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Entry 2021/05/25
Update

鬼滅の刃アニメ2期遊郭編|漫画ネタバレ感想評価とあらすじラスト結末。いつ放送か注目の作品を原作で解説【鬼滅の刃全集中の考察17】

  • Writer :
  • 薬師寺源次郎

連載コラム『鬼滅の刃全集中の考察』第17回

大人気コミック『鬼滅の刃』の今後のアニメ化/映像化について様々な視点から考察・解説していく連載コラム「鬼滅の刃全集中の考察」。

今回はテレビアニメ化が決定し2021年10月からの放送開始も内定した「遊郭編」を、原作漫画のネタバレあらすじと共に、その魅力や見どころをご紹介します。

2021年6月16日にはブルーレイ&DVDが発売されるメガヒット映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』はいまや日本を飛び出し、世界各地を席巻。その続編となる「遊郭編」の放送は、世界中が今や遅しと待っているといって過言ではありません。

そんな「遊郭編」とは果たしてどのような物語であり、どのような魅力・見どころを溢れているのかを改めて探っていきます。

【連載コラム】『鬼滅の刃全集中の考察』記事一覧はこちら

漫画『鬼滅の刃 遊郭編』のあらすじとネタバレ

“上弦の参”こと猗窩座(声:石田彰)は少年の姿に変えた鬼舞辻無惨(声:関俊彦)のもとを尋ね、命じられた「青い彼岸花」の捜索の途中経過、そして鬼殺隊の“炎柱”煉獄杏寿郎を倒した事を報告します。

しかし無惨は鬼が人間に勝つのは当たり前だとし、一向に見つからない「青い彼岸花」、そして“上弦の参”にも関わらず“柱”でもない隊士に傷を与えられた猗窩座に腹を立てます。

下がるよう命じる無惨のもとを後にした猗窩座は、自身の胸に刺さっていた黒い日輪刀を目にし、その持ち主である少年・竈門炭治郎(声:花江夏樹)への憎悪を募らせます。

「蝶屋敷」にて魘夢との戦いの傷を癒した炭治郎は、煉獄に託された遺言を伝えるために煉獄の生家へと向かいます。

そこで炭治郎は、煉獄の弟・千寿郎(声:榎木淳弥)と父・槇寿郎(声:小山力也)と対面しますが、槇寿郎は炭治郎を見るなり「“日の呼吸”の使い手だから馬鹿にしているのか」と謂れのない言いがかりをつけ、殴りかかります。

槇寿郎曰く、全ての“呼吸”の原型となった始まりの呼吸が“日の呼吸”であり、炭治郎の耳飾りは「日の呼吸を伝えられた者の証明」なのだと言います。

煉獄の死に際して何もできず、自らの弱さを痛感していた炭治郎は槇寿郎の言葉に激昂。思わず反撃し、槇寿郎を気絶させてしまいます。

幸い槇寿郎に大事はなく、すぐに回復。炭治郎は千寿朗に煉獄の遺言を残し、煉獄家を後にしようとします。そんな炭治郎に、千寿朗は煉獄が用いていた鍔を炭治郎に託します。

その後、刀を無くした事に激怒する鋼鐵塚との遭遇というハプニングを経て、炭治郎は善逸・伊之助と共に鍛錬と任務の日々を過ごしていきます。

そんなある日、任務を終えて蝶屋敷に戻った炭治郎は、神崎アオイ(声:江原裕理)となほ(声:桑原由気)を連れ去ろうとする“音柱”宇髄天元(声:小西克幸)と遭遇します。

任務のために女性隊士が必要だと言う宇髄に炭治郎と共に駆け付けた吾妻善逸(声:下野紘)と嘴平伊之助(声:松岡禎丞)は「自分たちが代わりに行く」と言ったのに対し、意外にも宇髄は了承。炭治郎たちは宇髄に連れられ、日本最大の遊郭・吉原へ向かいます。

吉原に潜む鬼を探るため、宇髄は自身の嫁である雛鶴・まきを・須磨の三人を潜入させていましたが、音信不通に。その三人を探すため、宇髄は炭治郎たちに女装させ、遊女見習いとして遊郭へ潜入を敢行。行方不明である三人の足取りを探らせます。

炭治郎が潜入した「ときと屋」では、宇髄の嫁の一人・須磨が足抜け(売られてきた遊女が借金を返さないうちに逃げる事)をした噂が流れていました。

やがて「ときと屋」の花魁・鯉夏から、須磨が日記に足抜けする事を記していたことを聞かされますが、炭治郎は須磨の失踪に鬼が関与しており、日記は鬼が偽装したものと考えます。

伊之助が潜入した「萩本屋」では、まきをが病気を理由に長く部屋から出てこないという話を耳にします。まきをの部屋に向かった伊之助ですが、そこにはまきをの姿はなく、荒らされた部屋だけがありました。そして天井裏から鬼の気配を察知した伊之助は、追跡をしたものの逃げられてしまいます。

一方、「京極屋」に潜入していた善逸は花魁・蕨姫(わらびひめ)が遊女見習いの少女に対し、横暴な振る舞いをする姿を目の当たりにします。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには漫画『鬼滅の刃 遊郭編』ネタバレ・結末の記載がございます。漫画『鬼滅の刃 遊郭編』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

善逸はその優れた聴覚によって、蕨姫の持つ「音」が人間ではなく鬼のもの、それも上位の鬼であると気が付きます。蕨姫の正体こそが、吉原に潜む鬼であり“上弦の陸”堕姫だったのです。

それでも善逸は少女を守ろうとしますが、堕姫に投げ飛ばされてしまい失神。堕姫は受け身を取った善逸の正体が鬼殺隊の隊士だと見抜きます。

その後、善逸は「京極屋」から姿を消してしまいます。

定期連絡のために集まった炭治郎と伊之助は、宇髄から善逸が消えた事を聞かされます。そして吉原を出るように告げられますが、炭治郎と伊之助は善逸も宇髄の妻たちも生きていることを信じ、再び行動を始めます。

その晩、鯉夏に別れを告げて「ときと屋」を出る炭治郎ですが、直後に鯉夏を襲いにやってきた堕姫と遭遇します。一方の宇髄は雛鶴が病を偽装し「京極屋」を出ている事を知り、雛鶴の元へと向かいます。

また伊之助は萩本屋のの床下に鬼が掘った地下通路を発見。その先で、帯の中に閉じ込められた人間たちを見つけます。その帯の中には善逸をはじめ、まきをと須磨の姿がありました。

自身の正体を知った人間を「食料」としてため込んでいた、血鬼術による堕姫の分身・蚯蚓帯は伊之助に襲いかかります。

伊之助は帯に閉じ込められた人々を苦戦しながらも救出。助けられた善逸・まきを・須磨も戦闘に参加します。さらに駆けつけた宇髄も戦いに加わりますが、蚯蚓帯は一瞬の隙を突いて逃げ出します。

蚯蚓帯は堕姫のもとへ向かい融合。堕姫は真の姿を現します。力を取り戻した堕姫は騒ぎを聞きつけた人々もろとも炭治郎を攻撃し、いたずらに人間を傷つける彼女に炭治郎は激怒します。

ヒノカミ神楽を連発し善戦する炭治郎ですが、体が限界を超え動けなくなってしまいます。とどめを刺そうとする堕姫から炭治郎を助けたのは、妹の禰豆子(声:鬼頭明里)でした。

“上弦”の鬼ゆえに無惨の血が濃い堕姫を前に、家族を惨殺された記憶を思い出した禰豆子は怒りに駆られ、堕姫と対峙。その中で鬼としての能力が強化され、堕姫を圧倒する力を見せます。

しかし、逃げ遅れた人を目にした禰豆子は、鬼の本能が高まってしまった影響により思わず襲いかかってしまいます。

止めに入った炭治郎は必死に禰豆子を宥めようとしますが、禰豆子に炭治郎の声は届かず、彼の拘束を振りほどこうとします。その間、傷を癒した堕姫が二人に襲いかかりますが、駆けつけた宇髄は瞬時に堕姫の首を斬ります。

炭治郎は暴れ続ける禰豆子に、かつて兄妹の母親が歌っていた子守唄を歌って聞かせ、何とか眠らせます。一方、首を斬られたにもかかわらず堕姫は消滅することなく、宇髄に対し喚き続け、しまいには泣き出してしまいます。

不審に思う宇髄の前で、堕姫の中からもう一体の鬼……堕姫の兄であり、真の“上弦の陸”である妓夫太郎が姿を現しました。

堕姫より数段の強さを誇り、毒の血鬼術を操る妓夫太郎に宇髄は苦戦を強いられます。しかしそこに駆け付けた炭治郎・善逸・伊之助が戦列に加わり、炭治郎・宇髄と妓夫太郎、善逸・伊之助と堕姫の戦いがそれぞれに繰り広げられます。

炭治郎たちは妓夫太郎・堕姫単体の首を斬っても倒せないことから、同時にそれぞれの首を切ろうとします。駆けつけた雛鶴の藤の花の毒を塗ったクナイの援護もあり善戦しますが、兄妹鬼の連携に炭治郎たちは徐々に追い込まれていきます。

それでも一度は堕姫の首を斬ることに成功し、伊之助は堕姫の首を持って逃げることで時間を稼ぎ、その間に妓夫太郎の首を斬らせようとします。

しかし伊之助はその直後、背後に現れた妓夫太郎に胸を貫かれます。

宇髄もまた妓夫太郎の攻撃により左手を失った上、体内を回った毒により瀕死の状態に。善逸も瓦礫の下敷きとなってしまい、妓夫太郎は残った炭治郎をなぶり殺しにしようとします。

しかし炭治郎は不用意に近づき、油断している妓夫太郎に雛鶴から受け取ったクナイを刺します。それをきっかけに、瀕死の「フリ」をしていた宇髄が妓夫太郎に迫ります。

時を同じく、致命傷を免れていた伊之助と瓦礫から脱出した善逸が堕姫に迫り、同時に首を斬ることに成功します。しかし、妓夫太郎が首を切られる直前に出そうとしていた攻撃が周囲を襲い、炭治郎たちは散り散りになって気を失います。

やがて気がついた炭治郎は、自身も妓夫太郎の毒に侵されていたはずなのに、体が動かせることを不思議に思います。そして安否を確認すべく仲間を探す中で善逸と再会し、伊之助が毒により死に瀕していることを聞かされます。

うろたえる炭治郎を尻目に、禰豆子は自らの血鬼術“爆血”によって、伊之助の体内を回っていた妓夫太郎の毒を浄化してみせます。

同様に毒に侵されていた宇髄にも浄化を行った後、炭治郎と禰豆子は本当に妓夫太郎と堕姫が消滅したかどうか確認へと向かいます。

その途中で妓夫太郎の血を目にした炭治郎は、「鬼を人に戻す方法」の研究を続ける珠世(演:坂本真綾)の依頼を全うすべく血を採取。珠世の使いの猫・茶々丸にそれを託します。

やがて炭治郎は、最期を前に口論する妓夫太郎と堕姫を発見します。心無い言葉を言い合う兄妹を目の当たりにした炭治郎は、鬼ではあっても兄妹であるからこそ、「二人だけはお互いを罵りあったらだめだ」と諭します。

その言葉にすら堕姫は反発しますが、消滅してゆく中で兄に助けを求めます。その中で妓夫太郎は堕姫の本当の名が「梅」であったことを思い出し、人間だったころの記憶が蘇ります。

二人は吉原で生まれ、容姿が醜いと言うだけで忌み嫌われた妓夫太郎にとって、美しい妹・梅を守ることが唯一の誇りでした。しかし遊女として働いていた梅が、妓夫太郎を侮辱した客の侍との間にトラブルを起こし、その報復として生きたまま焼かれてしまいます。

妓夫太郎は重傷を負いながらも、その侍と報復の手引きをしていた遊郭の女将を殺害。

そして瀕死の梅を連れさまよう中で、当時はまだ“上弦の陸”の位であった現“上弦の弐”の鬼・童磨と出会い、血を与えられたことで鬼になったのです。

その後消滅した妓夫太郎は、暗闇の中をさまよっていました。そして梅と再会しますが、自身が地獄へ向かう道すがらだと理解した妓夫太郎は、自分の後をついてくる梅にわざと心無い言葉を投げかけ、追ってこないようにします。

しかし、泣きながらより縋る梅の「ずっと一緒にいる」「何回生まれ変わってもお兄ちゃんの妹になる」と言う言葉を聞いた妓夫太郎は、梅を背負って共に歩み始め、やがて炎の中に消えていきました。

その頃、鬼殺隊の現当主にして“お館様”こと産屋敷輝哉は“上弦の陸”討伐の知らせを聞き、これまで攻勢に出ることのできなかった鬼殺隊の転機を感じます。

一方、猗窩座を含む現在の“上弦”の鬼たち……“上弦の伍”玉壺、“上弦の肆”半天狗、“上弦の弐”童磨、“上弦の壱”黒死牟は「無限の間」へと無惨に呼び出されます。

妓夫太郎・堕姫が倒されたことを告げた無惨は、自身が命じた産屋敷の居所と「青い彼岸花」の捜索に進展がない現状から、かつて粛清した“下弦”同様に“上弦”の存在理由に疑問を感じていることを明かし、それぞれの鬼たちに死に物狂いで働くように冷たく言い放ちます。

対して玉壺は、鬼を殺すための日輪刀を製作・管理を担う「刀鍛冶の里」を探し当てられそうだと反論しますが、不確かな情報に意味を見出さないと無惨は一蹴。しかし、その情報が信憑性あるものと知ると、無惨は玉壺に半天狗と共に里を襲撃するよう命じました……。

漫画『鬼滅の刃 遊郭編』の感想と評価

物語が進むごとに戦いの激しさが増す『鬼滅の刃』。「遊郭編」もその例外ではなく、映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』がメガヒットを記録した「無限列車編」を上回るといっても過言ではない激闘を描いています。中でも「遊郭編」は特に、戦闘においての攻勢・劣勢が次々と入れ替わるスリリングなストーリー展開が秀逸でした。

やはり「無限列車編」での煉獄の敗北は読者の印象に深く残っているため、「果たして“上弦”の鬼に勝てるのだろうか?」という疑問は常に付きまとっていたことでしょう。それだけに、「遊郭編」における“上弦”の鬼・妓夫太郎と堕姫からの勝利はより一層、盛り上がったのではないでしょうか。

“音柱”宇髄をはじめ戦友である善逸・伊之助も倒れ、敗戦が濃厚となった場面から、炭治郎が一瞬の隙を突き、それを機に倒れたはずの仲間たちが次々と復活。一気に勝利へ至る展開はまさに少年漫画の王道であり、胸を熱くした読者も多かったはずです。

また炭治郎・善逸・伊之助の全員が揃っての共闘は「遊郭編」が初であり、これまで様々な状況から「三人が揃っての共闘」が実現しなかったがゆえに、非常に感慨深い場面でもあります。

そして「遊郭編」での象徴的な見せ場はバトルシーンのみならず、炭治郎・禰豆子兄妹とも対比される妓夫太郎と堕姫の「兄妹の絆」にもあります。

妹が誇りであったことを末期に思い出したがゆえに、堕姫……梅と離別する選択をとろうとする妓夫太郎。しかし兄との絆を「なかったもの」にしたくないと泣き叫ぶ梅の言葉に、妓夫太郎はようやく「人間」として救われる姿には、涙を誘われた人も少なくないでしょう。

そんな、まさに『鬼滅の刃』のテーマや魅力を濃縮したエピソードとなった「遊郭編」が屈指の人気を誇る物語となっているのは、ある意味では必然であるといえます。

テレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』の作品情報


(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

【放送】
2021年10月予定

【原作】
吾峠呼世晴

【監督】
外崎春雄

【キャスト】
花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、小西克幸

【作品概要】
「週刊少年ジャンプ」で連載された吾峠呼世晴による大人気漫画『鬼滅の刃』を原作とするテレビアニメシリーズ第二期。「竈門炭治郎 立志編」を描いたテレビアニメ第一期、「無限列車編」を描いた映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』に引き続き、監督を外崎春雄、アニメーション制作をufotableが担当します。

無限列車での戦いの傷も癒え日常を取り戻す炭治郎は、ひょんなことから“音柱”宇髄天元の指示のもと日本最大の花街・吉原に潜入することに。遊女の失踪や女主人の不可解な死など、暗雲渦巻く吉原で暗躍する鬼を討伐すべく、炭治郎たちは未だかつてない激闘に身を投じていきます。

まとめ

花街・吉原を舞台に物語が展開される「遊郭編」は、これまでの物語とは打って変わって雰囲気となっています。すでに公開中の第一弾PVの内容からもうかがえるように、繁華街である吉原はこれまでの物語の舞台と比べ、街の明かりが華やかであると共に蠟燭などの光が生み出す陰影が印象的です。

また市街地が舞台であるがゆえに、原作漫画では激しい戦闘により建物が次々と破壊される場面が多々存在。戦闘描写を一層迫力のあるへと演出しており、それもまたこれまでの物語には見られない点です。

そうした明かりによる陰影の演出、破壊される建物による演出が、アニメでの映像化にあたってどのように表現され、物語に深みを持たせるのかが注目です。

また、“音柱”宇髄天元を演じる小西克幸の演技も見逃せません。これまで多くのアニメに出演し、『天元突破グレンラガン』のカミナ役に代表される男気溢れる青年役を多く演じてきただけに、一見破天荒でありながらも粋な宇髄をどのように演じるのか楽しみです。

次回の『鬼滅の刃全集中の考察』もお楽しみに!

【連載コラム】『鬼滅の刃全集中の考察』記事一覧はこちら






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