1980年代の映画はあらゆるジャンルが溢れたプログラムピクチャー最後の黄金時代!
第31回東京国際映画祭にて、80年代を代表するSF・ホラー・アクションの名作3本が、「ミッドナイト・フィルム・フェス! 『金曜洋画劇場 in ’80s』」として一挙オールナイト上映されます。
ここでは上映の詳細と、上映作品『ターミネーター』『エルム街の悪夢』『ロボコップ』についてご紹介します。
CONTENTS
I’ll be back(また戻ってくる)!『ターミネーター』(1984)
【公開】
1984年(アメリカ公開)
【監督】
ジェームズ・キャメロン
【キャスト】
アーノルド・シュワルツェネッガー、マイケル・ビーン、リンダ・ハミルトン、ポール・ウィンフィールド、ランス・ヘンリクセン、リック・ロソビッチ、ベス・マータ、ディック・ミラー
【概要】
80年代に誕生して今も世界を騒がせるダークヒーローといえばこの『ターミネーター』。
低予算のB級映画のはずが、世界中で大ヒットしてシリーズ化。アーノルド・シュワルツェネッガーをスターダムに推しあげたジェームズ・キャメロン監督の原点。
映画『ターミネーター』のあらすじ
未来からやって来た殺人機械。機械の目的は、未来の抵抗軍指導者であるジョン・コナーの母親サラ・コナーを殺すこと。
サラがジョンを生む前に殺し、未来を変えて機械軍の物にしようとしていました。
サラ殺害を阻止するために未来から送り込まれた軍人カイル・リース。
殺人機械から守り守られるうち、サラとカイルは恋に落ちて…。
眠りに落ちたらフレディがやってくる!『エルム街の悪夢』(1984)
【公開】
1984年(アメリカ公開)
【脚本・監督】
ウェス・クレイヴン
【キャスト】
ロバート・イングランド、ヘザー・ランゲンカンプ、ジョン・サクソン、ロニー・ブレイクリー、ジョニー・デップ、ニック・コッリ、アマンダ・ワイス、ジョゼフ・ホイップ、チャールズ・フィッシャー、ジョー・アンガー
【概要】
夢の中のみならず、現実にも出現する殺人鬼の恐怖を描き、大ヒットしたホラーシリーズの第1弾。
本作のフレディは、後のシリーズで見られるブラックジョークなどは一切なく、冷酷な殺人鬼として描かれています。
夜毎、ティーンの悪夢に登場し殺人を繰り返す80年代屈指のダーク・キャラクター、フレディ・クルーガーの登場です。
映画『エルム街の悪夢』あらすじ
エルム街に暮らすナンシーら高校生たちの夢の中に、鋭利な鉄の爪をつけた怪人が現れ、彼らを脅かします。
その後、友人のひとりティナが惨殺されるという事件が起こります。
一方、夢の恐怖は現実化し、ナンシーの体には傷まで残っていました。
悪夢とともに殺人事件が続く中、ナンシーは怪人フレディにまつわる秘密を知り、彼と闘うことに…。
殉職した警官が正義のサイボーグに!『ロボコップ』(1987)
【監督】
ポール・ヴァーホーヴェン
【キャスト】
ピーター・ウェラー、ナンシー・アレン、ロニー・コックス、カートウッド・スミス、ミゲル・ファーラー、ロバート・ドクィ、レイ・ワイズ、フェルトン・ペリー、ポール・マクレーン、ジェシー・D・ゴーインズ、デル・ザモラカ、カルビン・ファン、リック・リーバーマン、リー・デ・ブロー、マーク・カールトン、エドワード・エドワーズ、マイケル・グレゴリー
【概要】
ヴァーホーヴェン流のブラックな笑いと残酷描写、そして「人間とは何か」という深遠なテーマが一体となった80年代を代表するアクションSF。
殉職した警官が全身を機械化したロボコップとして甦り、犯罪組織と戦う姿を描いた大ヒット作。
映画『ロボコップ』のあらすじ
近未来のデトロイト。
多発する犯罪に対処するため、警察の経営権は民間の巨大企業オムニ社にたくされ、オムニ社は人間の警官にかわるサイボーグの開発を進めていました。
そんなある日、デトロイトの警察に転任してきたばかりの警察官マーフィは、凶悪犯のクラレンス一味を追ってアジトに乗り込みますが、逆に惨殺されてしまいます。
オムニ社は早速マーフィをロボコップとして復活させ、次々と犯罪者を取り締まっていきます。
しかし、ふとしたきっかけでマーフィとしての過去を知ったロボコップは、自分を殺したクラレンスへ復讐を誓い…。
まとめ
公開当時、『ターミネーター』『エルム街の悪夢』『ロボコップ』の3作品は、どれも低予算ながら大ヒットを飛ばしました。
その後もシリーズ化され、またリメイクされるなど、今日も新たなファンを増やし続けています。
今なお、原点にして頂点!映像に古さすら感じさせない、ワクワクさせる原点ならではの見どころが満載です!
ぜひ、80年代の名作洋画を東京・六本木のスクリーンでお楽しみください。
「ミッドナイト・フィルム・フェス!『金曜洋画劇場 in ’80s』」上映詳細
【会場】
TOHOシネマズ六本木ヒルズSCREEN9
【開催日】
10月26日(金)
【上映開始時間】
23:10
【料金】
3,500円
チケットは東京国際映画祭公式ホームページにて好評発売中です。