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Entry 2017/10/29
Update

ドラマ『ロング・ロード・ホーム』あらすじとキャスト。無料動画視聴方法も

  • Writer :
  • シネマルコヴィッチ

2017年11月28日(火)夜9時より、ドキュメンタリー専門チャンネル「ナショナル ジオグラフィック」で放送開始のドラマ『ロング・ロード・ホーム』。

イラク戦争の重要な転機となる武力衝突事件“ブラックサンデー”の全貌を描いた全8話のドラマ作品です。

1.ドラマ『ロング・ロード・ホーム』の作品情報


The Long Road Home: A Story of War and Family

【日本配信】
2017年(アメリカドラマ)

【原作】
The Long Road Home: A Story of War and Family(マーサ・ラダッツ)

【製作総指揮】
マイク・メダヴォイ

【キャスト】
マイケル・ケリー、ジェイソン・リッター、サラ・ウェイン・キャリーズ、ケイト・ボスワース、E・J・ボニーリャ、ノエル・フィシャー、ジェレミー・シスト

【作品概要】
2004年4月4日にバグダッドのサドル・シティで発生したアメリカ軍とイラク武装勢力の武力衝突“ブラック・サンデー”を描いた骨太の実録戦争ドラマ全8話作品。

マーサ・ラダッツの原作を脚色したのは『5デイズ』や『チリ33人 希望の軌跡』など、戦争物や実録物を得意とする脚本家ミッコ・アラン。

アカデミー賞に輝く『帰郷』や『プラトーン』、またベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞した『シン・レッド・ライン』など戦争映画の制作に関わってきたベテラン・プロデューサーのマイク・メダヴォイが製作総指揮を務めます。

2.ドラマ『ロング・ロード・ホーム』のあらすじ

バクダットのサドル・シティをパトロール中の米陸軍第1騎兵師団の小隊。

安全とされていた地域をいつも通り巡回していた彼らを、連合軍の暫定的占領支配に反対するシーア派の民兵組織「マフディ軍」に襲撃されます。

突如として窮地に追い込まれた兵士たち、彼らは実戦経験のほとんどない若者たちでした。

そこにさらに駆け付けた米軍援護チームを交えた戦闘へと発展。8人の米兵が命を落とし、51人が負傷する惨事となるのだが…。

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3.ドラマ『ロング・ロード・ホーム』の配役とキャスト

ゲイリー・ヴォレスキー陸軍中佐(マイケル・ケリー)

武装勢力に襲撃された部下たちを救出するため、大隊長として作戦全体の指揮。妻リアンと息子アレックスを愛する良き家庭人で、責任感が強く人望もあります。

マイケル・ケリー
1968年5月22日にアメリカのペンシルヴァニア州フィラデルフィア生まれ。1990年代より映画やドラマで活躍。

人気ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』(‘13~)で、主人公フランシス・アンダーウッドの右腕ダグラス・スタンパー役を演じ、2度に渡ってエミー賞候補となり高い評価を得ます。

2005年に少年失踪事件の真相を突き止める刑事を演じたクリント・イーストウッド監督の『チェンジリング』や、2012年に主人公の暴力的な父親を演じたSFアクション『クロニクル』、2015年に実在のジャーナリスト役を演じた山岳映画『エベレスト3D』に出演。

トロイ・デノミー大尉(ジェイソン・リッター)

救出チームのリーダーとして、孤立無援の仲間を援護するべく現場へ向うなど、ヴォレスキー中佐の頼れる右腕的な存在。祖国に残してきた妻ジーナと生まれたばかりの息子のことを気にかけています。

ジェイソン・リッター
1980年2月17日にアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。父親は人気俳優だったジョン・リッター。

1990年に子役としてデビュー、2003年に映画『フレディVSジェイソン』で主演を務め、ドラマ『Joan of Arcadia』(2003~05・日本未放送)でレギュラーを務めて知られるようになります。

大作ドラマ『THE EVENT/イベント』(2010~11)にも主演し、最近ではHBOの人気ドラマ『GIRLS/ガールズ』(2012~17)に準レギュラーとして出演。

映画では2008年にジョージ・W・ブッシュ大統領の弟ジェブ役を演じたオリバー・ストーン監督の『ブッシュ』や、2014年にヒラリー・スワンクと共演した『サヨナラの代わりに』で知られています。

シェーン・アグエロ中尉(E・J・ボニーリャ)

第1騎兵師団の小隊を率いるリーダー。しっかり者の妻と2人の子どもを大切にしていて、部下にも親しまれる温厚な人物。イラクへ着任直後に任務中に武装勢力の襲撃を受け、絶体絶命の窮地に陥ってしまいます。

E・J・ボニーリャ
1988年9月8日にアメリカのニューヨーク州ニューヨーク生まれ。2006年にテレビ番組にデビューすると、昼間の長寿ソープ・オペラ『Guiding Light』に出演してデイタイム・エミー賞候補になります。

また、数々のインディペンデント映画にも出演しており、『Four』(2013・日本未公開)では、ラテン系のイメージ向上に貢献したエンタメ作品や人物に贈られるイマジェン賞の映画部門助演男優賞にノミネート。

そのほか『リベンジ』や『シェイムレス 俺たちに恥はない』などの人気ドラマにゲスト出演しています。

リアン・ヴォレスキー(サラ・ウェイン・キャリーズ)

ヴォレスキー陸軍中佐の妻であり、聡明で心優しく逞しい女性。フォート・フッド陸軍基地の家族会リーダーとして、残された兵士たちの家族を支えています。

サラ・ウェイン・キャリーズ
1977年6月1日にアメリカのイリノイ州ラグランジュ生まれ。両親は大学教授でハワイに育ちます。

2003年にテレビドラマにデビュー、人気ヒット・ドラマ『プリズン・ブレイク』(2005~09)のサラ・タンクレディ役で大ブレイク。

『ウォーキング・デッド』(2010~)のローリ・グライムス役ではサターン賞などの主演女優賞候補となります。

さらに、ジョシュ・ホロウェイと共演のSFドラマ『Colony』(2016~)も大ヒット果たし、一躍テレビドラマの人気女優となります。

2017年に8年ぶりで復活した『プリズン・ブレイク』シーズン5にも出演しています。

ジーナ・デノミー(ケイト・ボスワース)

デノミー大尉の妻。愛する夫をイラクへと送り出し、生まれたばかりの息子と2人きりで不安を抱え、夫の上司の妻リアンを何かと頼りにしています。

ケイト・ボスワース
1983年1月2日にアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。14歳の時には乗馬大会で優勝を果たす。

1998年に映画デビューをすると、2002年に大ヒットした青春サーフィン映画『ブルークラッシュ』の主演で一躍注目されます。

2004年に『ビヨンドtheシー~夢見るように歌えば~』ではケヴィン・スペイシーと共演し、2006年に『スーパーマン・リターンズ』ではヒロインのロイス・レイン役に抜擢されます。

2014年にジュリアン・ムーアの長女を演じた『アリスのままで』や、デニス・クエイドと共演したテレビのクライムドラマ『アート・オブ・モア 美と欲望の果て』(2015~16)の好演が話題になりました。

4.映画『ロング・ロード・ホーム』の見どころ

迫真したドキュメンタリーのようなリアリズム

長年かけ戦場の最前線で取材を行ってきたマーサ・ラダッツは、“ブラックサンデー”事件の当事者や、その家族にインタビューしたものをまとめ上げ、ノンフィクションとして原作にしました。

ドラマの撮影にあたり、米軍兵士が撮影した写真やビデオを参考にしたり、原作者ラダッツ自身が執筆用の資料として現地で撮影した写真なども参考に、戦場となるサドル・シティを本物そっくりのセットで再現。

建築物は100棟以上におよび、北米に建てられた撮影用セットとしては最大級のものとなり、ドラマのリアルさに真実を持たすのに贅沢な撮影セットを再現させました。

ドラマ『ロング・ロード・ホーム』を見るあなたに、イラクの最前線で何が起きていたのか。死の恐怖に直面した兵士たちは何を思いどう行動したのかをセリフのある役だけで、120人以上という詳細なリアルさで描きます。

また、数百人のエキストラや300人以上のスタッフが動員されたことで、ドキュメンタリーと見紛うばかりの臨場感溢れる映像に要注目です。

アメリカの故郷で待つ家族の深い愛情

このドラマでは、イラクでの戦闘だけでなく、アメリカ本土で兵士たちの帰りを待つ家族たちの姿も描かれています。

涙をこらえ笑顔で兵士である夫を送り出す妻たち、子どもなりに複雑な状況に想いを抱く息子たちなど、不安や心配を隠しきれない家族の様子も描写され、普遍的な家族の思いは心にしみます。

ハリウッドの人気実力派女優サラ・ウェイン・キャリーズやケイト・ボスワースが、イラクに駐留する兵士の妻を演じ、無事を信じて待つ家族と戦地の兵士たちとの絆に注目しましょう。

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まとめ

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