映画『ネクタイを締めた百姓一揆~新花巻駅設置を巡る14年間の物語~』は2020年11月6日(金)よりアップリンク渋谷にて公開。
東北新幹線の新花巻駅設置を巡る14年間の史実を基にした劇映画『ネクタイを締めた百姓一揆~新花巻駅設置を巡る14年間の物語~』。
地元・岩手県の5つの映画館での先行上映を経て、この度、2020年11月6日(金)よりアップリンク渋谷にて公開されます。
劇場公開を記念して、本作『ネクタイを締めた百姓一揆~新花巻駅設置を巡る14年間の物語~』(以下『ネクタイを締めた百姓一揆』)のパンフレットを3名様にプレゼントいたします。
CONTENTS
映画『ネクタイを締めた百姓一揆』について
本作は、実在する岩手県の新幹線請願駅「新花巻駅」の設置を巡る、14年間の物語。「請願駅」とは、地方自治体・地元住民・新駅周辺企業等の要望により開設された鉄道駅のこと。
1971年(昭和46年)10月に日本国有鉄道(国鉄)が発表した東北新幹線基本工事計画には 設置予定として名前のなかった「新花巻駅」が、市民運動の末、1985年(昭和60年)3月に開業するまでの奇跡の逆転劇を、労働組合の隆盛から国鉄分割民営化へとつながる時代を背景に描きます。
新幹線のみならず、昭和の物的インフラ整備に懸けられた想い。そこには様々な人々・地域の思惑があり、それが地域を支えてきました。
「駅」言わば「街作り」に全力を尽くした人たちの、実話に基づいた青春物語。昭和の時代に決定事項を覆した「不屈の精神」は、令和の時代を生きるための勇気の源になるはずです。
映画『ネクタイを締めた百姓一揆』の作品情報
【日本公開】
2020年(日本映画)
【原作】
渡辺勤「新花巻駅物語り~甚之助と万之助~」
【監督・脚本・編集】
河野ジベ太
【キャスト】
金野佳博、千田秀幸、城戸直行、藤原俊春、小原良猛、堀切和重、中村真澄、高橋広朗、山下正彦、穂坂栄一、高橋哲郎、熊谷義昭、佐藤正明、東海林浩英、小野智明、小岩悟
映画『ネクタイを締めた百姓一揆』のあらすじ
東海道新幹線の大成功から、新幹線が日本中で期待の的になっていた1971年(昭和46年) 10月、日本国有鉄道(国鉄)は、東北新幹線基本工事計画を発表。
停車駅設置が有力視されていた岩手県花巻市の市民は大きく期待していましたが、市の誘致運動の結果、発表された設置予定停車駅は一関、北上、盛岡。そこに花巻の名はなく、線路も街の中心部を大きく外れています。
その時、数名の市民が立ち上がり、「東北新幹線問題対策花巻市民会議」を発足。市民総決起大会を開催し、一市民の会議ながら、国鉄に直談判に行くなど、駅設置運動を始めます。
彼らの当初目標は、「大きく街を迂回する形となった新幹線線路の路線変更」。将来的な駅設置の可能性を高めるために、まずは線路を街の中心部に持ってこなければなりません。
そのためには「線路予定地の土地を国鉄に売らないこと」。これが彼らの基本戦略でした。
ですが、地権者たちの理解を得られず、運動は空回り。
国鉄への交渉で路線変更が不可能と判明すると、「駅を、今予定されている線路に設置する」という案が浮上。交渉を重ね、市民会議は地権者たちと結託。土地の権利を盾に取り、市・県・国鉄を相手取り、体当たりで駅設置の方法を探っていきます。
一方、日本国有鉄道は赤字を抱えたまま解消できる算段もつかず、労働組合は暴走し、国民からの非難は大きくなるばかりでした。
そして勃発した「スト権スト(ストライキ権奪 還ストライキ)」。国鉄は大きな方向転換を迫られ…。
映画『ネクタイを締めた百姓一揆』のパンフレットプレゼント
映画『ネクタイを締めた百姓一揆』の公開を記念して、劇場用パンフレットを3名様にプレゼントいたします。
パンフレットプレゼントの応募受付
【応募方法】
たくさんのご応募ありがとうございました。当選は発送をもって代えさせていただきます。
【応募締切】
2020年11月8日(日)PM23:59まで
【当選者数】
3名様
【抽選・当選発表】
厳正なる抽選のうえ、当選者を決定致します。また当選者の発表は個人情報の保護のため、当選者ご本人への発送をもって代えさせていただきます。
*応募はお1人様1回に限り有効です。複数回の応募は無効となる場合がございますのでご注意ください。
まとめ
岩手県在住の有志たちにより、地元企画・地元製作された長編映画となった本作。キャストもスタッフも大半は、映画製作初経験という状況の中、約2年をかけて完成。
映画『ネクタイを締めた百姓一揆~新花巻駅設置を巡る14年間の物語~』は、地元・岩手県の5つの映画館での先行上映を経て、2020年11月6日(金)よりアップリンク渋谷にて公開されます。
劇場公開を記念して、本作のパンフレットを3名様にプレゼントいたします。
奮ってご応募ください!