかけてきて、ジェニファーに襲いかかります。

彼女が恐怖で叫んだ悲鳴はハエに危機を伝達し、察知したハエが群れを作って子供に襲撃し、顔の肉を腐らせ剥ぎ落すと、子供は苦しみながら湖に落ち沈んでいきます。

ジェニファーはボートのエンジンを作動させようとしますが、破損したガソリンタンクが炎上し、彼女は湖に飛びこみます。

水中で死んだと思った子供と再び、もみあいになり格闘の末ようやく息絶えていきます。ジェニファーが沖にたどり着くと、駆けつけたモリスと再会し駆け寄ります。

しかしモリスは、絶命せず追ってきたブルックナーが、鉄板で彼の首を切り落として殺害し、ジェニファーに息子を殺した復讐だと襲いかかります。

ブルックナーは息子を守るために、刑事と教授も殺したことを明かし、「虫に助けを呼べばいい」と叫びます。しかし、そこに現れたのはインガでした。

インガは教授を殺したブルックナーの顔を覚えています。インガはゴミ箱に捨ててあったカミソリを偶然みつけ、それで彼女を何度も切りつけ、教授の復讐を果たしました。

インガはジェニファーに近づくと、彼女はインガにそっと寄り添い、憂いながら頭を何度も優しくなでてあげます。

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映画『フェノミナ』の感想と評価

(C)1984 TITANUS

映画『フェノミナ』はスプラッター映画として、生々しい殺害シーンや描写が出てくると共に、美少女のジェニファーが恐怖におののく、サディスティック性が魅力としてヒットしました。

日本では1980年代後半に連続幼女殺人事件がありました。この事件の犯人は手に軽度の障害があり、両親から障害を隠される幼少時代がありました。

結果、上手くいかないことは障害のせいにするような、歪んだ人格が形成されたとみられています。

奇しくもこの事件に類似した本作は、この事件の3年前に公開しており、何かしらの因果を感ぜずにはいられません。

少女ばかりを狙って殺害した真相を推理

少女ばかりを襲い殺害していたのは、ブルックナーの息子でそのことを黙認していたブルックナーが、息子をかばうために、少女の失踪事件を追う刑事と教授を殺害しました。

15年前ブルックナーは凶悪な精神病患者に暴行され、息子を妊娠し出産したとわかります。しかし、生まれてきた子は奇形で醜い顔をしていました。

ブルックナーは人里離れた山小屋で、ひっそりその子を育てていたと思われますが、成長するにつれ身体の大きさは子供でも、精神的、生理的な面では思春期を迎えます。

彼に反抗期が訪れていたとすれば、ブルックナーは息子が外に出ないよう、手枷を壁に打ち付け監禁していたとも考えられます。

ところが息子は異常な腕力で手枷を破壊し、偶然迷い込んできたヴェラを襲ったことで、彼は凶悪な父親の遺伝子を受け継いだと想像ができます。

彼は自分の醜さには自覚があり、鏡を嫌っていました。しかし、最初の殺人で快楽を知った彼は、深夜に外に出て泣いていれば、優しい少女が心配し声をかけてくれると知ったのでしょう。

犠牲者となった少女たちは声をかけ、顔を見たとたん悲鳴をあげ逃げ出すため、怒りを爆発させ少女に悲劇をもたらしたのでしょう。

ブルックナーの息子はこうして、少女への異常な興味を示し殺人に快楽を覚えます。そして、殺害しては死体を屋敷へ運び、隠し持つようになったと考えることができます。

昆虫の知覚能力と退化した人の知覚能力

映画『フェノミナ』のダリオ・アルジェント監督が、1975年に制作した『サスペリア2』では、テレパシー能力を持った女性が冒頭で登場します。

その際にテレパシーに関する概要が説明されました。全ての動物に具わっている特殊能力がテレパシーで、それを使って仲間同士で情報交換をしているという説です。

超能力は本来、人も持っている能力で言語を得たことで、退化していると言います。サスペリア2では、そのテレパシーを失わなかった稀な人物が登場しました。

ジェニファーもその能力を失わずにいたのでしょうか?彼女は幼い時に母親が愛人と蒸発してしまうという、情動的に悲しい経験がありました。

しかも、クリスマスの晩にプレゼントを開けている最中という、忘れられないシチュエーションです。

彼女には“夢遊病”の持病がありましたが、夢遊病とは遺伝性のものと、情動的ストレスがあると発作としておきると言われています。

ジェニファーの夢遊病は後者にあたると思いますが、寄宿舎生活という新しい環境、忘れていた悲しい出来事を思い出し、夢遊病を再発させてしまったと考えることができます。

そしてそのことをきっかけに、昆虫とテレパシーで交信できる能力が、開眼したともいえるでしょう。

まとめ

映画『フェノミナ』は同世代でありながら、母親から育児放棄され特殊能力を開眼させた少女と、歪んだ母親の愛情で、殺人鬼となった少年が野放しにされたサスペンスホラーでした。

アルジェント監督の『サスペリア2』は女優の母親が、クリスマスの晩に息子の目の前で夫を殺害し、息子にトラウマを植えつけました。本作も母親が子供の将来に影響を与えたストーリーです。

現代において育児は母親一人、父親一人で切り盛りするワンオペという考えではなく、共同で協力しながら行うものという感覚が広く認知されています。

しかし、必ずしもそれが叶うわけではありません。親としていかに愛情を注ぐ時間を作り、困った時には地域全体で子供を育むのが、近代子育てのあるべき姿といえます。

“Phenomena(フェノミナ)”とは直訳で“現象”という意味です。親が子供に与えた影響が現象として現す…そう捉えると、子供が安心安全に育つ社会が、悲劇を生まないと考えざるを得ない作品です。

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