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映画『DARKSTAR / H・R・ギーガーの世界』感想レビューと評価

  • Writer :
  • シネマルコヴィッチ

リドリー・スコット監督の代表作である『エイリアン』のデザイン造形でも知られるH・R・ギーガー。

彼のアーティストとしての創作の秘密に迫ったドキュメンタリー映画『DARK STAR/H・R・ギーガーの世界』が2017年9月2日より公開されます。

1.映画『DARK STAR H・R・ギーガーの世界』の作品情報


(C)2015 T&C Film (C)2015 FRENETIC FILMS.

【公開】
2017年(スイス映画)

【監督】
ベリンダ・サリン

【キャスト】
H・R・ギーガー、カルメン・マリア・ギーガー、マルコ・ビツィヒ、スタニスラフ・グロフ、サンドラ・ベレッタ、ハンス・H・カンツ、トム・ガブリエル・フィッシャー

【作品概要】
リドリー・スコット監督の代表作『エイリアン』(1978)の造形で知られた、スイスのアーティストのH・R・ギーガーの創作に迫ったドキュメンタリー映画。

2.映画『DARK STAR H・R・ギーガーの世界』の内容とは?


(C)2015 T&C Film (C)2015 FRENETIC FILMS.

1980年に映画『エイリアン』にて、髑髏を基本モチーフにしながら、それまでにはない生物と機械を融合させたような宇宙人の姿やその世界観で、アカデミー視覚効果賞を受賞したH・R・ギーガー。

また、エマーソン・レイク・アンド・パーマーの「恐怖の頭脳改革」に代表されるレコードジャケットなどで世界中のファンを魅了しました。

数多くのアーティストたちに影響を与えてきたH・R・ギーガーの自宅やアトリエにカメラは潜入していきます。

ギーガーを知るエピソードとして、6歳の時に父親に贈られた頭蓋骨や博物館でのミイラを見た恐怖などの体験を紐解き、ギーガー創作の源泉と秘密を探っていきます。

そのほか、プライベートな3人の女性のパートナーとの出会いから、名作『エイリアン』の誕生秘話をギーガー本人の言葉とともに紹介されます。

3.H・R・ギーガーのプロフィール


(C)2015 T&C Film (C)2015 FRENETIC FILMS.

1940年にスイスのクール生まれます。

幼少期の頃から超現実的なものや死を連想させるものに興味を抱くようになります。

1962年にチューリヒに移り、チューリッヒ芸術大学で室内デザインとインダストリアル・デザインを学びます。

卒業後は家具デザイナーとして働いていたが、まもなく自分自身のアートに打ち込むように全なります。

ギーガーはグスタフ・マイリンク、H・P・ラブクラフト、ジャン・コクトー、アルフレート・クービンなどからインスピレーションを受け、数々の超現実的な作品を創作していきます。

ギーガーの主な技法はエアブラシを用いて高度なテクニック絵画です。

作風は「バイオメカノイド」や「バイオメカニカル」と呼ばれる頭骨や脊椎などの人間の肉体のパーツに、蛇腹状のチューブなどといった機械的造形とを融合して構成されたスタイルの作品が多くみられます。

また、それらの作品は絵画だけでなく、彫刻や家具にもしているそうです。

世界的出世作となった『エイリアン』(1979)

映画監督リドリー・スコットは、ギーガーを『ネクロノミコン』という作品集で知り、映画『エイリアン』の舞台デザインにギーガーを起用。

ギーガーは世界的に一躍有名となり、1980年にはアカデミー賞視覚効果賞を受賞します。

それ以前にも、ギーガーはレコードのジャケットのデザインを手がける作品を世に出していました。

音楽雑誌『ローリング・ストーン』はデボラ・ハリーの『クークー』とエマーソン・レイク&パーマーの『恐怖の頭脳改革』を同誌が選ぶジャケットのベスト100に数えています。

1998年には、フランスのグリュイエールにあるサン=ジェルマン城内にH・R・ギーガー・ミュージアムが開館。彼の作品の多くはそこに収蔵されています。

H・R・ギーガーはチューリッヒで暮らしながら仕事をしていましたが、『DARK STAR/H・R・ギーガーの世界』の撮影終了後間もなく、残念ながら惜しまれつつ、2014年5月12日に死去されました。

4.映画公開記念「H・R・ギーガー ポスター&アート展」

タワーレコード渋谷店では、9月9日(土)~10月1日(日)の期間に8階の催事場”SpaceHACHIKAI“にて、孤高のアーティスト『H・R・ギーガー ポスター&アート展』を開催!

この展覧会は9月2日(日)より全国で順次公開される、H・R・ギーガーの生涯に迫るドキュメンタリー映画『DARK STAR/H・R・ギーガーの世界』の公開を記念し開催されるものです。

さらには、スイスにあるH・R・ギーガーミュージアムを管理する財団の公認を受けて開催となっています。

同財団が管理する貴重なリトグラフ、映画のポスターアートにも使用された最愛のガールフレンドに捧げられた作品「Li Ⅱ」(1973-74)、生前のギーガーの直筆サイン入りのリトグラフやポスターの展示ならびに販売を行れるようです。

「展示ポスター WANTED」

『H・R・ギーガー ポスター&アート展』概要

【正式名称】
『DARK STAR/H・R・ギーガーの世界』公開記念
H・R・ギーガー財団公認『H・R・ギーガーのポスター&アート展』

【開催日時】
2017年9月9日(土)~10月1日(日)

【会場】
タワーレコード渋谷店8F SpaceHACHIKAI  〒150-0041 東京都渋谷区神南1-22-14

【営業時間】
11:00〜21:00(最終入場20:30)
※初日のみレセプションに付き13:00開場 23:00終了(22:30最終入場)

【入場料】
800円(税込) ※先着特典としてイベント開催記念のポストカードをプレゼント。

「展示ポスター A RESUS」

また、この展覧会では、H・R・ギーガー直筆のサインが入った作品やポスターが18点も販売されることは稀有なことで、2度とない貴重な展示会と言えるでしょう。

併せてH・R・ギーガーミュージアムを徹底紹介する写真パネルの展示や、H・R・ギーガー財団から提供された多数の図版を収録した映画の公式パンフレット、公式&関連グッズなども販売もあるそうです。

開催初日となる9月9日(土)には、H・R・ギーガー財団で世界各地の美術品の管理人を務めるマルコ・ヴィツィヒ氏を招き、オープニング・レセプションの開催される予定です。

まとめ


(C)2015 T&C Film (C)2015 FRENETIC FILMS.

映画『DARK STAR/H・R・ギーガーの世界』は、9月2日(土)からヒューマントラストシネマ渋谷、9月9日(土)から東京都写真美術館ホール、シネマート心斎橋ほかで全国で順次公開。
(近日公開:シネモンド、名古屋シネマテーク、京都みなみ会館、横川シネマ、山口情報芸術センター[YCAM]など)

また、公開記念の展覧会『H・R・ギーガーのポスター&アート展』は、9月9日(土)~10月1日(日)の期間、東京にあるタワーレコード渋谷店8F SpaceHACHIKAI会場に開かれます。

これを機会に、1970年代に造形美として画期的なエイリアンの姿を世に送り出した、H・R・ギーガーを知る絶好の機会です。

ギーガーファンのあなたなら、映画と展覧会のどちらも行かれることをお薦めいたします。

シリーズ最新作『エイリアン:コヴェナント』

また、ギーガーを知らないあなたも、エイリアンシリーズの造形の原点を知るチャンスをお見逃しなく!

ぜひ、ご観覧くださいね。

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