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Entry 2019/02/25
Update

韓国映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』あらすじネタバレと感想。チェ・ヒソの女優としての演技力とチャーミングさは必見!

  • Writer :
  • 西川ちょり

朴と共に死ねるなら、私は満足しようー。

本国の韓国で235万人の観客動員を記録!

大正時代の日本に実在したアナキスト・朴烈と日本人女性、金子文子が、愛と誇りのため、巨大国家と闘う姿を、激しくも痛快に描いた韓国映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』をご紹介します。

映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』の作品情報


(C)2017, CINEWORLD & MEGABOX JOONGANG PLUS M , ALL RIGHTS RESERVED

【公開】
2019年公開(韓国映画)

【原題】
박열(Anarchist from the Colony)

【監督】
イ・ジュンイク

【キャスト】
イ・ジェフン、チェ・ヒソ、キム・インウ、キム・ジュンハン、山野内扶、金守珍、趙博、柴田善之、小澤俊夫、佐藤正行、金淳次、松田洋治、ハン・ゴンテ、ユン・スル

【作品概要】
『王の男』、『ソウォン 願い』のイ・ジュニク監督が大正時代の日本に実在した無政府主義者・朴烈と日本人女性・金子文子の愛と闘いを描いた歴史ドラマ。

テレビドラマ『シグナル』で幅広く知られるイ・ジェフンとイ・ジュニク監督の前作『空と風と星の詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯』で名を馳せたチェ・ヒソが主演を務めている。

脚本を『私は王である!』『リトルフォレスト 春夏秋冬』のファン・ソングが担当している。

映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』のあらすじとネタバレ


(C)2017, CINEWORLD & MEGABOX JOONGANG PLUS M , ALL RIGHTS RESERVED

1923年東京。

有楽町の「社会主義おでん屋」と呼ばれる店で働く金子文子は、「犬ころ」という詩に心奪われていました。

詩の作者は朝鮮人アナキストの朴烈(パクヨル)という男で、朴烈と出逢った文子はすぐに朴烈の持つ強靭な意思に惹かれました。

文子は尋ねました。「あなたには伴侶がいますか? 決まった相手がいるなら同志になるだけでいい」。

朴烈が「伴侶はいない」と答えると、「同居しましょう。私もアナキストです」と言って文子は微笑みました。

朴烈が率いる結社は、これまで親日派の朝鮮人に抗議をしてきましたが、朴烈と文子の提案で日本人と在日朝鮮人による「不逞社」が新たに結成されました。

そんな矢先の9月1日、関東大震災が起こり、南関東を中心に大きな被害をもたらしました。

朴烈も文子も仲間たちも幸い無事でしたが、これをきっかけに二人の運命は大きなうねりに巻き込まれていきます。

朝鮮人が井戸に毒を入れて回っているという悪質なデマが飛び交い、自警団が、朝鮮人を虐殺するという事態が各地で起こっていました。

政府は戒厳令を発令しますが、流言が事実であるとの印象を与え、自警団はさらに過激化します。

水野内務大臣などは、それを取り締まろうとするどころか、国民の不満が自分たちに向くのを防ぐために利用していました。

身の危険を感じた朴烈たちは、自ら望んで警察に出向き収監されます。文子も「不逞社」の一員だからと自ら出頭します。

虐殺された朝鮮人が6000人を超えたと聞き、水野はその数字が少し大き過ぎ、諸外国からの批判を受けることになるかもしれないと考えました。

部下に「ここに拘束されている朝鮮人を一人だけ選べ。朝鮮人には英雄、我々にはどうでもいいやつをな」と命じました。

「不逞社」の日本人女性が尋問され、仲間のジュンハンが捕まりました。拷問を受けた彼は朴烈の名前をあげました。上海から爆弾を密輸しようとした嫌疑が「不逞社」にかけられました。

判事の立松懐清に尋問され、爆弾の話が出た途端、朴烈は弁護士を要求しました。

水野内務大臣は朝鮮人虐殺を隠蔽するスケープゴートになるものを探していたのですが、爆弾の話が出て大逆事件という大義名分が出来たと喜びます。

朴烈は他の仲間の名前はまだ出ていないことから、自分だけが罪をかぶろうとします。仲間たちは爆弾には一切関わっていない。文子に関しては何を陳述しても彼女を悲しませることになる、彼女の好きなようにすればいいと言い、立松からそれを聞いた文子は喜びで涙ぐみます。

こうして二人は、裕仁皇太子殿下を暗殺しようとした大逆事件で逮捕されます。

釈放された「不逞社」の仲間は布施辰治弁護士に二人の弁護を依頼します。彼は朴烈と面会し、「大逆罪の量刑は死刑のみだ」と伝えると、朴烈は「朝鮮人としてするべきことをするのが大逆なら、喜んで罪人になります」と応えました。

二人は社会を変えるため、そして自身の誇りのため獄中で闘うことを決意します。

ちょうどその頃、衆議院議員の息子、難波大助による皇太子襲撃事件が起きました。政府は朴烈たちは謀議だけだと彼らを裁判にかけることを躊躇しますが、水野は、詭弁をふるい、天皇陛下を我々が守るために必要なことなのだと皆を納得させます。

朴烈のことは朝鮮でも話題となり、朝鮮から新聞記者がやってきました。「彼は何をした?
 威勢がいいだけだ。朝鮮人虐殺が闇に葬られてしまう」と記者は言うのでした。

しかし、「不逞社」の仲間は朝鮮の記者に証言します。爆弾は実際にあり、秋に行われる皇太子のご成婚の際に決行される予定だった。震災が起き、実行できなかったと。

朴烈は文子への伝言を立松に頼みました。「離れていても君と同居していると感じる。離れていても(同居を始める際に交わした)契約を守っている。君も同じだと信じる」

それを聞いた文子は目に涙を浮かべながら微笑むのでした。彼女は看守に紙とペンを持ってこさせ、自伝を書き始めました。

立松判事は、破天荒な朴烈と文子に振り回され、彼らに精神鑑定を行いました。しかしそれも彼らに一本とられる形となってしまいます。

文子との書簡のやり取りを邪魔されたことを抗議して断食を試みた朴烈に対し、彼が裁判に出ないようなことがあっては困る水野は、望み通りにさせるように立松に命じます。
 
しかし朴烈はまたもや断食を始めました。「今度はなんなんだ?」と立松が呆れて尋ねると彼は飯の量が少ないという理由をあげ、さらに立松に頼みがあると、あることを持ちかけました。

それは文子と二人で写真を撮ることでした。着物を着るように言われてやってきた文子は、朴烈に理由を聞きました。「朝鮮にいる母さんにお前を見せたい」と彼は応えました。

写真屋がカメラを向けると、最初は文子が座っている朴烈の横に立つ普通のポーズをしていましたが、文子も朴烈と同じ椅子に座って本を読むというユニークなポーズをとりました。

事件は立松の手から離れ、大審院管轄となりました。朴烈は「裁判官は日本の天皇制の名代だから私は朝鮮人を代表して法廷に立ちます」と宣言しました。

朴烈と文子は裁判を受けるにあたって、布施辰治弁護士に様々な条件を伝えました。通訳をつけること、韓服を着る(文子はチマチョゴリを着るわと言います)、裁判官の席の高さと同じ席に座る、等々。

結局この中から通訳をつけること、同じ高さの席に座ることは朴烈も納得の上、除外されました。

朴烈は弁護士に「婚姻届けを提出するから受け取ってくださいと伝えてください」と頼みます。

予想外の言葉に文子が驚くと「俺達は死刑になる。遺骨の引き取は家族のみだ。法律上妻になってくれれば俺の家族がお前の遺骨も引き取ってくれる。同じ墓に埋葬される」と語るのでした。

文子が書いていた自伝に目を通した看守は彼女の不幸な生い立ちと、彼女の闘志を知るのでした。

”私たちを苦しめている人に復讐をしなければならない。私たち、哀れな階級のため、闘わなくてはならない”

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『金子文子と朴烈(パクヨル)』ネタバレ・結末の記載がございます。『金子文子と朴烈(パクヨル)』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。
いよいよ裁判が始まりました。文子が法廷に現れると、傍聴に来た仲間たちから「文子―!」と歓声が起こりました。

さらに朴烈が韓服で登場すると、笑いが起き、拍手、コールが送られました。

朴烈が「ひるむな」と声をかけられた文子は、「まさか。日本人でもっとも無礼な被告になるわ」と応えました。

彼らに敵意を抱く傍聴人は「なぜこのようなふざけた格好をしているのか」と叫び、法廷は騒然となります。裁判官は一般傍聴を禁止する処置を取らざるを得なくなりました。

朴烈と文子はそれぞれの思想を主張。文子は天皇を中心とした国家権力を批判し、権力が私利を貪るため民衆の生命を犠牲にしている、それらを無批判に受け入れることは、少数の特権階級の奴隷に値することだと主張しました。

傍聴席から浴びせられた野次には「静かにしろ!」と文子は担架を切りました。

公判が彼らの演説会となっていると報せを受けた水野は第二回から非公開とするよう命じます。

しかし彼らはひるみません。朴烈は、この裁判が朝鮮人虐殺を隠蔽するためのものだとズバリ主張。しかしそうはいかない、隠そうとすればするほど真相は明らかになると述べました。

布施辰治弁護士は「大逆罪を正当化するための裁判といわざるをえない」と怒りを表明。文子は獄中に書いた「何が私をこうさせたか」を朗読しました。

内外からの突き上げを恐れた水野は早く判決を出すように迫ります。ついに判決の時がやってきました。

最終論考が読まれる中、法廷の外に集まった人々から「絶対忘れない」コールが巻き起こりました。

裁判官は「最後に言いたいことはあるか」と朴烈に尋ねました。彼は一言、「ない」と応えました。

同様に質問された文子は述べ始めました。

「私は朴のことをよく知っている。そんな彼を愛している。全ての欠点を超えて朴を愛する。お役人に対しては言おう。どうか二人を一緒にギロチンに放り上げてくれ。朴と一緒に死ねるなら満足しよう。宣告が二人を引き分けても、私は決してあなたを一人死なせてはおかないつもりです」

「判決!」と裁判官は読み上げました。それは二人を死刑に処すというものでした。文子は何度もバンザイを三唱しました。

二人の死刑判決を伝える新聞には「文子はがっくり肩を落として」という嘘の記事が出ていましたが、朝鮮の新聞は「バンザイ」したことを伝えていました。

しかし、衆議院議会からは死刑反対の声があがります。内閣も、朝鮮でも関心が高いことにふれ、三一運動の始末がやっとおさまりかけた時に死刑を執行すれば再び大変なことになるやもしれぬと恐れていました。

天皇陛下から無期懲役に減求するという恩赦が出たと知らされた朴は「天皇に減刑する資格を誰が与えた!」と激怒。文子も恩赦状を破り捨てました。

政府は世間にも「わが皇室のありがたき恩赦により減求」と発表します。

ある朝、朴は千葉警察に移送されることになりました。文子は宇都宮警察に移送されます。

文子は「不逞社」の栗原一男に自伝の原稿を渡し、活字にしてくれるよう頼み、栗原も「僕に任せて」と応えました。「みんなによろしく!」と文子は笑顔で言いました。

“生きるとはただ動くということだけではない。私の意思で動いた時、死に向かうものに動いたとしてもそれは生の否定ではない。肯定である。彼と闘った三年こそ私は私自身を生きた“

そのころ、朴烈と文子が公判前に撮った記念写真が怪文書として出回り、朝日新聞が記事にしました。

「これも貴様が仕掛けたことか」と水野はその新聞を持って、朴烈を訪ねました。「嘘に嘘を重ねて、貴様の思い通りに隠せると思うか?」と朴烈は言い放ちました。

「なぜ無期懲役にしたと思う?生きたまま世間に忘れさせるためだ。せいぜい長く生きたものとして世間に名を残せ」と水野は笑いました。

「あたりまえだ!誰よりも長く生きてやる」と朴烈は言い返しました。「貴様らのしたことを全部調べ上げ明らかにしてやる!」

布施弁護士が面会に行くと、朴烈は断食をしている最中でした。「生きていけ!」と言う布施に、朴烈は「文子はどうですか?」と尋ねました。布施からは意外な言葉が漏れました。

「死んだよ」

死因究明も、遺体の引き渡しも、担当医との面談も全て拒否されたといいます。

面会時間が終わり、連れ戻される朴烈に向かって布施は「君は生きていけー!」と叫び、朴烈は「文子を朝鮮に埋めてくれ!」と応えました。

「不逞社」の仲間たちは文子が葬られた墓をみつけ彼女を追悼しました。「獄中で千頁も自伝を書いたんだ。遺書一枚もないのに自殺ではない」

公判前の写真撮影の時に時間は戻ります。普通のポーズではつまらないと朴烈がいい、文子は朴の座っている椅子にお尻を押し込み、彼の前に座って本を読むポーズをとりました。

その時、朴烈の手がいたずらっこのようにするすると文子の胸に降りていきました。

映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』の感想と評価


(C)2017, CINEWORLD & MEGABOX JOONGANG PLUS M , ALL RIGHTS RESERVED

イ・ジュニク監督は、『空と風と星の詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯』(2016)で、朝鮮が日本統治下にあった時代に生き、非業の死を遂げた尹東柱(ユン・ドンジュ)の短い生涯をモノクロ映像の静謐なタッチで描き出しました。

本作は同様の日本統治下時代に材を取りながら(年代的には20年ほど早い時代)、前作とは打って変わって、アナキスト・朴烈と日本人女性金子文子の生き様を威勢良く描き、鮮烈な作品に仕上げています。

関東大震災の朝鮮人虐殺を隠蔽するためのスケープゴートとされながら、獄中で闘うことを選んだ朴烈と文子に、判事も看守も、そして内閣も振り回される様が時にユーモラスに描かれ、笑いを誘う場面も。

とりわけ法廷で、イ・ジェフン扮する朴烈が韓服を来て登場するシーンの絶妙なユーモア感には映画の中の傍聴人と共に思わず吹き出してしまいました。

どんな作品にも笑いを入れてくる韓国映画らしいすこぶる痛快なシーンとなっています。

また、チマチョゴリ姿で現れるチェ・ヒソ演じる金子文子のチャーミングなこと!朴烈と文子が法廷で互いに目配せしあう威勢の良さは、互いの信頼感の表れで、眩しささえ感じさせます。

劇中でも、彼らを裁く側である判事、彼らを厳しく監視する立場の看守が、徐々に彼らの人間性を認めていく描写もあり、役者も素晴らしい演技をしています。

全ての人がみな平等であるという文子の思想は徹底していて、これほど自己に忠実に生きた女性がこの時代、日本にいたことに驚きを隠せません

大義名分を掲げ、一部の権力者が私利私欲を貪り、嘘に嘘を重ね、国民を犠牲にしてまで事実を隠蔽し自己を正当化する…。朴烈と文子にとってそんなからくりは全てお見通しで、誰もがおおっぴらに物を言えぬ中、堂々と自説を主張する勇気と心意気を映画は存分に表現しています。

『空と風と星の詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯』の中で、「恥を恥と知らないものこそ恥」という台詞が出てきますが、『金子文子と朴烈(パクヨル)』もまた、恥を恥と知らぬ国家、権力者に対する命がけの抗いを描いているのです。

それはまた、この映画の時代から100年経った今の時代へのメッセージでもあるのではないでしょうか。

こうしたメッセージ性とエンターティンメント精神が絶妙に溶け合った映画を作らせれば右に出るものはないといってもいいほど、現代史を題材にしたエンタメ作りに長けている韓国映画ですが、また一つ強烈な魅力を持った作品が生まれました。

朴烈と金子文子という興味深い人物を歴史の中から蘇らせてくれたことにも大いに感謝したい一作です。

まとめ


(C)2017, CINEWORLD & MEGABOX JOONGANG PLUS M , ALL RIGHTS RESERVED

イ・ジュニク監督はこの映画が“反日映画“にならないよう、理性的、論理的な映画作りを心がけたといいます。

日本憎しという感情が韓国の観客に先に沸き起こってしまうと、映画が本来伝えようとしているものが伝わらなくなってしまうと考えてのことです。

日本統治下の朝鮮半島を舞台に、ナショナリストの抵抗を描いた『密偵』(2016/キム・ジウン監督)にしても、反日を極端に煽ることをせず、メッセージとエンタメを巧みに融合させていました。

これは韓国映画の成熟のなせるわざではないでしょうか。日本でも瀬々敬久の秀作『菊とギロチン』(2018)のような現代史を舞台にした社会派エンターティメントがもっと作られてもいいのでは!? 

また、本作の成功は金子文子を演じたチェ・ヒソの力量によるところも大きいでしょう。

『空と風と星の詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯』で日本の女学生を演じていた彼女。この女優は一体誰?と公開時話題になったものです。今回、主役に抜擢されました。

小学生のころ、大阪で5年間生活していたことがあるというチェ・ヒソ。それでも、ここまでの日本語(標準語!)を体得するには相当の努力を積み重ねたことと思われます。

韓国語を話す場面も、日本人がしゃべっているたどたどしい韓国語となっているらしく驚かされます。

そんな金子文子を尊重し、愛し、対等な関係を築き、共に闘った朴烈。豪傑で真っ直ぐな内面を、イ・ジェフンが、時に愛くるしく、爽やかに、時に豪快に、威勢よく表現していて魅力的です。

憎々しい水野錬太郎を演じたキム・インウ、真面目で理想に燃えた立松懐清判事を演じたキム・ジュンハン、弁護士・布施辰治役の山野内扶らの深い演技も忘れてはなりません。

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