Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2021/07/28
Update

映画『スクールガールズ』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。監督の実体験を基に少女の成長を描いたスペインゴヤ賞受賞作

  • Writer :
  • 石井夏子

スペイン映画最高賞ゴヤ賞他26冠。

ピラール・パロメロ監督の長編デビュー作であり、スペイン映画界最高賞ゴヤ賞他26冠に輝く映画『Las niñas』。

@2020 Inicia Films, Bteam Prods, Las Niñas Majicas AIE

邦題を『スクールガールズ』として、新宿シネマカリテにて2021年9月17日(金)より公開が決定しました。

あわせて、ポスタービジュアル、予告編動画、場面写真が解禁となります。

映画『スクールガールズ』について


@2020 Inicia Films, Bteam Prods, Las Niñas Majicas AIE

本作『スクールガールズ』は、修道院に通うセリアが、友人たちとの新たな経験を通して思春期への扉を開け、家族を、そして自分自身を知っていく様を描きます。

ベルリン国際映画祭への出品と新人監督賞・クリスタルベア賞へのノミネートを皮切りに、今日までスペイン国内を中心に26もの映画賞を受賞。名実ともに2020年のスペインを代表する映画となりました。

監督・脚本を務めたピラール・パロメロ監督自身も4歳から修道院で学んでおり、長編デビュー作にしてスペイン映画界アカデミー賞とされるゴヤ賞作品賞・脚本賞を受賞した本作には、ピラール・パロメロ監督自身の体験が色濃く反映されています。

ピラール・パロメロ監督は、「極めて保守的なスペイン修道院の教育と、オリンピック開催の熱狂渦巻く、外の世界に溢れる刺激には大きなギャップがありました。しかし私たち―1992年当時の教育を受けた女性たちこそが、“勉強をし、独立して、なりたいものになれる”とはっきり感じることができた初めての世代だったのではないかと思います」と語っています。

韓国のキム・ボラ監督が自身の経験を踏まえ、14歳の少女ウニを主人公に描いた国映画『はちどり』と共鳴するような、90年代とそこに生きる少女たちのささやかな前進を描いた作品です。

主人公セリアを演じるのは、本作が初主演となるアンドレア・ファンドス。ピラール・パロメロ監督は「彼女こそがこの映画の魂」と絶大な信頼を寄せます。

『ミツバチのささやき』のアナ・トレントを思い起こさせる存在感と印象的な瞳で、数々の新人女優賞にノミネートされ、スペイン映画批評家協会賞 新人女優賞を受賞しました。

母親役にはゴヤ賞2冠のナタリア・デ・モリーナ。『悲しみに、こんにちは』のプロデューサーでもあるヴァレリー・デルピエールがプロデュースを務めました。

映画『スクールガールズ』の予告編動画

併せて日本版の予告編も解禁。予告編では、修道院に通うセリアが、転入生のブリサとの交流をきっかけに、新しい世界に足を踏み入れていく様が描かれます。

しかし、仲間とのゲームの最中に「親がいなかったことはない」という言葉が放たれたことをきっかけに、セリアは母親から繰り返し聞かされた父親についての話に疑問を持つように。

「人生はたくさんの真実と、少しの嘘でできている」というコピーは、思春期の入り口に差し掛かり、大きな秘密に向き合うセリアの歩みと発見を表しているかのようですね。

映画『スクールガールズ』の作品情報

@2020 Inicia Films, Bteam Prods, Las Niñas Majicas AIE

【日本公開】
2021年(スペイン映画)

【原題】
Las niñas

【監督・脚本】
ピラール・パロメロ

【キャスト】
アンドレア・ファンドス、ナタリア・デ・モリーナ、ソエ・アルナオ

【映倫】
PG12

映画『スクールガールズ』のあらすじ

@2020 Inicia Films, Bteam Prods, Las Niñas Majicas AIE
1992年、バルセロナオリンピック開催に湧くスペイン。

サラゴサの修道院に通う、母親と2人暮らしのセリアは、バルセロナからやってきた大人びた転入生のブリサの影響で、新しい音楽、新しい遊びを知り、友人の姉たちともつるむようになります。

しかしいつもの仲間とのゲーム中、ブリサに掛けられたある言葉をきっかけに、セリアは母親が決して話そうとしない真実に向き合うことになって……。

まとめ

@2020 Inicia Films, Bteam Prods, Las Niñas Majicas AIE

激動の90年代と、そこに生きる少女たちのささやかな前進を描いた本作。

ぜひ彼女らの気付きや成長をスクリーンで見守ってください。

映画『スクールガールズ』は、新宿シネマカリテにて2021年9月17日(金)より公開です。



関連記事

新作映画ニュース

『Arcアーク』映画原作ネタバレあらすじと感想評価。結末でタイトル“円弧”の意味が明かされる生命の讃歌

映画『Arc アーク』は2021年6月25日(金)より全国ロードショー。 2011年に発表した短編集『紙の動物園』で、その年の最も優れたSF・ファンタジー作品に与えられる3大賞として知られる、ネビュラ …

新作映画ニュース

アンソニーウォン映画『淪落(りんらく)の人』あらすじとキャスト。公開日は2020年2月1日に決定!

新人女性監督が描いた、香港中を涙と希望で包んだ感動作。 2019年、公開と同時に香港中を涙と感動で包み大ヒットを記録した『淪落(りんらく)の人』(原題:淪落人/英題:STILL HUMAN)が、202 …

新作映画ニュース

しんゆり映画祭2018野外上映会の開催日時とアクセス。雨天の場合は?

2018年で第24回を迎えた、KAWASAKIしんゆり映画祭。 恒例となった夏のイベント「なつやすみ野外上映会」は19回目を数え、今回は親子で楽しめる映画『パディントン2』の上映が決まりました。 しん …

新作映画ニュース

映画キミオイ世界10ヶ国で公開決定!山田裕貴&齋藤飛鳥コメント動画解禁【あの頃、君を追いかけた】

2011年に台湾で公開され、空前の大ヒットを記録した映画『あの頃、君を追いかけた』。 2018年、舞台を台湾から日本に移し、主演に山田裕貴、ヒロインに乃木坂46の齋藤飛鳥を迎え、オリジナル作品の瑞々し …

新作映画ニュース

角田光代原作映画『愛がなんだ』 本予告映像&本ビジュアル&主題歌解禁!【岸井ゆきの×成田凌】

好きと言えない、全ての人へ。 直木賞作家、角田光代のみずみずしくも濃密な片思い小説を“正解のない恋の形”を模索し続けてきた恋愛映画の旗手、今泉力哉監督が映画化した『愛がなんだ』。 主演に岸井ゆきのを迎 …

Cinemago|想像力の海へ、シネマダイビング。
ACT1|次の物語は、人からはじまる。
Cinemagoオンラインショップ|DVD・鑑賞チケット・オリジナルグッズ
『血を吸うスマトラオオコンニャク』
【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学