Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2025/05/16
Update

映画『私は何度も私になる』おすすめアジア映画なタン・チュイムイ監督復帰作の予告編&場面写真が解禁!《映画と現実の狭間で至る“魂の修行”》

  • Writer :
  • Cinemarche編集部

ベネチアが認めた女性映画人
タン・チュイムイ待望の監督復帰作!

マレーシア映画界を牽引するタン・チュイムイの監督復帰作『私は何度も私になる』(原題:野蛮人入侵は、2025年6月28日(土)ポレポレ東中野で先行公開、シネマリス(神保町に開館予定)で開館記念公開されます。

出産・離婚を経て引退したかつての名女優が、復帰を請われ幼い息子を連れてロケ地にやってきます。再会した旧知の監督は、アジア版『ボーン・アイデンティティー』な新作アクション映画の主演を提案しました……。


(C)2022 By Heaven pictures/HK/Cinemago

復帰作の撮影の中で、母親として生きる現実世界と女優として生きる映画世界が交錯しながらも、主人公が《己との闘い》を模索する姿を描いた『私は何度も私になる』。

このたび、本作の予告編と場面写真が解禁されました。

映画『私は何度も私になる』とは?

《新規解禁》映画『私は何度も私になる』予告編

本作を手がけたタン・チュイムイは、2017年に日本初公開された『タレンタイム~優しい歌』(2009)の名匠ヤスミン・アハマドらとともに、2000年代のマレーシア映画界を牽引した女性監督です。

初長編作『愛は一切に勝つ』(2006)では、釜山国際映画祭ニュー・カレンツ・アワード及び国際批評家連盟賞を受賞し、第36回ロッテルダム国際映画祭タイガー・アワードを受賞する快挙を達成。また同作は、第19回東京国際映画祭「アジアの風」部門で「マレーシア新潮流」の一作として上映され、大きく注目されました。

2024年には、ミュウミュウ「女性たちの物語」第27弾作品として最新監督作が東京で上映され、赤楚衛二・山本美月ら多数の著名人が鑑賞。また同年、エグゼクティブ・プロデューサーを務めた『蒙古馬を殺す(英題:To Kill a Mongolian horse)』は、ベネチア国際映画祭で受賞を果たし、第20回大阪アジアン映画祭でも特別上映されました。


(C)2022 By Heaven pictures/HK/Cinemago

10年以上の監督休業からの復帰となる本作『私は何度も私になる』(原題:野蛮人入侵)では、自ら主演を務め、女性として映画人としての想いを込めた半自伝的作品を完成させています。

本作では、主人公の復帰を提案する映画監督ロジャー・ウー役を『タレンタイム~優しい歌』(2009)の音楽監督などで知られるシンガーソングライターのピート・テオ、主人公に武術を教えるロー師範役を『私たちがまた恋に落ちる前に』(2007)の監督ジェームス・リーが演じています。

マレーシアの名だたる映画人が顔を揃え、“マレーシア・ニューウェーブ”の新たなムーブメントに期待が寄せられます

このたび解禁された予告編と場面写真では、「新作アクション映画での女優業復帰」という人生に岐路に立った主人公ムーンが、女優・母親・女性・個人と様々な自己の側面を見つめ直し、映画と現実の狭間で揺らぐ中で《魂の修行》へと至る姿が描き出されます。


(C)2022 By Heaven pictures/HK/Cinemago

映画『私は何度も私になる』の作品情報


(C)2022 By Heaven pictures/HK/Cinemago

【日本公開】
2025年(香港・マレーシア合作映画)

【原題】
野蛮人入侵

【監督・脚本】
タン・チュイムイ

【キャスト】
タン・チュイムイ、ピート・テオ、ブロント・パララエ、ジェームス・リー、ニー・ウーイ

映画『私は何度も私になる』のあらすじ


(C)2022 By Heaven pictures/HK/Cinemago

出産と離婚を経て引退した名女優ムーン・リー。

かつて仕事をともにしていた映画監督ロジャー・ウーは、彼女にアジア版『ボーン・アイデンティティー』なアクション映画の主演を務めてほしいとオファーします。

ムーンは幼い息子ユージョウをロジャーのアシスタントに預けつつも、ロー師範のもとで撮影に向けての過酷な武術訓練に励みます。

しかしある日、思わぬ知らせが届きました。それは映画スポンサーからの「ムーンの元夫ジュリアードを相手役として起用したい」という提案でした。

一人の女性として、映画人としてムーンが模索する《己との闘い》と《自分》とは?

まとめ


(C)2022 By Heaven pictures/HK/Cinemago

マレーシア映画界を牽引するタン・チュイムイの監督復帰作『私は何度も私になる』(2009)(原題:野蛮人入侵)。

『私は何度も私になる』は、マレーシアの自然豊かなロケ地と香港映画的な武術要素が同居する、予測不能の人生×修行ファンタジックムービーです。


(C)2022 By Heaven pictures/HK/Cinemago

本作は、タン・チュイムイの10年以上の監督休業からの復帰作であり、自ら主演を務めています。女性として、映画人としての想いを込めた半自伝的映画となっていますので、是非ご鑑賞ください。

映画『私は何度も私になる』が、2025年6月28日(土)ポレポレ東中野で先行公開、シネマリス(神保町に開館予定)で順次公開!


関連記事

新作映画ニュース

【第34回東京学生映画祭】8月18~20日/渋谷ユーロライブで開催!オダギリジョーと大林宣彦の特別企画上映も

第34回東京学生映画祭が渋谷ユーロライフで開催に! 日本で最も長い歴史を持つ国内最大規模の学生映画祭は、「東学祭」と呼ばれる東京学生映画祭です。 東学祭は、学生映画と映画界全体の振興に貢献し、映画を志 …

新作映画ニュース

イタリア映画『トスカーナの幸せレシピ』あらすじとキャスト。料理がつなぐバディムービー!

アスペルガー症候群の青年と元三つ星シェフとのバディムービー! 離れて気付く。いつの間にか、互いが大事な存在になっていたことに。 ©2018 VERDEORO NOTORIOUS PICTURES TC …

新作映画ニュース

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』あらすじ/キャスト/公開日。実話の事件を基にしたロジャー・ミッシェル監督の長編遺作が日本に上陸!

ロンドン・ナショナル・ギャラリーで起きた実話の名画盗難事件が映画化に。 ロンドン・ナショナル・ギャラリーで起きた、フランシスコ・デ・ゴヤの名画「ウェリントン公爵」盗難事件。 事件の犯人は、60 歳のタ …

新作映画ニュース

映画『ファンシー』のキャラクター場面写真が解禁!山本直樹原作の男女3人の三角関係とは

性愛と暴力の世界に溺れる男女3人のポエジーな三角関係 山本直樹原作の漫画『ファンシー』が国内外の話題作で圧倒的な存在感を放っている名優、永瀬正敏を主演に迎え、このうえなくユニークにして狂おしい実写映画 …

新作映画ニュース

名優 市川右太衛門の絢爛豪華な衣裳や映画資料の数々!企画展《甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を越境する個性》7月1日より東京ステーションギャラリーにて初の回顧展が開催

名優・市川右太衛門が袖を通した絢爛豪華な衣裳や貴重な映画資料の数々・・・ 東京の美術館で初となる大回顧展! 企画展「甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を越境する個性」が、2023年7月1日(土)から東 …

Cinemago|想像力の海へ、シネマダイビング。
ACT1|次の物語は、人からはじまる。
Cinemagoオンラインショップ|DVD・鑑賞チケット・オリジナルグッズ
【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学