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【ネタバレ】ピッチ・パーフェクト|感想あらすじと評価レビュー。ガールズアカペラの圧巻の歌声に酔いしれる”恋と友情の青春ムービー”

  • Writer :
  • 谷川裕美子

個性を生かし合うアカペラの響きに感動

ガールズアカペラ部のメンバーたちが織りなす友情や恋、その成長を描いた青春ストーリー。シリーズ3まで制作された、人気シリーズの第1作です。

監督はジェイソン・ムーア。アカペラ大会優勝を目指して奮闘する女子大生らの姿を、明るく楽しくコミカルに描きます。

メンバーを支配しようとする自称リーダーに、自分を太っちょと呼ぶ元気印の女の子など、様々な個性あふれるメンバーが集まります。ちょっとひねくれたところのある主人公のベッカは、果たしてチームになじめるのでしょうか。

映画『ピッチ・パーフェクト』の作品情報


(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.

【公開】
2015年(アメリカ映画)

【原作】
ミッキー・ラブキン

【監督】
ジェイソン・ムーア

【脚本】
ケイ・キャノン

【編集】
リサ・ゼノ・チャージン

【キャスト】
アナ・ケンドリック、スカイラー・アスティン、レベル・ウィルソン、アダム・ディバイン、アンナ・キャンプ、ブリタニー・スノウ、アレクシス・ナップ、エスター・ディーン、ハナ・メイ・リー、ジョン・マイケル・ヒギンズ、エリザベス・バンクス

【作品概要】
全米に旋風を巻き起こした青春音楽コメディ。個性派ぞろいの若手女優たちが繰り広げるユーモアたっぷりなドラマと、1日10時間、4週間に及ぶトレーニングを積んで本番に臨んだキャストらによるクオリティの高いアカペラパフォーマンスは必見です。

監督はジェイソン・ムーアが務めます。

主演はブロードウェイミュージカルで舞台を踏んだ経験をもち、「イントゥ・ザ・ウッズ」「ラスト5イヤーズ」といったミュージカル映画への出演も続くアナ・ケンドリック。彼女が劇中でカップを楽器代わりに演奏して歌うシーンが評判を呼び、ファン動画が作られるなど全米で人気を博しました。

共演は『ナイト ミュージアム エジプト王の秘密』(2015)のレベル・ウィルソン、スカイラー・アスティン。

映画『ピッチ・パーフェクト』のあらすじとネタバレ


(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.

ベッカは音楽業界で活躍する夢を持ちながらも、父親に説得されて渋々大学に入学しました。

スカウトされて女性アカペラ部「バーデン・ベラーズ」に入部した彼女は、ファット・エイミーら個性的な部員たちと出会い、全国大会出場目指して練習に励みます。

中心メンバーのオーブリーは保守的で、新しいことに挑戦しようとしません。また、ライバルの男性アカペラグループ・トラブルメイカーズのメンバーと付き合うことを厳しく禁じました。

そんなやり方にベッカは反発し、彼女はトラブルメイカーズのジェシーと仲良くなっていきます。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには映画『ピッチ・パーフェクト』ネタバレ・結末の記載がございます。映画『ピッチ・パーフェクト』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。


(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.

準決勝でもこれまでと同じ退屈な歌を歌ったベラーズに、審査員たちは渋い顔をしました。変化をつけるために思わず勝手にアドリブで歌ったベッカに、オーブリーは激怒します。審査の結果、ベラーズは敗退しました。

しかし、その後、審査員たちがベラーズを訪ね、決勝に出る復活チャンスを与えました。オーブリーはベッカ抜きで出場しようとします。

ジェシーとケンカしてしまったベッカは、彼に謝りに行きます。しかし彼は、気にかけてくれる人をなぜジャマにしてしまうのか考えた方がいいと言って、彼女を受け入れませんでした。

ベッカは父に会いに行き、自分は楽だからと、みんなを拒絶してしまうと悩みを吐き出します。父は、ベッカには何をすべきかわかっているはずだと助言しました。

一方、トラブルメイカーズのメインメンバーのバンパーは、メジャーから誘いがあったと言って、決勝に出ずにLAに行ってしまいます。代わりにオタクが加入しました。

オーブリーの横暴ぶりにメンバー達は反発し、大乱闘になります。そこにベッカがやってきて、勝手にアドリブを入れたことを謝り、またグループに戻りたいと話します。オーブリーもベッカとみんなに謝りました。

メンバーらは互いの秘密を語り合い、心を開きます。ベッカは今迄女友だちがいなかったけれど今は違う、と語りました。

ベラーズはベッカがリミックスした新曲を新たに練習し始めました。結節を手術したクロエは低い声が出るようになっていました。

とうとう迎えた決勝戦当日。トラブルメイカーズはソロをオタクが見事に務め、大喝采を受けます。

そしてベラーズは、それぞれが似合う衣装を着て登場しました。生き生きと歌う彼女たちの声、そして女声では出ないはずの低音をクロエが鳴らし圧巻のパフォーマンスを見せます。会場は大盛り上がりです。

ステージを終えたベッカはまっすぐジェシーの元へ行き、熱いキスをしました。

それから6ヶ月後。新王者となったベラーズは、課題曲を選ぶこととなりました。ベッカが仲間と耳打ちした後、言いました。「オタクども、いくわよ」

映画『ピッチ・パーフェクト』の感想と評価


(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.

アカペラが結ぶ仲間同士の強い絆

とにかく明るく、パワー満ちあふれた若い女の子たちから元気をもらえる楽しい一作です。超がつくほど個性的な女子大生たちが跳ね回る姿は壮観です。

劇中で流れるアカペラのレベルの高さに唸らされます。どのグループの演奏も素晴らしく、さすがは本場アメリカです。躍動感とエネルギーに満ちた演奏を聴いたら、思わず踊り出したくなることでしょう。

少しアウトローなところのある主人公・ベッカの成長も大きな見どころです。彼女はもともとはあまり女友だちがいない女の子でした。深く関わることを避け、どうしても周囲の人間を拒絶するクセがあったのです。そのため彼女はいつも孤独でした。

しかし、自分を思ってくれるジェシーの真摯な助言を受け止めたベッカは、その悪いクセに正面から向き合います。そして、自分にとってベラーズの仲間がとても大切な存在だと認め、その思いをメンバーにもはっきりと伝えます。

アカペラを通してできた仲間相手だったからこそ、ベッカは素直に心を開けたのかもしれません。一人ひとりの個性や声を尊重し認め合い、互いの良さを生かし合うことで素晴らしいものが生まれるのがアカペラだからです。一緒に歌うことで、ベッカ自身も仲間に認められている実感を得ていたに違いありません。

歌うことは、人間に本能的な喜びを与えてくれます。観ている私たちにも大きな喜びを感じさせてくれる作品です。

ベッカとジェシーの恋


(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.

青春ストーリーらしく、主人公ベッカの恋の行方も大きな見どころです。

ベラーズの最大のライバルは、常勝男声チームのトラブルメイカーズでした。ベラーズのリーダー・オーブリーはトラブルメイカーズのメンバーとの恋愛を厳しく禁止します。

それでも、ベッカはメンバーの一人であるジェシーと親しくなっていきました。オーブリーの言葉には反発しつつも、ベッカ自身もジェシーへの恋心を自分で認めようとしません。それでもジェシーはやさしくベッカにアプローチし続けます。

そんな中、ちょっとしたトラブルで警察に連れていかれたベッカを心配して、ジェシーがベッカの父に勝手に連絡をとったことから、二人は仲違いしてしまいます。

しかし、ジェシーの深い真心に気づいたベッカは、彼も仲間もすべてを受け入れるようになりました。最高のステージを終えたベッカは、まっすぐにジェシーに駆け寄って熱いキスを交わします。ベッカは心の固い殻を破って、自分の気持ちを素直に相手に伝えられるようになったのです。

彼らの絆もアカペラや音楽への熱い愛情が結んでくれたといえるのかもしれません。

まとめ


(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.

若いパワーが炸裂する青春コメディミュージカル『ピッチ・パーフェクト』。いつまでも観ていたいほど楽しい作品です。熱烈な期待に応えて、シリーズ化されたのも納得できます。

メンバー同士の絆が深まっていく様に加えて、アカペラのレベルがどこまで高まっていくのかも気になるところです。本作にはまった方は、どうぞシリーズ2・3も合わせてお楽しみください。



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