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Entry 2025/06/26
Update

映画『愛のごとく』キャスト古屋呂敏×宮森玲実の出演を発表!クランクインを記念してコメント解禁。

  • Writer :
  • Cinemarche編集部

あの日々に、愛は在ったのか──
戦後純文学の傑作を監督・井土紀州が初映画化

2026年劇場公開予定、井土紀州監督作『愛のごとく』。

繊細かつ都会的な作風で青春小説・恋愛小説の名作を発表し、『夏の葬列』など戦後ショート・ショートの名手としても高く評価される作家・山川方夫。彼の代表作にして遺作『愛のごとく』の映画化が決定しました。


(C)2026「愛のごとく」製作委員会

小説『愛のごとく』は愛と孤独の狭間で葛藤する人間の本性を、早熟の類い稀なる感性で描いたエロティックで詩情溢れる傑作。芥川賞候補に4度も選ばれ国内外から将来を嘱望されるも、若干34歳でこの世を去った天才作家の数奇な運命が秘められた本作が、ついに初の映画化を迎えます。

このたび、井土紀州×小谷香織の《令和の純文学》映画シリーズの集大成『愛のごとく』がついにクランクイン。主演・古屋呂敏、共演・宮森玲実の出演決定とともに、両名からの記念コメントとティーザービジュアルが解禁されました。

映画『愛のごとく』とは?


(C)2026「愛のごとく」製作委員会

『痴人の愛』『卍』で現代的な文芸映画の地平を拓いた井土紀州監督、脚本・小谷香織のタッグが贈る純文学映画化の集大成『愛のごとく』。

愛に怯えながらも愛を求める小説家・ハヤオ役は、『VIVANT』『恋をするなら二度目が上等』『東京タワー』など国内外で注目を集める俳優・古屋呂敏。

また愛と幸福を見失ったハヤオの元恋人・イズミ役を、監督・主演作『わたしの頭はいつもうるさい』で田辺・弁慶映画祭の俳優賞を受賞した宮森玲実が演じます。

映画『愛のごとく』クランクインコメント(敬称略・順不同)

古屋呂敏(及川ハヤオ役)

及川ハヤオ役を演じさせていただきます、古屋呂敏です。

「愛」という美しい言葉の裏にある、孤独や欲望、満たされなさを彼の中に感じながら、静かな情熱や揺れ動く感情を丁寧に表現したいと思います。ぜひお楽しみに。

宮森玲実(栗原イズミ役)

初めて脚本を読み終えたとき、心のざわめきがおさまりませんでした。

原作小説を拝読し究極の他人である男と女、その一つの愛の形を描く今作に参加できる幸せを感じています。
ハヤオとイズミ2人の、関係や日常の中にある何かを見つけられたら。見つけられるよう精一杯演じます。

静かに読み継がれてきたこの物語が映画として芽吹くことを楽しみにしています。

井土紀州(監督)

青春の行き止まり。
そんな場所で途方に暮れる男と女。

女は忘れものを探し、男は捨てたはずの夢を拾う。
青春の終わるところ。
男と女はそんな場所で何かにあらがうように互いを求め合う。

そんなことを考えながら、シナリオを作り、そして、撮影にのぞみます。

小谷香織(脚本)

私に求められたのは原作の『私と女』の物語を『ハヤオとイズミ』として令和の世界に立ち上げることでした。

他者への諦念と渇望という相反する想いを抱えたハヤオと原作で多くは語られないイズミ。

約一年間、ひたすら彼らに向き合い、寄り添い、脚本を完成させました。キャストのお二人がどんな世界を作り上げてくれるのかと、とてもワクワクしています。

映画『愛のごとく』の作品情報


(C)2026「愛のごとく」製作委員会

【公開】
2026年(日本映画)

【監督】
井土紀州

【脚本】
小谷香織

【キャスト】
古屋呂敏、宮森玲実

映画『愛のごとく』のあらすじ

停滞する小説家・ハヤオ(古屋呂敏)は、恩師の死をきっかけに元恋人・イズミ(宮森玲実)と再会する。過去に自ら手放した愛と向き合うように、彼の心は静かに揺らぎ始める。

ある夜、ハヤオは街角で、SMに耽る夫婦の姿を垣間見る。夫に束縛される妻がこちらを見てほほ笑むその光景は、背徳と快楽、そして失われた情念の象徴として、ハヤオの心に深く刻まれる。

現実と記憶、幻想が交錯する中、ハヤオはイズミとの関係に再び引き寄せられ、過去と現在の境界が曖昧になっていく。

愛とは、幸福とは、人生とは。官能と純文学が織り成す、喪失と再生の物語。

まとめ

夭折の作家・山川方夫の代表作にして遺作『愛のごとく』が、初の映画化。戦後文学における異彩として知られた本作は、愛と孤独、背徳と快楽の間で揺れる人間の本質を、鋭利な感性で描いたエロティックな純文学の傑作。

監督は『痴人の愛』『卍』で現代的な文芸映画の地平を拓いた井土紀州、脚本に小谷香織。主演に『VIVANT』の古屋呂敏、共演に『わたしの頭はいつもうるさい』で注目された宮森玲実を迎え、令和の純文学映画として新たな再解釈に挑む。

この度、撮影開始と共に、キャスト・監督陣のコメントおよびティーザービジュアルが解禁されました。

欲望と喪失、再生と幻想のあわいで描かれる、現代的文芸映画の最前線。
監督・井土紀州が挑む“純文学映画”の集大成は、愛の不在を描くことで、観客にかえって愛の在りかを問いかけるのか。

文学と映画の交差点に生まれる本作の劇場公開まで、注目が集まります。
映画『愛のごとく』は2026年劇場公開!

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