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Entry 2018/04/14
Update

韓国映画V.I.P.修羅の獣たち|あらすじとキャスト。公開上映館の情報も

  • Writer :
  • シネマルコヴィッチ

韓国映画『V.I.P.修羅の獣たち』は、6月16日(土)より、シネマート新宿ほか全国ロードショー

『新しき世界』などで知られる韓国ノワールのパク・フンジョン監督のクライム・アクション、いよいよ公開!

韓国とアメリカの双方の企てにより、北朝鮮から亡命した青年が連続殺人事件の容疑者として浮上。韓国警察が追跡するなか、なぜか国家情報院のジェヒョクは青年を保護し、捜査網を潜り抜けていく…。

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映画『V.I.P.修羅の獣たち』の作品情報


©2017 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

【公開】
2018年(韓国映画)

【原題】
V.I.P.

【監督】
パク・フンジョン

【キャスト】
チャン・ドンゴン、キム・ミョンミン、イ・ジョンソク、パク・ヒスン、ピーター・ストーメア

【作品概要】
『新しき世界』で知られたポク・フンジョン監督が、『マイウェイ 12,000キロの真実』や『泣く男』の主演作を持つチャン・ドンゴンを主人公ジェヒョク役で描くクライム・アクション。

また、『エンドレス 繰り返される悪夢』のキム・ミョンミン、『密偵』のパク・ヒスン、『僕らの青春白書』のイ・ジョンソク、『ジョン・ウィック チャプター2』のピーター・ストーメアの豪華共演作です。

映画『V.I.P.修羅の獣たち』のあらすじ


©2017 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

韓国国家情報院とアメリカCIAの企てにより、北から亡命させられたエリート高官の息子キム・グァンイル。

彼は警察から連続殺人事件の有力な容疑者として捜査に浮上します。

グァンイルを真犯人であることを本能的に確信を得た警視のチェ・イドは、彼の行方を追い掛けます。

しかし、国家情報院の要員パク・ジェヒョクの保護により、グァンイルは捜査網を潜っていきました。

さらには、保安省所属の工作員リ・デボムまでが介入し、事態は予想もしない真相へと向かっていくが…。

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映画『V.I.P.修羅の獣たち』の感想と評価

実話事件をモチーフにアイデアが出された⁈

韓国の国家情報院とアメリカCIAの企てにより、北朝鮮から亡命したエリート高官の息子キム・グァンイル。

イ・ジョンソク演じるグァンイルは、連続殺人事件の有力な容疑者とされるなか、この核となる人物を中心に「隠蔽しようとする者」「捕らえようとする者」「復讐しようとする者」といった三つ巴の目的を持つそれぞれの男たちのストーリーとなっています。

もちろん物語の舞台となるのは、世界で唯一の分断国家という特性を活かした設定で、韓国初の“企画亡命者”を扱った本作は、【もし、北からのVIP(=最重要人物)が実は殺人事件の容疑者だったら?】という疑念からスタートしました。

また、1987年に香港で亡くなったス-ジ-・キム(本名:金玉分)の「スージー・キム事件」をモーチフにもしています。

この事件は、ある企業の香港駐在員だった男性が、夫婦喧嘩の末に嫁の命を殺め、そのことを隠蔽しようと嫁を北朝鮮スパイだと騙すが、政府はそれがデタラメと認識したものの、当時の独裁政権を維持しようと北朝鮮の仕業と操作した冤罪事件です。

実話のモチーフに、さらにエンターテイメント性を加味させ、韓国ノワールらしさを満載にした本作。

韓国×北朝鮮×米国の国家機関間での利害関係と政治、そこから発生するジレンマをポリティカルな要素を含んで描いたクライム・アクション作品となっています。

韓国人気俳優とスウェーデン出身俳優共演

アメリカCIAと韓国国家情報院を行き来する人物であるパク・ジェヒョク役は、2014年に韓国で公開された『泣く男』以来、3年ぶりの映画出演となるチャン・ドンゴンが演じています。

また、連続殺人事件の容疑者を追う警察チェ・イド役に、『エンドレス 繰り返される悪夢』(2017)のキム・ミョンミン、北朝鮮から来た保安省所属の冷徹な工作員リ・デボム役に『密偵』(2017)のパク・ヒスン。

さらには、CIA要員ポール・グレイ役に、2005年のテレビドラマ『プリズン・ブレイク』でジョン・アブルッチ役を演じ、映画では米アカデミー賞2部門に輝いた『ファーゴ』『ジョン・ウィック:チャプター2』などで、強烈な印象を残すスウェーデン出身の名優ピーター・ストーメアが出演しています。

そして、全登場人物が追うサイコパスな殺人鬼であり、北朝鮮から亡命させられたVIPキム・グァンイル役は、若手俳優として人気実力ともに表されるイ・ジョンソクが扮した豪華な顔ぶれが集結しています。

本作の公開する劇場は?

【北海道・東北地区】
北海道 ディノスシネマズ札幌劇場 6/23〜

【関東地区】
東京 シネマート新宿 6/16〜
東京 楽天地シネマズ錦糸町 6/16〜

神奈川 チネチッタ 6/16〜
神奈川 横浜ブルク13 6/16〜

【中部・近畿地区】
愛知 ミッドランドスクエア シネマ 6/16〜

大阪 シネマート心斎橋 6/16〜
大阪 シネ・リ-ブル梅田 6/16〜

京都 T・ジョイ京都 6/16〜

兵庫 神戸国際松竹 6/16〜

【九州・沖縄地区】
福岡 T・ジョイ博多 6/16〜

*上記の公開情報は4月14日現在のものです。本作の特性から順次公開やセカンド上映される場合も予想されます。お近くの劇場をお探しの際は必ず公式ホームページをご覧ください。

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まとめ

本作『V.I.P.修羅の獣たち』の予告編では、冒頭に連続殺人事件のニュースが流れ、犯人を必死なまでに捕まえようとする崖っぷちで手段を選ばないキム・ミョンミン演じる警察チェ・イド。

そして、イ・ジョンソクが熱演した“企画亡命者”として韓国にいる要人の息子グァンイル、その彼を警戒している国家情報員パク・ジェヒョクを演じたチャン・ドンゴン。

パク・ヒスンが務めた北朝鮮の制服を身にまとう謎の工作員リ・デボムを加えた、「交差する四つの狂気」と「国家機関の攻防戦」は、迫力のあるカーチェイスや激しいアクションとして展開していきます。

予告の最後はVIPのグァンイルが血まみれで、不敵な笑みであざ笑っています。

これまで少年のような清涼な魅力で女性たちを惹きつけてきたイ・ジョンソクが初の悪役に挑んでます。

北朝鮮のなまりや英語での演技まで、ベテラン俳優たちに引けを取らない集中力と演技への情熱を見せ、画面からも存在感は伝わり、他のキャストと上手く相乗効果をあげて、新境地を見せていますので要注目です!

韓国映画『V.I.P.修羅の獣たち』は、6月16日(土)より、シネマート新宿ほか全国ロードショー

ぜひ、お見逃しなく!

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