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Entry 2019/06/09
Update

実写映画『ホットギミック』あらすじネタバレと感想。ガールミーツボーイという山戸監督ワールド全開!

  • Writer :
  • 村松健太郎

映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』6月28日(金)全国ロードショー!

『溺れるナイフ』の山戸結希監督の待望の長編作品は、相原実貴の同名コミックを映画化。

主演は乃木坂46の堀未央奈。乃木坂46のPVを撮影した際に惚れ込んだ彼女をヒロインに抜擢しました。

堀未央奈を囲む3人の男性に清水尋也、板垣瑞生、間宮祥太朗。共演に桜田日和、反町隆史、吉岡里帆が務めます。

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映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』の作品情報


(C)相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会

【公開】
2019年(日本映画)

【原作】
相原実貴

【脚本・監督】
山戸結希

【キャスト】
堀未央奈、清水尋也、板垣瑞生、間宮祥太朗、桜田ひより、上村海成、吉川愛、志磨遼平、黒沢あすか、高橋和也、反町隆史、吉岡里帆

【主題歌】
花譜『夜が降り止む前に』

【作品概要】
映画初主演を乃木坂46の堀未央奈が務め、演出を担当したのが『溺れるナイフ』の山戸結希監督が、相原実貴原作の同名コミックを実写映画化。亮輝役を清水尋也、梓役を板垣瑞生、凌役を間宮祥太朗がそれぞれ演じる。

映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』のキャラクターとキャスト


(C)相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会

成田初(ハツミ)(堀未央奈)
本人も認める平凡な高校二年生。

成田茜(アカネ)(桜田ひより)
初の妹、恋愛に奔放な中学三年生。

成田凌(シノグ)(間宮祥太朗)
初の秀才の兄。実は初や茜とは血がつながっていない。

橘亮輝(清水尋也)
初の幼馴染。超のつく進学校に通うドS体質。

小田切梓(板垣瑞生)
初の幼馴染。現在はモデルとして活躍中。

葛城リナ(吉岡里帆)
梓のマネージャーでギブアンドテイクの関係。

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映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』のあらすじとネタバレ


(C)相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会

平凡な女子高生の初(ハツミ)は、妹に頼まれて妊娠検査薬をこっそりと買ってきます。

茜は中学生にも関わらず、恋愛には奔放で初は頭を悩ませます。

幸い、茜の妊娠はなかったにものの、その一件を幼馴染の亮輝に知られてしまいます。

まさか妹の件とも言えず、事情をはっきり言えなかった初は、良輝に奴隷契約を結ぶと宣言されてしまいます。

そんな中で、今はモデルとして活躍している梓は、初たちが暮らすマンションに還ってきます。

初の高校に転校してきた梓。人気モデルの突然の天候に校内は湧きます。

初の初恋の相手だった梓は、周りの目を気にせずに初に接近してきます。

モデル業をしている梓が初に急接近したことに亮輝は面白くなく、過保護なまで初に愛情を注ぐ兄の凌は心配を募らせます。

梓の好意を素直に受け取る初は、夜のデートに誘われてお酒を口にしてしまいます。

梓はこっそりと薬を仕込んでいて、何かを企んでいるようです。

その場が凌のバイト先だったことで、難を逃れましたが梓の好意には、何か裏があることを凌は感じてしまいます。

その夜、携帯で送った自分の画像が外部に晒されかけたことで、梓の意図を知った初はショックを受けます。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『ホットギミック ガールミーツボーイ』ネタバレ・結末の記載がございます。『ホットギミック ガールミーツボーイ』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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(C)相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会

梓の母は不倫の果てに家庭に捨てた過去があり、梓はその相手が初の父親だと思い、その恨みを募らせ、初を傷つけようとしました。

事情を知った亮輝は、梓のマネージャーのリナにこんなことをしたら梓の芸能人生は終わりだといって、初とこれ以上関わらないようにと迫ります。

リナは責任もってことに応じると言いことは一応収まりしたが、初の心には深い傷が残ります。茜や凌は初にやさしく寄り添いますが、亮輝は逆につっけんどんな態度をとってしまいます。

亮輝は初に好意を寄せていましたが、初の態度が分かり切れずかえって冷たい態度に出てしまいます。

そんな時、凌が一人暮らしを始めます。そして、凌は初に一緒に暮らさないかと誘いかけます。

初にしたことでかえって自己嫌悪に陥った梓は、仕事場から姿を消してしまいます。

リナに行方を知らないかと迫られた初ですが、梓の居場所は分かりません。

一方、姿を梓と亮輝にはとんでもない事実を知ってしまいます。何と梓の母の相手が亮輝の父親だったのでした。

自暴自棄になった亮輝は、初をホテルに連れ込みます。初はいつになく取り乱した亮輝を受け入れようとしますが、自分の父親のせいで初が梓に傷つけられたことを知っている亮輝は抱きしめることができません。

数日後、事情を知った初は、梓や凌への気持ちを整理したうえで、改めて亮輝に向かい合います。

亮輝から『おまえがいい』という言葉を受けた初は自分もまた亮輝が好きだと気持ちを告げ合いました。

映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』の感想と評価


(C)相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会

山戸監督ワールド全開

山戸監督の世界観の特徴の一つに、ティーンエイジャーの普通なら。もう少しオブラートに包みそうな部分を敢えて、作品で描き出す特徴があります。

エゴや差別・区別をあえて隠そうとしません。また性行為についても生々しく描くこともらあります。

2016年の映画『溺れるナイフ』は、地方都市が舞台で、伝統的な儀式が挿入されたりと、まだどこか寓話的でしたが、本作は東京(豊洲地区周辺)が舞台になったことでよりリアルに、生々しくなりました。

作品の外側から見ればいわゆる“キラキラ系青春モノ”のように見えますが、実際には全く違った感触を得ることになると思います。

ある部分では極端なキャラクター設定や、複雑なカット割りや色づかいなどなど。

常にざわざわとしたティーンエイジャーの焦りやモヤモヤが焼き付けられた画面には、本人たちも分かり切れない焦りのようなものがそのまま感じることができ工夫が作品に見られます。

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まとめ

本作『ホットギミック ガールミーツボーイ』では、主要な登場人物4人の物語に焦点を合わせるために、囲む大人たちの出番は限られているのですが『ある重要人物が出てこなかったりもします』。

その中で吉岡里帆演じる葛城リナが秀逸です。

吉岡里帆本人へのある種の世間のパブリックイメージの“男受けするあまり女性の支持が薄い”といキャラを踏まえているような、大人になり切れていない空気を纏むリナ役。

久しぶりに生き生きとした吉岡里帆を見た気がします。

彼女がブレイクしたのがドラマ『カルテット』での目の笑っていない元地下アイドル役だったことを思い出すと、実はちょっと裏のある役の方がいいのかもしれませんね。

映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』6月28日(金)全国ロードショー!

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