「魔法、それは奇跡を起こす力」信じる心があれば誰もが奇跡を起こせる魔法使い⁈
この世には科学では説明出来ない奇跡が存在します。それは魔法の力なのでしょうか。
人の心に「奪う愛」を植え付ける黒魔法と、「与える愛」を生み出す白魔法。
世界は黒魔法の力が強く、すべては最後の「白魔術の後継者」・風花に運命がかかっていました。風花は、運命の人を見つけ、愛の力で戦います。
黒魔術に勝つ秘訣とは?果たして風花は、愛の力で黒魔術を倒すことが出来るのでしょうか?映画『僕の彼女は魔法使い』を紹介します。
映画『僕の彼女は魔法使い』の作品情報
【公開】
2019年(日本映画)
【原案・製作総指揮】
大川隆法
【監督】
清田英樹
【キャスト】
千眼美子、梅崎快人、春宮みずき、佐伯日菜子、高杉亘、不破万作
【作品概要】
宗教家の大川隆法が原案、製作総指揮を手掛けたファンタジードラマ。監督は、2016年ニューヨークで製作した短編映画『Reversed Destiny』がユナイテッド国際映画祭にて最優秀ドラマ映画賞を受賞した清田英樹。
主演には、2017年に宗教団体への出家を機に芸能活動を中断していた千眼美子を起用。相手役には『さらば青春、されど青春』の海崎快人。2人の魅力が存分に発揮されています。
映画『僕の彼女は魔法使い』のあらすじとネタバレ
通学路のベンチ。イヤホンで音楽を聞きながら本を読む少年の姿がありました。彼の名は、優一、高校生です。聞いている曲のタイトルは「Hold on」、読んでいる本は「錬金術とヘレメス文書」という科学オタクです。
そんな優一の前に突然、白いワンピースの少女が現れます。ベンチの隣に座り、優一の片耳からイヤホンを抜き取り、聞き出す少女。曲のタイトルを訪ねます。
彼女には優一の後ろに浮かぶ「赤い糸」が見えていました。「やっと、見つけた」
優一は、同級生のユリコに起こされます。ベンチで目が覚めた優一。今のは夢だった⁈片方のイヤホンは、外されたままでした。
優一は不思議に思うも、学校へ向かいます。そこで優一はすぐに彼女と再会することになりました。
その日、学校に転校生がやってきます。彼女こそ優一の夢に現れた人物、白波風花でした。すっかり風花に懐かれた優一は、学校を案内して歩きます。仲良くなる2人。
優一のことを好きな同級生ユリコは、そんな2人に嫉妬します。そして誰のものか分からない不吉な視線が2人のことを監視していました。
優一は風花と過ごすうちに、まわりで起こる不思議な現象に戸惑っていました。
読んでいる本のことを知っていたり、テストで分からない箇所に回答が見えたり、風花の手作り弁当の中身が一瞬で変わったり、極めつけは、車に引かれそうになった優一が気付いた時には助かっていたのです。
風花に直接問いただす優一。「もしも私が魔法使いだったらどうする?」風花の言葉に、優一は「そうだとしても風花は風化だよ」と広い心で包みます。
優一の心に感動した風花は自分が魔法使いであることを明かします。魔法の杖は、魔法の箒に早変わり。2人は夜空に飛び立ちます。
しばし夜空のデートを楽しむ2人の前に、突如カラスの群れが襲い掛かります。魔法の力で攻撃を防ぎ逃げる風花。
運命の人と出会えた風花でしたが、彼女のことを探していた黒魔術師ベルバンに見つかってしまいます。
自分といると危険な目に合ってしまう。風花は優一の記憶を消すことにします。薬を飲んだ優一は、風花のこと魔法のことを忘れるはずでした。
映画『僕の彼女は魔法使い』の感想と評価
魔法が存在する世界。白魔術師と黒魔術師の戦いを描いたファンタジードラマ。
神を信じる力と愛の力で世界を守る壮大なテーマは、映像にすることで分かり易く心に響いてきました。
時に人は、今あるものを忘れ、より多くのことを求めます。さらに欲望を抑えるのが難しく、感情のままに動いてしまいます。
日々の暮らしの中で、与えられたものに感謝する心も忘れがちなのではないでしょうか。
映画『僕の彼女は魔法使い』では、そんな忘れがちな感謝の気持ちや、人を思う気持ちをストレートに描いています。
また、千眼美子のハツラツとした演技にも注目です。無邪気な可愛らしい少女と、陰のある大人な女性。正反対の演技に挑戦しています。
まとめ
宗教家の大川隆法が原案、製作総指揮を手掛けたファンタジードラマ『僕の彼女は魔法使い』を紹介しました。
運命の人とともに愛の魔法で、悪へと立ち向かう主人公の姿に、心打たれる作品です。奇跡は起こる。ぜひ大切な人と一緒にご覧ください。
信じる心があれば、誰もがきっと魔法使いになれるのではないでしょうか。あなたの中に眠る白魔術を、映画『僕の彼女は魔法使い』を見て呼び起こしてください。