2007年にスティーブン・キング原作の映画化した、フランク・ダラボン監督の『ミスト』。
それに劣らず恐ろしい描写が先ほど公開されたテレビドラマシリーズの『The Mist(霧)』の予告編でも確認ができました!
1.テレビドラマ版『The Mist』とは?
テレビドラマ版は、映画版を手がけたワインスタイン・カンパニー傘下にあるディメンション・テレビジョンが制作。
デンマークの人気テレビシリーズ「Rita(原題)」を手がけるクリスチャン・トープが脚本とプロデュースを手がけます。
『The Mist』は、深い霧に包まれた町の住民たちに、霧の中に不気味に潜む未確認生物が襲いかかるSFホラー作品。
エピソード監督を担当するのは、アダム・バーンスタイン、ガイ・ファーランド、リチャード・ラックストン、ニック・マーフィー、マシュー・ペン、ジェームス・ホウズ、T・J・スコットたちです。
また、脚本を執筆したクリスチャン・トループも監督を務めるそうです。
さて、テレビドラマ版公開前に、少し映画版いついても触れておきましょう。
2007年の映画版は、スティーブン・キングの原作小説とは異なっていて、公開当時あまりに衝撃のラスト・シーンだったことで話題になりました。
2.映画『ミスト』のラストで観客の衝撃はマックスに!
2007年ベスト1の衝撃的不快感?『ミスト』
2007年に公開された、フランク・ダラボン監督の『ミスト』。この監督は『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』にて、既にスティーブン・キングが書いた世界観を世界を見事に映画化して評価の高い監督です。
フランク・ダラボン監督が、映像化不可能と誰もが語っていた、スティーブン・キングの傑作中篇小説『霧』に挑んだ際は、過去のキング作品映像化実績から注目を集めました。
それにもまして、映画が上映されると大きく話題になったのは、原作とは異なる衝撃すぎるラストが反響と那智ました。
鑑賞した後に、“すべての観客の気分を落ち込ませる映画”や、“これは鬱になる映画”として、ネットではそのようなランキングでは上位入りする作品となっています。
3…映画版とテレビ版の違いここにありそう⁉︎
映画版『The Mist』の物語は、激しい嵐の過ぎ去った町、そこに不気味なほどに深い霧が立ち込めます。
視界不良のため住民たちは身動きが取れなくなり、やがて、霧の中から正体不明の未確認生物が人間を襲いはじめます。
住民は生き延びるために食料を求めた結果、町のスーパーマーケットに閉じ込められるが…。
映画版の設定の中心がスーパーマーケットになったのは、作品が125分と時間制限からの物語構成バランスからです。
しかも、ドラマ版は大型ショッピングモールが舞台になってますね。これは映画『ゾンビ』彷彿とさせ楽しみです。
テレビ版はエピソード10まで計画されているそうで、おそらく、テレビドラマであれば、毎回の山場を盛り上げ方法や、次回もまた見たいと思わせる方法から違った展開も期待できるでしょう。
例えば、テレビドラマ版の予告編には、映画版にあった宗教観よりも“陰湿な儀式の祭場”や“性交”という場面も見られ、今回のテーマを読むきっかけになりそうですね。
今度はどんな衝撃的な結末が待ち受けるか?それとも毎放送回に気分が滅入って落ち込むのか?
いよいよ、2017年6月22日より全米放送開始されます。日本公開も待ち遠しいですね!
ドラマ版『ミスト』の日本公開が方法決まりましたら、すぐに追加報告させていただきます。