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Entry 2017/03/05
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ナタリー・ポートマン映画おすすめ5選!最新作を見る前にチェック!

  • Writer :
  • Yuko


(C)2016 Jackie Productions Limited
“世界の最も美しい顔”の1位に選ばれていたこともある、ナタリー・ポートマン。端正な顔立ちで正統派美人の代表のような彼女は、ハーバード大学を卒業しており、まさに才色兼備のハリウッド女優です。

1994年リュック・ベッソン監督の『レオン』で一気に注目を浴び、大学に通いながら『スター・ウォーズ』シリーズに出演、2010年には『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞に輝きました。

他にも『Vフォー・ヴェンデッタ』や『ニューヨーク、アイラブユー』『マイティ・ソー』など数々の映画に出演、幅広い役柄を演じて映画ファンを魅了しています。

最新作『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命』では、ジョン・F・ケネディ元大統領夫人を演じ、アカデミー賞主演女優賞にノミネートするなど高い評価を得ています。

そんな聡明で高い演技力持つナタリー・ポートマンの出演作の中から厳選した5作品をピックアップしてお届けします!

1.ジャクリーン・ケネディ夫人を力演 『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命』(2016)

『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命』の作品概要

2016年のアメリカ映画。監督は、『NO』のパブロ・ラライン。出演は、ナタリー・ポートマン、ピーター・サースガード、グレタ・ガーウィグ、ビリー・クラダップ、ジョン・ハートほか。

第76回べネチア国際映画祭で最優秀脚本賞受賞、第74回ゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞(ドラマ)ノミネート、第89回アカデミー賞主演女優賞など3部門にノミネート。

『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命』のあらすじ

1963年11月22日のテキサス州ダラス。パレードをしていたジョン・F・ケネディ大統領が何者かに射撃され命を落とします。

彼女は悲しむ時間も与えられず、父の死を理解できない子供たちと向き合いながら、葬儀の取り仕切りやリンドン・ジョンソン副大統領の大統領就任式への立ち会い、ホワイトハウスからの退去といった業務に追われていました。

そんな中、彼女は亡き夫が過去の人として扱われていくことに憤りを覚え、夫が築き上げたものを単なる過去にはさせないと決意し、ファーストレディとしての最後の使命を果たそうとします。

『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命』のおすすめポイント

世界で高い評価を受けたこの作品は、ジャクリーン・ケネディ(愛称ジャッキー)が、ファーストレディを務めていた頃と夫のジョン・F・ケネディが暗殺された以降を描いた伝記ドラマです。

ジャッキーが「ホワイトハウス・ツアー」という番組でホワイトハウスを案内するシーンでは、パリにホワイトハウスを精巧に再現し、内部を案内するナタリー・ポートマンの立ち位置や動線まですべて当時のVTR通りに再現したのだそうです。

そしてナタリー・ポートマンが1960年代のファッションを素敵に着こなし、ジャッキーに完全になりきり力のこもった演技を見せています。これまであまり知られなかったジャクリーン・ケネディ夫人の人格を垣間見ることができます。

この作品は間違いなく彼女の代表作のひとつになっていくことでしょう。

2.スカーレット・ヨハンソンと姉妹を演じた『ブーリン家の姉妹』(2008)

『ブーリン家の姉妹』の作品概要

2008年のアメリカ・イギリス合作映画。監督は、ジャスティン・チャドウィック。出演は、ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ、ジム・スタージェスほか。

『ブーリン家の姉妹』のあらすじ

16世紀のイングランド。男子の世継ぎがいない国王ヘンリー8世に、野心家のブーリン卿は聡明な長女のアンを愛人候補に仕立てます。

しかし王が目に留めたのは、結婚したばかりの気立ての良い次女のメアリーでした。

のちに英国黄金時代を築くことになるエリザベス1世の母アン・ブーリンと、その妹・メアリーの王の寵愛をめぐる確執を描いた歴史劇です。

『ブーリン家の姉妹』のおすすめポイント

ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンが初共演を果たし、主人公の姉妹を演じています。人気女優の競演、しかも二人とも役にとてもハマっていて、かなり見ごたえがあります。

映画は宮廷の権力争いが赤裸々に描かれた、なかなかのドロドロ愛憎劇です。

姉妹の衣装や音楽は素晴らしいですし、イギリスの歴史を好きな人にはとても見応えがある作品ではないでしょうか。

また、ベネディクト・カンバーバッチ、エディ・レッドメインなど人気のイギリス人俳優が出ているのも見どころです。

3.元気をもらえるハートフル・ムービー『あなたのために』(2000)

『あなたのために』の作品概要

2000年のアメリカ映画。監督は、今作がデビューとなるマット・ウィルアムズ。出演は、ナタリー・ポートマン、アシュレー・ジャド、ストッカード・チャニング、ジョーン・キューザック、ジェームズ・フレインほか。

全米ベストセラー(日本版『ビート・オブ・ハート』)の映画化。

『あなたのために』のあらすじ

17歳の少女ノヴァリーのお腹の中にはもうすぐ生まれてくる赤ちゃんがいました。彼女はボーイフレンドのウィリーと成功を夢見て駆け落ちをします。しかし気が付くと見知らぬ町のウォール・マートにひとり置き去りにされていました。彼女が途方に暮れているとあるシスターが偶然声を掛けてきて助けられます。

やがて、ノヴァリーはユニークな人々が同居するシスターのもとで暮らしはじめ、病院で働く4人の子持ちのレクシーなど、彼女たちに家族のような連帯感を持ちながら人間として大きく成長していきます。

『あなたのために』のおすすめポイント

17歳の少女ノヴァリーが様々な人達と出会い、成長していくハートフルヒューマンドラマです。ノヴァリーをナタリー・ポートマンが演じています。

主人公はボーイフレンドに逃げられたことを機にさまざまなトラブルが巻き起こるのですが、それをひとつひとつ乗り越えていくところは観ていて勇気づけられますし、また頑張れ!と応援したい気持ちにもなります。

ナタリー・ポートマンをはじめとした女優陣の演技が光る作品です。

4.ナタリー・ポートマンの演技に釘付けになる傑作『ブラック・スワン』(2010)

『ブラック・スワン』の作品概要

2010年のアメリカ映画。監督は、『レスラー』のダーレン・アロノフスキー。出演は、ナタリー・ポートマン、バンサン・カッセル、ミラ・クニス、バーバラ・ハーシーほか。

第83回アカデミー賞主演女優賞受賞、作品賞など4部門にノミネート。第68回ゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞(ドラマ)受賞、最優秀作品賞など4部門にノミネート。

『ブラック・スワン』のあらすじ

ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属するニナは、元バレリーナである母親の期待を背負い、バレエに人生の全てを捧げる日々を送っています。

厳しいレッスンに耐え、完璧な優等生のニナにチャンスが訪れます。監督ルロイは、花形であるべスを降板させ、新しい振り付けで「白鳥の湖」公演を行うことを発表。そしてニナがその主役に抜擢されたのです。

しかし、白鳥と同時に官能的で滑稽な黒鳥も演じなければならず、ニナに試練が訪れます。ルロイに理想的な黒鳥と言わしめた新人バレリーナ・リリーの台頭もあり、ニナは不安と焦燥から精神状態を崩していきます。

『ブラック・スワン』のおすすめポイント

バレエ団の主役に抜擢されたナタリー・ポートマン演じるニナが、期待とプレッシャーに苛まれ、妄想と現実が錯綜していく物語です。彼女の演技が最も評価された代表作です。

とにかくナタリー・ポートマンの演技から目が離せません。光と影、明と暗という対照的な要素をうまく演じ分けていて、狂気の表情をのぞかせつつ繊細なバレリーナの心理を見事に表現しています。

ナタリー・ポートマンはこの映画で約10kgの減量をして身体作りをしたそうです。また、幼少期にダンス経験があったそうですが、この役のため1年に渡る過酷なバレエの特訓を行ったのだそうです。

5.人気のマーベル作品にも出演!『マイティ・ソー』(2011)

『マイティ・ソー』の作品概要

2011年のアメリカ映画。監督は、『ヘンリー五世』のケネス・ブラナー。出演は、クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、アンソニー・ホプキンス、トム・ヒドルストン、ジェイミー・アレクサンダー、浅野忠信ほか。

『スパイダーマン』『X-MEN』のスタン・リーによるマーベル・コミックを実写映画化。

全米週末興収ランキング2週連続No.1を記録したほか、全世界56カ国で第1位を獲得したアクション・エンターテイメント大作。

2013年に続編『マイティ・ソー ダークワールド』が公開。

『マイティ・ソー』のあらすじ

神の世界(アスガルド)では最強戦士といわれたソー。しかし横暴で傲慢な性格ゆえに、無用な争いを引き起こし、神々の王である父オーディンを怒らせてしまいます。

ソーは王位継承権を剥奪され、最強の武器“ムジョルニア”も奪われ、地球へ追放されてしまいます。地球の荒野で目覚めたソーは、天文学者のジェーンと出会い、人間の痛みや他者への思いやりに気付いていきます。

一方ソーを失ったアスガルドでは、ソーの弟ロキが恐るべき陰謀を企てているのでした。

『マイティ・ソー』のおすすめポイント

ナタリー・ポートマンはこの作品で、神々の国と地球を結ぶ“虹の橋”=ワームホールの研究者のジェーンという役を演じています。

ソーは初めからヒーローというわけではなく、物語が進むにつれてソーの態度や考え方が変わり徐々に成長していくという姿がとても愛らしく親近感が湧きます。

『アベンジャーズ』につながる伏線もあり、マーベル作品が好きな方は何回観ても楽しめるのではないでしょうか。

また、ソーをサポートする“ウォリアー・スリー”のホーガン役として浅野忠信が出演していますので、注目してみて下さいね。

まとめ

シリアスな役からアクション、ラブコメなど幅広くこなすナタリー・ポートマンの映画からおすすめの5作品をピックアップしてお届けししました。

子役は成功しないと言われてきたハリウッドのジンクスを見事に打ち破り、今では女優の他にも映画制作会社を設立し、プロデュース業や監督としても活躍しています。

オスカー女優となり、ますます演技に磨きがかかったナタリー・ポートマンの今後の活躍が楽しみですね。

『ジャッキー ファーストレディ最後の使命』は2017年3月31日公開。

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