2020年の年明けは、劇場で未知のエンタテインメント体験で決まり!
各国のあらゆるジャンルから厳選した作品を一挙上映。
この度、様々な理由から日本公開が見送られてしまう傑作・怪作映画を、映画ファンの皆様にスクリーンで体験していただく劇場発映画祭『未体験ゾーンの映画たち 2020』が2020年1月3日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて開催されます。
年々規模を拡大し、着実に“未体験ファン”ともいえるリピーターを獲得。
第9回目となる今回の参加作品は全54本!
本記事ではその中から特にイチオシの6作品をご紹介します。
CONTENTS
『未体験ゾーンの映画たち 2020』の開催概要
画像:映画『スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー』
【場所】
ヒューマントラストシネマ渋谷
東京都渋谷区渋谷 1-23-16 ココチビル 7・8F
【アクセス】
・JR各線・東急各線・京王線[渋谷駅]より、明治通りを原宿方面に徒歩7分
・東京メトロ[渋谷駅]13番出口正面
【会期】
2020年1月3日(金)より開催
【料金】
1,400円均一
※毎週水曜、毎月1日は1,200円でご鑑賞いただけます
※リピーター割引あり、TCG会員割引あり
詳しくは「未体験ゾーンの映画たち 2020」の公式ウェブサイトにて!
映画『人面魚 THE DEVIL FISH』
本国台湾ホラーの人気作『紅い服の少女』シリーズの第3弾。台湾の都市伝説をベースに、親子の絆と恐怖を描くシリーズの第3弾という位置付けの本作。
監督は新鋭デビット・ジュアンがメガホンを取り、主演にビビアン・スーを迎えました。
新たに台湾の民話でもある、人の顔をした呪われた“魚”の恐怖を圧倒的な視覚効果と、演出で観客を恐怖のどん底に陥れます。
台湾の大人気ホラーが日本初公開です!
映画『人面魚 THE DEVIL FISH』の作品情報
【製作】
2018年(台湾映画)
【英題】
The Devil Fish
【監督】
デビット・ジュアン
【脚本】
シー・ケン・チェン/リン・ファン・スー
【キャスト】
ビビアン・スー、レクセン・チェン
【作品概要】
監督を務めたのは、『目撃者 闇の中の瞳』(2018)のチェン・ウェイハオ。
本作は2018年台湾年間興収第4位という輝かしい功績を収めました。
また、2019年金馬奨ビジュアルエフェクト部門ノミネート、台北映画祭でも最優秀編集賞を受賞。
映画『スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー』
ハリウッドを代表する豪華キャスト陣で贈る、王道ウエスタン・アクション『スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー』。
『マグ二フィセント・セブン』(2017)のイーサン・ホーク、クリス・プラット、デイン・デハーンが共演し、アンチヒーロー伝説に新たな銃弾を放ちます。
ウェスタンファンなら思わずニヤリとする粋な演出を見せてくれるはず!
アクションもドラマもこなす演技派イーサン・ホークが激しさと優しさを持ち合わせた保安官を渋く演じています。
常に不敵な笑みを浮かべ、危険なオーラを漂わせるデイン・デハーンのビリー・ザ・キッドはハマリ役です。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などで大活躍のヒーロー役クリス・プラットが、本作では極悪人を演じるのも見どころのひとつ。
ベテラン俳優ヴィンセント・ドノフリオが監督を務めた作品です。
映画『スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー』の作品情報
【製作】
2019年(アメリカ映画)
【英題】
The Kid
【監督】
ヴィンセント・ドノフリオ
【脚本】
アンドリュー・ラナム
【キャスト】
イーサン・ホーク、デイン・デハーン、ジェイク・シュア、レイラ・ジョージ、クリス・プラット
【作品概要】
監督は『ジュラシック・ワールド』(2015)『マグニフィセント・セブン』(2016)などに共演するベテラン俳優のヴィンセント・ドノフリオが手がけました。
キャストには、『リグレッション』(2018)のイーサン・ホーク、『ディーン、君がいた瞬間』(2015)のデイン・デハーン、ジェイク・シュア、『移動都市 モーター・エンジェル』(2019)のレイラ・ジョージ、『リグレッション』(2018)の『ジュラシックワールド 炎の王国』(2018)のクリス・プラットが集結。
映画『FREAKS フリークス 能力者たち』
本作は《フリークス:能力者たち》VS《世界》の壮絶な戦いを、壮大なスケールと圧倒的映像センスで描いた傑作SF!
スティーヴン・スピルバーグ監督によるクリエイター発掘リアリティショー「On the Lot」でファイナルの5人まで勝ち抜いたザック・リポフスキーとアダム・B・スタインの監督コンビによる長編デビュー作品です。
「On the Lot」では1位の座は逃した二人でしたが、親交を深め、共同監督を手がけた本作は、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭審査員賞を含め、世界中の映画祭で9部門を受賞し、批評家からも大絶賛を得ています。
次作はメジャースタジオで製作が決定し、スピルバーグ監督の“卵”ともいうべき今後に大注目の新鋭監督コンビです。
映画『FREAKS フリークス 能力者たち』の作品情報
【製作】
2019年(アメリカ映画)
【監督・脚本】
ザック・リポフスキー/アダム・B・スタイン
【キャスト】
エミール・ハーシュ、ブルース・ダーン、レキシー・コルカー
【作品概要】
スティーヴン・スピルバーグ監督が見出した気鋭のザック・リポフスキーとアダム・B・スタインが共同監督として手掛けました。
本作はブリュッセル国際ファンタスティック映画祭にて審査員賞を受賞。
映画『デビルズ・ソナタ』
非業の死を遂げた作曲家が娘に遺した楽譜。そこには血塗られた秘密が隠されていました…。身の毛もよだつゴシック・ホラーの誕生です。
『ブレードランナー』のレプリカント役などで強烈な印象を残し、今年7月19日に75歳でこの世を去った個性派俳優ルトガー・ハウアーが主人公の父・謎めいた作曲家マーロウを演じたことで大きな注目を集めた本作。
短い出演ながらも、その唯一無二の存在感を本作でも十分に発揮しています。
また、主人公の天才ヴァイオリニスト・ローズを演じた『ジャージー・ボーイズ』のフレイヤ・ティングリーの、新生ホラークイーン誕生とばかりに美しい顔を歪めてのスクリームフェイスも見逃せません!
映画『デビルズ・ソナタ』の作品情報
【製作】
2018年(カナダ・アメリカ合作映画)
【英題】
THE SONATA
【監督】
アンドリュー・デズモンド
【脚本】
アーサー・モリン
【キャスト】
ルトガー・ハウアー、フレイヤ・ティングリー
【作品概要】
主演は、『リベンジ・ガイ』(2014)『ジャージー・ボーイズ』(2014)のフレイヤ・ティングリーを迎え、『ブレードランナー』(1982)のルトガー・ハウアーが共演を果たしました。
映画『ブラックシープ』
ニュージーランドののどかな牧場で、遺伝子工学によって産み出された4,000万頭の怒れる殺人羊が、次々恐怖へ陥れる羊ホラー!
この殺人羊を、CGに頼らず、1,000匹を超える本物の羊の群れ、調教された少数の羊、そして世界的に有名な映画製作会社であるウェタ・ワークショップが作成したアニマトロニクスの羊や、不気味にはいずり回る子羊のような化物、羊人間のスーツ、驚くべき特殊メイク、ゴムの血のりを山ほど投入して映像化されました。
『ロード・オブ・リング』3部作や、『キング・コング』などの作品を通して開発された膨大な量のスキルやインフラが活かされている作品です。
映画『ブラックシープ』の作品情報
【製作】
2006年(ニュージーランド映画)
【英題】
Black sheep
【監督・脚本】
ジョナサン・キング
【キャスト】
ネイサン・マイスター、ピーター・フィーニー、オリヴァー・ドライヴァー、ダニエル・メイソン、グレニス・レベスタム、タミー・デイヴィス
【作品概要】
本作はブリュッセル国際ファンタスティック映画祭にてGolden Raven(最高賞)を受賞。
映画『ロバマン』
ラジオスター・吉田照美とバカ映画の巨匠・河崎実の奇跡のタッグがお届けします!
パワハラ・セクハラ・詐欺・凶悪事件・政治不信と真っ暗な日本。ロバ星人から超能力を授かった68才の平凡な老年男がスーパーヒーロー「ロバマン」に変身します。
悪を徹底的に倒し胸のすく大活躍!月光仮面も応援!世界初、高齢者の特撮ヒーローが誕生しました!
吉田照美を取り巻く、小池美波(欅坂46)、唐橋ユミ、熊谷真実、笑福亭鶴光、なべやかん、タブレット純、HEY!たくちゃん、福本ヒデ、山本天心、みうらじゅん、伊東四朗(特別出演)ら豪華“狂”演で日本映画界に伝説を巻き起こします。
映画『ロバマン』の作品情報
【製作】
2019年(日本映画)
【英題】
THE DONKEY MAN
【監督・脚本】
河崎 実
【キャスト】
吉田照美、小池美波、唐橋ユミ、熊谷真美、笑福亭鶴光、伊東四朗
【作品概要】
監督・脚本は『いかレスラー』(2004)『コアラ課長』(2006)を手掛け、筒井康隆原作の「日本以外全部沈没」そして松竹と共同で怪獣映画大作「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一髪」を製作し、ヴェネチア国際映画祭に正式出品という快挙を成し遂げた、日本一のバカ映画の巨匠と呼ばれる河崎実が務めました。
まとめ
画像:映画『ブラックシープ』
今回も見逃せない“未公開作品”が出揃いました。
日本公開が見送られていた傑作・怪作映画を、映画ファンの必見の作品をぜひスクリーンにてご体験ください。
劇場発映画祭「未体験ゾーンの映画たち 2020」は2020年1月3日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて開催です。