世界中を熱狂させた人気シリーズ『ピッチ・パーフェクト』が、3作目にしてついに最終章!
大学で結成されたアカペラグループ「バーデン・ベラーズ」のメンバーは、大学を卒業しそれぞれの道を歩んでいました。
そんな彼女たちに、ベラーズ再結成のチャンスが訪れます。
もう一度、輝いていた自分を取り戻したい。ベラーズのメンバーは一丸となってステージを目指します。
友情、家族、恋、夢、すべての思いを、パワフルな歌声にのせて。
超絶ハッピーなミュージカル・エンターテイメント映画『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』を紹介します。
映画『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』の作品情報
【公開】
2018年(アメリカ)
【原作】
ミッキー・ラプキン
【監督】
トリッシュ・シー
【音楽】
クリストファー・レナーツ
【キャスト】
アナ・ケンドリック、レベル・ウィルソン、ヘイリー・スタインフェルド、ブリタニー・スノウ、アンナ・キャンプ、ハナ・メイ・リー、エスター・ディーン、アレクシス・ナップ、クリッシー・フィット、ケリー・ジェイクル、シェリー・リグナー、ルビー・ローズ、ジョン・リスゴー、ジョン・マイケル・ヒギンズ、エリザベス・バンクス
【作品概要】
4億ドルを超える大ヒットを記録した人気シリーズ『ピッチ・パーフェクト』の最終章。
ベッカ役のアナ・ケンドリック、太っちょエイミー役のレベル・ウィルソン、エミリー役のおかげで歌手デビューも果たしたヘイリー・スタインフェルドら前作のメンバーが勢揃い。
監督のトリッシュ・シーは、プロのダンサーとして振付師の経験を持ち、ロックバンド「オーケー・ゴー」のミュージックビデオを制作。アカデミー賞で「ベスト・ショート・フォーム・ミュージック賞」を受賞するなど、音楽界でも活躍する監督です。
映画『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』のあらすじとネタバレ
フランスのとある沖合。趣味の悪そうな船が浮かんでいます。
その船の中からは、ベラーズの歌声が聞こえてきます。
大きな爆発音とともに現れた、太っちょエイミー。メンバーは、散り散りに海へと飛び込みます。
大学で結成されたアカペラグループ「バーデン・ベラーズ」は、これまでお互いの絆を育み、世界大会で優勝を果たし有終の美を飾ってきました。
そんなベラーズに何が起こっているのでしょうか。
大学を卒業した後、音楽プロデューサーになったベッカは、自分のやりたい音楽が出来ずにいました。
プロデュースを担当するバンドと曲のアレンジで喧嘩になり、衝動的に仕事を辞めてしまいます。
ベッカと同じ部屋に住むエイミーは働かず食べてばかり。他のメンバーも、どこかくすぶった生活を送っています。
そんなベラーズの元に大学の同窓会のお誘いがきます。
久しぶりにステージに立てると張り切って向かうベラーズメンバー。
しかし、そのパーティーでは後輩のアカペラグループが登場。ベラーズのステージはありませんでした。
盛大な拍手を受け輝いている後輩の姿に、ベラーズメンバーは自分たちももう一度ステージで輝きたいと再結成を決意します。
オーブリーの軍人である父のコネで、ベラーズはUSO(米軍慰問団)の海外ツアーに参加出来ることになりました。
さらにツアー中に人気DJ・キャレドに認められれば、彼のステージの前座としてパフォーマンスできると知り、テンションがあがるメンバーたち。
気合を入れて向かった最初の行き先は、スペインです。
ステージが組まれた基地では、今回のツアーに参加する他のバンドたちが待機していました。
実力をさぐりあうツアーメンバーたち。
ベラーズは得意の「リフオフ」で勝負を挑みます。テーマに沿ったヒット曲のフレーズを歌い繋いでいく音楽バトル「リフオフ」。
ガールズバンドの厚みのあるサウンドに、アカペラで立ち向かうも撃沈するベラーズ。
案内役の軍人に早くも恋に落ちるクロエ。父が会いに来てくれないと落ち込むオーブリー。反対に父から逃げていたエイミーの元に突然現れる父の存在。
ベラーズの周りは相変わらず問題事ばかりです。
いよいよツアーの幕開けです。それぞれの本領を発揮するバンドたち。気合をいれて登場したベラーズに会場も盛り上がります。
テンションもマックスになろうとした時、軍のサイレンが鳴り響きます。一気に冷めるステージ。運にまで見放されてしまいます。
しかしそんなトラブルでへこたれるベラーズではありません。挽回とばかりに、DJキャレドの宿泊する高級ホテルのパーティーに乗り込みます。
策略をめぐらせ、DJキャレドの部屋にどうにかたどり着くベラーズメンバー。
キャレドの姿はありませんでしたが、彼の音楽プロデューサー・テオに案内してもらうベッカ。テオはベッカの才能に興味を持っていました。
キャレドの機材を使って、彼の曲をアレンジしていくベッカ。ベッカが夢中でミキシング作業に没頭する後ろでは、ベラーズメンバーが巻き起こしたトラブルで、部屋が燃えています。
ツアーの最初から問題を起こしてばかりのベラーズ。落ち込むメンバーのもとに嬉しい知らせが届きます。妊娠で参加できなかったステイシーから、無事に赤ちゃんを出産したという報告です。
新しい命の誕生に勇気をもらったメンバーは、イタリア、ニース、フランスと続くツアーで、思いっきりステージを楽しみます。
大好きな仲間と一緒にステージで歌えることを、誰もが幸せに感じていました。
ツアーの最後のステージ、DJキャレドの前座はいったいどのチームに決まるのでしょうか?
映画『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』の感想と評価
『ピッチ・パーフェクト』『ピッチ・パーフェクト2』、そして『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』と3作目にして最終章を迎えました。
彼女たちのパワフルな歌声は回を重ねるごとにパワーアップ。今作ではさらにアクションも加わり、ラストステージに相応しいストーリーとなっています。
アカペラの枠に収まらず、声と楽器の勝負、バンド演奏、そしてベッカがラストステージで披露したループ・ペダルの技術と、音楽の幅もぐんと広がりました。
人生に恋に悩み、仲間たちと笑い下ネタを言い、つまずいてもタダじゃ起きない、タフでポジティブな彼女たちの姿に元気をもらえます。
また、ベラーズのライバルとして登場したガールズバンドのカラミティ役・ルビー・ローズのかっこ良さに度肝を抜かれます。
ベラーズとの「リフオフ」対決では、レニー・クラヴィッツ「FLY AWAY」、ザ・クランベリーズ「Zombie」、アヴィーチー「Wake me up」を披露します。楽器を使ってはいけないリフオフ対決ですが、関係なく格好いい。
今回も名曲のつまった『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』
まずは、冒頭のブリトニー・シピアーズ「Toxic」からお楽しみ下さい。
まとめ
超絶ハッピーなミュージカル・エンターテイメント『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』を紹介しました。
彼女たちのパワフルなステージと最高の曲リストに、気分が上がること間違いなしです。
さらに今作で注目されているのが、DJキャレドが本人役で登場していることです。毎回豪華なアーティストを迎えヒット曲を出し続けている売れっ子音楽プロデューサー・DJキャレド。
彼自身もベラーズの歌や踊りの技術を、刺激的でインスピレーショナル、同時に面白いと絶賛。
ベラーズは永遠に不滅です?!
『ピーチ・パーフェクト』シリーズ最終章。まだ前作を見ていないという方、ぜひ彼女たちの成長を3部作通してお楽しみ下さい。