Netflixで大ヒットを記録した『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』が劇場公開!
スタジアムを満員にするほどの人気を誇るKPOPスターのルミ、ミラ、ゾーイ。
そんな彼女たちにはもう一つの顔がありました。それは、凄腕のデーモンハンターとして迫り来る脅威から大切なファンを守ることでした。
ある日、彼女たちの前に新人のボーイズグループが現れ、手強いライバルに。その正体は、なんとデーモンだったのです……。
「シュレック」シリーズでストーリーアーティストを務めたマギー・カンの原案をもとに、『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』(2012)のキャラクターデザインを手がけたクリス・アペルハンスと共にマギー・カンが監督を務めました。
Netflixで2025年配信されると大ヒットを記録し、主題歌『Golden』は第68回グラミー賞で最優秀視覚メディア楽曲賞、第98回アカデミー賞では長編アニメーション賞&歌曲賞を受賞しました。
劇中歌に歌詞が付く「シング・アロングバージョン」が2026年6月10日に劇場公開を迎えた本作の魅力を、ネタバレありでご紹介いたします。
CONTENTS
映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の作品情報

Netflix映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」独占配信中
【日本公開】
2026年公開(アメリカ映画)
【原題または英題】
KPop Demon Hunters
【監督】
マギー・カン、クリス・アペルハンス
【原案】
マギー・カン
【脚本】
ダニャ・ヒメネス、ハンナ・マクメカン、マギー・カン、クリス・アペルハンス
【音楽】
マーセロ・ザーボス
【声のキャスト】
アーデン・チョー、メイ・ホン、ユ・ジヨン、アン・ヒョソプ、イ・ビョンホン、キム・ユンジン、ケン・チョン、ダニエル・デイ・キム、ジョエル・キム・ブースター、ライザ・コーシー
【日本語吹替版キャスト】
寿美菜子、堤育子、田村睦心、MARU、渡谷美帆、横山愛実、石川界人、藤正裕太、土田大、樋口あかり、虎島貴明
【作品概要】
人気K-POPアイドルであり、凄腕のデーモンハンターな3人を描いたアクションファンタジー『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』。2025年にNetflixで配信され、大ヒットを記録しました。
劇中の曲が話題となった本作の主題歌「Golden」は第68回グラミー賞の最優秀視覚メディア楽曲賞、第98回アカデミー賞の長編アニメーション賞&歌曲賞を受賞。KPOPアーティストがカバーしたことも大きな反響を呼びました。
人気KPOPアーティストである「TWICE」のメンバー、ジョンヨン、ジヒョ、チェヨンが歌ったエンディング曲「Takedown」も話題になりました。
映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』のあらすじ

Netflix映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」独占配信中
太古の昔から、デーモンは人々の魂を奪い、デーモンの王・グウィマに捧げてきました。
そんなデーモンの脅威から人々を守るのが、特殊な力を持ったハンターたちでした。初代ハンターは音楽の力を使って世界を守る結界「ホンムーン」を築き、デーモンを退けました。
いつの時代も3人の少女たちがデーモン・ハンターとして選ばれ、人々をデーモンの脅威から守ってきました。
大人気KPOPスター「ハントリックス(HUNTRIX)」のメンバーであるミラ、ゾーイ、ルミ。彼女たちはKPOPスターであり、凄腕のデーモン・ハンターでした。
ツアー中の3人は、ホンムーンの感性が近いことを感じ、新曲「Golden」を発表します。MVは瞬く間に世界中で再生されチャートの1位にランクイン。
しかし、ホンムーンの完成が近いことに勘づいていたのは、3人だけではありませんでした。デーモンの王・グウィマも感じ取っていたのです。
ツアー中の3人への奇襲がうまくいかなかったことに怒るグウィマの前にいいアイデアがあると名乗り出たのは、美しい声と引き換えにデーモンとなりグウィマに服従する身となったジヌでした。
ジヌは、デーモンのボーイズグループ「サジャ・ボーイズ」を結成し、ハントリックスに対抗すると言います。
突如現れた「サジャ・ボーイズ」は瞬く間にファンが増え、ハントリックスのファンまでサジャ・ボーイズに夢中になってしまいます。
サジャ・ボーイズの「Soda Pop」は、思わずリズムに乗ってしまうようなキャッチーなダンスポップでハントリックスのマネジャー・ボビーも、3人も思わず踊ってしまいます。
しかし、すぐに3人は彼らの正体がデーモンであると知り、退治する機会を狙いますが……。
映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の感想と評価

Netflix映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」独占配信中
「KPOP」世界観の素晴らしい再現度!
スタジアムを満員にするほどの人気を誇るKPOPスターのルミ、ミラ、ゾーイ。彼女たちにはもう一つの顔がありました。
それは凄腕のデーモンハンターです。戦う少女たちというのは、日本のアニメの影響もあるのではないでしょうか。
戦う少女の代表格といえば、日本だと「美少女戦士セーラームーン」シリーズでしょう。他にも「プリキュア」シリーズなどが挙げられます。
使命を背負った戦士であると同時に、本作の3人はKPOPスターでもあります。世界への進出を遂げ、拡大するKPOP。その世界を本作は見事に再現しています。
戦闘シーンまでもが、まるでMVのような格好よさで音楽とアクションシーンがマッチしています。それだけでなく、楽曲、振り付けもKPOPらしさで溢れています。
そしてKPOPといえば、注目すべきはスターだけでなく、ファンダムの存在があります。KPOPはファンダムと共に成長し、頂点を目指していきます。
ペンライトをはじめとしたグッズや、一体感のあるライブ、そしてサジャ・ボーイズの登場で、チャートでおされ焦る姿なども、市場としてのKPOPとファンダムの関係性を表していると言えます。
マイノリティ×ダブルルーツを生きるルミ
もう一つ本作で印象的なのは、ルミの生まれとその葛藤です。ハンターとデーモンの間に生まれたルミは、排除されるべき存在であるデーモンの血が流れていることを恥だと思っていました。
唯一ルミの秘密を知っている、ハンターとしてルミたちを教育したセリーヌは、“ルミのため”とデーモンの模様を隠し、ホンムーンが完成すれば模様が消えるとルミに言い聞かせていました。
しかし、ルミはセリーヌ自身もルミのことを恥だと思っている、自分の血を恥じないとルミはありのままの自分を受け入れます。
一方でルミは、ジヌに秘密を知られ、交流をすることで、ただ退治すべき対象であったデーモンに対して複雑な感情を抱き始めます。
デーモンを否定することは、自分自身を否定することでもあるのです。しかし、ルミはありのままの自分を認めますが、デーモンの王・グウィマを退治し、襲いかかるデーモンに対しても刃を向けます。
デーモンと人間の間には埋まらない壁があるままで終わってしまった点は、ルーツの話ではなく個人の話にとどまってしまっています。
また、ルミの父親の話や、デーモンの王・グウィマの正体など、明かされていない部分は多くありますが、本作は続編の制作が決まっています。
本作で明かされなかった部分は、続編で明かされるのでしょうか。
まとめ

Netflix映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」独占配信中
Netflixで大ヒットを記録した『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』。
大ヒットの背景にあるのは、やはり主題歌「Golden」をはじめとした楽曲の素晴らしさでしょう。中でも「Golden」は第68回グラミー賞の最優秀視覚メディア楽曲賞、第98回アカデミー賞の長編アニメーション賞&歌曲賞を受賞しました。
「that’s who we’re born to be(それが生まれながらにしてあるべき姿)」「born to be born tobe glowin(輝くために生まれた)」といった歌詞のメッセージは、劇中のルミの心情に重なるものであり、KPOPが打ち出してきたメッセージでもあるのです。


































