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『万博追跡 』あらすじ感想と評価。主演ジュディ・オングが1970年の大阪万博を舞台に恩人探しの旅へ

  • Writer :
  • 菅浪瑛子

ジュディ・オング主演『万博追跡 2Kレストア版』は、2026年4月10日(金)新宿シネマート、池袋シネマ・ロサ他にて全国順次公開!

2025年、大阪・関西万博が開催されました。その年に、『万博追跡 2Kレストア版』は第21回大阪アジアン映画祭のオープニング作品として2Kレストア版にて日本初上映されました。

1970年大阪万博で、日本育ちの台湾人・雪子は台湾パビリオンのコンパニオンに選ばれます。

母は雪子に、台湾から生活費を送ってくれている謎の人物・陳春木を探すとともに、父親の死の真相をつきとめるという使命を言い渡します。

大勢の人が訪れる中で、陳春木を探す雪子でしたが、見つけることはできるのでしょうか。

台湾映画の保存・振興機関である国家電影及視聴文化中心(TFAI)の協力によりデジタル修復され、50年余りの時を経て2Kレストア版として劇場公開された映画『万博追跡 2Kレストア版』。

1970年当時の太陽の塔の姿から万博の様子、70年代の人々のファッションなど70年代にタイムスリップしたかのような映像の数々。

本作は、劇映画であると同時にアーカイブとしても貴重な映像と言えます。

ジュディ・オングと共に体験する1970年代の日本! ご覧あれ。

映画『万博追跡 2Kレストア版』の作品情報


(C)2025 Taiwan Film and Audiovisual Institute. All rights reserved.

【日本公開】
2026年(台湾映画)

【原題】
萬博追踪 Tracing to Expo ’70

【監督】
リャオ・シャンション

【脚本】
チェン・シュエホアイ、カン・チュアン

【原案】
カン・チュアン

【美術】
三上陸男、チャン・チーピン

【キャスト】
ジュディ・オング、フォン・ハイ、フー・ビーホイ、スー・ウェイ、チェン・クオチュン、原田玄、川名美彌、衫森麟、チョウ・シャンケン、チュアン・ウェンホア

【作品概要】
ジュディ・オングは、台湾で生まれ、3歳の時に来日。国内外のテレビドラマ、映画、舞台に多数出演し、1979年に「魅せられて」が200万枚のヒットとなります。

そんなジュディ・オングが20歳の時に主演を務めた映画『万博追跡 2Kレストア版』では、歌唱も披露し、ミュージカル×追走劇になっています。

監督を務めたのは『小翠』(1968)や『ニセのお嬢さん』(1971)などジュディ・オング主演作を手がけたリャオ・シャンション。また、美術には三上陸男、顧問には八木政雄(正夫)と、「ゴジラ」「ガメラ」シリーズなどを手がけた日本の特撮映画人も参加。

映画『万博追跡 2Kレストア版』のあらすじ


(C)2025 Taiwan Film and Audiovisual Institute. All rights reserved.

1970年大阪万博。台湾パビリオンのコンパニオンに選ばれた日本育ちの台湾人の雪子は、幼馴染で同級生の藤本哲男と一緒に大阪に向かいます。

大阪に向かう雪子に母は、台湾から生活費を送ってくれている謎の人物・陳春木を探すことと、父の死の真相を突き止めるという2つの使命を授けます。

大勢の人が訪れる大阪万博で、手当たり次第に陳春木を知っているか聞き込みをする雪子。

すると、陳春木を知っているという人物に出会い、陳春木の妹の居場所を教えてもらって、神戸へと会いに行きました。

妹は台湾にいる兄に送金をお願いしていたが、それもある人物に頼まれたからだと言います。しかし、その人物の名前は言うことができないと言うのです。

果たして雪子は恩人を探すことができるのでしょうか。

映画『万博追跡 2Kレストア版』の感想と評価


(C)2025 Taiwan Film and Audiovisual Institute. All rights reserved.

ジュディ・オングといえば、『魅せられて』の歌と、腕を広げると翼のようになる白い衣装を思い浮かべる人が多いでしょう。

そんなジュディ・オングが20歳の時に主演を務めた映画『万博追跡 2Kレストア版』。

日本で生まれ育った台湾人の雪子は、大阪万博で台湾パビリオンのコンパニオンに選ばれます。そして万博を舞台に恩人探しの旅が始まるのです。

冒頭から、日本の昭和の歌番組のようなセットで歌うジュディ・オングの姿にワクワクさせられ、舞台は大阪万博へ。

6421万8770人が訪れたという1970年の大阪万博は、2010年の上海万博に抜かれるまで、世界最大の万博入場者記録でした。

そんな大盛況だった万博のリアルな姿が映し出されているのが、本作なのです。追走劇を描いたサスペンス・アクションであると共に、本作は貴重なアーカイブ資料でもあります。

大勢の人が押し寄せる万博の会場の様子から、大阪だけにとどまらず神戸や京都、さらには北海道まで日本中を駆け回ります。まるで、ジュディ・オングと共に1970年代にタイムスリップしたかのようなワクワクが詰まっています。

それだけではなく、シーンごとに衣装やヘアメイクが変わるジュディ・オングのはじけるような魅力も見どころの一つです。

恩人を探す雪子の旅は、いつしか台湾と日本、そして中国を結ぶ歴史、それぞれの国の関係性も浮き彫りにしていくのです。

まとめ


(C)2025 Taiwan Film and Audiovisual Institute. All rights reserved.

1970年の大阪万博から55年後の2025年、再び大阪で万博が開かれました。2025年の大阪アジアン映画祭で2Kレストア版が上映され2026年4月10日(金)新宿シネマート、池袋シネマ・ロサ他にて全国順次公開されます!

1970年代の万博で象徴的であったのは「太陽の塔」でしょう。今も万博公園に聳え立つ太陽の塔の1970年当時の姿も必見です。


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