世界的な大ヒットを記録した前作『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の待望の続編が登場!
よりゴージャスに、よりドラマティックに“深化”した『フィフティ・シェイズ・ダーカー』をご紹介します。
CONTENTS
映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』の作品情報
【公開】
2017年(アメリカ)
【原題】
Fifty Shades Darker
【監督】
ジェームズ・フォーリー
【キャスト】
ダコタ・ジョンソン、ジェイミー・ドーナン、エリック・ジョンソン、リタ・オラ、ルーク・グライムス、ビクター・ラサック、エロイーズ・マムフォード、ベラ・ヒースコート、マックス・マーティーニ、キム・ベイシンガー、マーシャ・ゲイ・ハーデン
【作品概要】
E・L・ジェームズの同名小説を映画化し、大ヒットを記録した『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編。
前作に引き続きダコタ・ジョンソンがアナ役、ジェイミー・ドーナンがグレイ役を続投する他、キム・ベイシンガーが新たに加わり、監督はジェームズ・フォーリーが勤めている。
映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』のキャスト一覧
アナ・スティール / ダコタ・ジョンソン
ドン・ジョンソンとメラニー・グリフィスの娘であるダコタ・ジョンソンは、1999年に『クレイジー・イン・アラバマ』でスクリーンデビュー。
2006年からは、ファッションブランドのモデルとして活動(当時高校生)し、高校卒業後から本格的に女優業を開始しました。
2010年にはデヴィッド・フィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』、翌2011年には『ビーストリー』に出演。
その後も『ニード・フォー・スピード』(2014)や『アナーキー』(2014)などの作品に出演し、2015年の前作『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』でアナ・スティール役に抜擢されるのです。
両親が有名人ではあったもののまだ女優としては無名に近かったダコタ・ジョンソンがここから一気に注目を集めることになりました。
本作『フィフティ・シェイズ・ダーカー』でももちろんアナを演じている訳ですが、今度は一体どのような体当たりの演技を見せてくれるのか…要注目です!
クリスチャン・グレイ / ジェイミー・ドーナン
イギリス出身のジェイミー・ドーナンは、元々カルバン・クラインやアルマーニを始めとした超有名ブランドのモデルとして活躍していました。
2005年から俳優業へ転向し、アメリカに渡ったジェイミー・ドーナンは、2006年のソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』でスクリーンデビュー。
2011年からはアメリカの人気ファンタジードラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』へも出演し、徐々に注目を集め始めます。
そして2015年に前作『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のオーディションを受け、見事合格。
ダコタ・ジョンソン同様に無名の新人がいきなりの主演を飾ったというとこで、世界中の視線を一気に集中させ、一躍人気俳優へとのぼりつめましたね。
そして本作でもクリスチャン・グレイを演じているジェイミー・ドーナンは、今回髭を蓄えよりセクシーな装いとなっており、果たしてどんな演技を披露してくれるのか…世の女性たちの期待が集まっています!
グレース・トレヴェリアン・グレイ / マーシャ・ゲイ・ハーデン
コーエン兄弟の『ミラーズ・クロッシング』(1990)でスクリーンデビューを果たしたマーシャ・ゲイ・ハーデン。
1993年にはブロードウェイデビューを飾り、映画・ドラマだけでなく舞台女優としても実力派女優としてその名を轟かせていました。
2000年には『ポロック 2人だけのアトリエ』でアカデミー助演女優賞を受賞。2003年のクリント・イーストウッド監督作『ミスティック・リバー』でも印象的な演技を披露。
その後も『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007)、『ミスト』(2007)、『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』(2013)、『マジック・イン・ムーンライト』(2016)と次々に話題作に出演し、存在感を発揮していますね。
今回も前作同様クリスチャン・グレイの義理の母として登場するようですので、注目して見ていきたいと思います!
ジェイソン・テイラー / マックス・マーティーニ
1980年代にはすでに映画出演していたマックス・マーティーニがブレイクを果たしたのは、1998年のスティーブン・スピルバーグ監督作『プライベート・ライアン』でした。
2013年にはギレルモ・デル・トロ監督の『パシフィック・リム』で「ストライカー・エウレカ」のパイロットであるハーク・ハンセン役として出演し、一躍注目を集めることに。
その後、デイヴィッド・エアー監督の『サボタージュ』(2014)、前作『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』に出演。
そして本作でもクリスチャン・グレイの無口で屈強なボディーガードを演じることになるマックス・マーティーニ。要注目です!
エレナ・リンカーン / キム・ベイシンガー
70年代からテレビドラマなどにはすでに出演していたというキム・ベイシンガーは、1983年の『ネバーセイ・ネバーアゲイン』でいきなりボンドガールに抜擢され、注目を集めました。
1985年には社会現象も引き起こしたエイドリアン・ライン監督の『ナインハーフ』に出演し、その大胆な演技で一気にスターダムを駆け上がることに。
1989年にはティム・バートン版『バットマン』のヒロイン役、1994年にはロバート・アルトマン監督の『プレタポルテ』などの話題作に次々出演。
1997年の『L.A.コンフィデンシャル』では、ヴェロニカ・レイク似の娼婦リン・ブラッケンを演じ、アカデミー助演女優賞とゴールデングローブ助演女優賞をダブル受賞し、さらに世界中にその名を轟かせることになりましたね。
その後もギジェルモ・アリアガ監督のデビュー作『あの日、欲望の大地で』(2008)やポール・ハギス監督の『サード・パーソン』など、常に第一線で活躍し続けています。
本作『フィフティ・シェイズ・ダーカー』では、グレイをSMの世界に引き込んだ女性であるエレナ役として新たに参加しているとのことで、一体どのような役回りとなるのか…注目して見ていきたいと思います!
映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』のあらすじ
大富豪のクリスチャン・グレイと女子大生のアナ・スティール。
2人の歪んだ愛はある日突然終焉を迎えました。
グレイの過激なプレイに耐え切れなくなったアナが彼のもとを去ってしまったのです。
しかし、アナはグレイに自ら別れを切り出したことを即座に後悔し、日々彼のことを思い出すばかり。
一方のグレイもアナに対して行き過ぎた行為があったと後悔の念にかられ、これまで女性に抱いたことのないような愛という感情が芽生えていることに気付きます。
そしてグレイがアナに復縁を求めましたが、アナは彼に「ある条件を」突きつけ…。
※以下原作のあらすじが含まれています。
アナが勤める会社の上司が彼女のことを狙っていることに気付いたグレイは、会社を買収。
彼女を監視することになりますが、ある時アナがその上司に襲われ、間一髪のところでグレイが阻止します。
しかし、アナにとっては邪魔をされたことで彼のことを疎ましく思うようになっていました。
その後、グレイの元サブミッシブ(服従者)の女性が現れ、アナにストーカー行為を働くようになり…。
果たして2人の関係は一体どうなってしまうのでしょうか?!
映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』公開はいつから?
映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』の劇場公開は、2017年6月という以外に詳細な日程はまだ発表されておりません。新たな展開があり次第、随時更新してまいります。
公開劇場についても現時点で公表されておりませんが、レイティングがR-18指定となることは決定しているようです。
前作『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の日本公開時はR-15指定で、ボカシ処理の雑さが大ひんしゅくを買い、新たにR-18バージョンが公開されたという経緯から、今回は同じ轍を踏まぬようこのようなレイティングとなっていると思われます。
そんな紆余曲折を経た前作は、性的表現が多い作品であるにも関わらず大好評を博しましたが、続編となる『フィフティ・シェイズ・ダーカー』は少々苦戦しそうな気がしますね。
E・L・ジェームズの同名小説を原作としている訳ですが、あまりこの2作目の評判が芳しくないという点も含め、微妙な感じがします。
おそらく劇場数もそれほどは多くないでしょうから、実際どうなるのか…注目して見ていきたいと思います!
映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』試写会はある?
※映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』の試写会は現在の所予定されておりません。新たな発表があり次第、随時更新してまいります。
まとめ
ダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナンら主要キャストは前作どうようほぼ変わらないメンバーとなっていますが、大きく変わったのは監督がサム・テイラー=ジョンソンから、ジェームズ・フォーリーに変わったことでしょう。
『コンフィデンス』や『パーフェクト・ストレンジャー』で知られるジェームズ・フォーリーにしては珍しい作品となっており、前作に比べ一体どのような演出の違いが出てくるのかも注目のポイントになりそうですね。
注目の劇場公開は2017年6月(日にち未定)です!ぜひ劇場でよりゴージャスになった『フィフティ・シェイズ・ダーカー』の世界観をお楽しみください!