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Entry 2019/01/26
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【ネタバレ感想】 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER結末までのあらすじも

  • Writer :
  • n-bethelmie

2018年12月22日に公開された、ライダーファン待望の映画『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』。

平成仮面ライダーが共闘する劇場版「仮面ライダー平成ジェネレーションズ」の第3弾である本作。

2000年に放送を開始した平成仮面ライダーシリーズの1作目『仮面ライダークウガ』から、2018年9月に放送を開始し、平成最後のライダーとなる20作目『仮面ライダージオウ』まで、歴代の平成ライダーが結集しました。

映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』の作品情報


「ジオウ&ビルド」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

【公開】
2018年(日本映画)

【原作】
石ノ森章太郎

【監督】
山口恭平

【脚本】
下山健人

【音楽】
川井憲次、佐橋俊彦

【キャスト】
奥野壮、犬飼貴丈、押田岳、大幡しえり、渡邊圭祐、赤楚衛二、高田夏帆、武田航平、水上剣星、福崎那由他、斎藤汰鷹、大東駿介、滝藤賢一(声)、関俊彦(声)、遊佐浩二(声)、てらそままさき(声)、鈴村健一(声)、石丸謙二郎、生瀬勝久、佐藤健

【作品概要】
『仮面ライダージオウ』と『仮面ライダービルド』が共演するクロスオーバー作品。

仮面ライダージオウ・常磐ソウゴと、仮面ライダービルド・桐生戦兎の世界で、それぞれ仲間たちが次々と記憶を失っていくという奇妙な事件。

事件解決のために戦う平成仮面ライダーの姿を熱く描き出します。

脚本は『仮面ライダージオウ』のテレビシリーズを手掛ける下山健人。

監督は『仮面ライダー龍騎』(2002)以降、平成仮面ライダーシリーズに長い間参加して来た山口恭平です。

映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』のあらすじとネタバレ


「ジオウ&ビルド」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

物語の始まりはジオウの世界から。

「王様になる」と言っていたはずのソウゴが受験勉強をしており、歴史が変わっています。

そこでなぜかゲイツのタイムマジーンに追いかけられることになるソウゴ。

そして、彼らの前にはアナザーデンライナーと、アナザー電王が登場します。

アナザー電王、そしてアナザーWは、スーパータイムジャッカーを名乗るティードという男の手先のようで、彼らはシンゴという少年を狙っています。

シンゴを追うアナザーWは、戦兎たちビルドの世界へ。

戦兎たちはこれに対抗するため、変身し、アナザーWと対峙。

すると、改変された世界では記憶を失っていたはずの仲間たちの記憶が蘇り、彼らも戦いに加勢してくれます。

そんな中、ソウゴは仮面ライダーのことを知っている青年、アタルと出会います。

アタルはイマジン・フータロスの契約者。

フータロスとは人間と契約を果たすことで契約者の過去へタイムスリップし、時間を改変することが目的の、未来からやってきた人類の精神体のこと。

この世界は、ライダーオタクのアタルがフータロスに願った「ライダーが実在する世界」だったんです。

一方、シンゴは歴史改変の影響を受けない特異点でした。

仮面ライダーの歴史をなかったことにしようとするティードは、特異点であるシンゴを殺さない限り、ライダーが復活してしまうことを受け、なんとかしてシンゴを殺そうとしていたんです。

そしてシンゴには、特異点ということ以外にも、もう一つ秘密がありました。

以下、『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』ネタバレ・結末の記載がございます。『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。
シンゴは幼い頃に姿を消した、アタルの兄だったんです。

アタルがライダーマニアになったのは、兄のシンゴが失踪する直前まで、平成ライダー1作目であるクウガの放送を心待ちにしていたから。

これらの事実を突き止めていったソウゴは、敵にさらわれる前に、アタルと一緒にシンゴを救おうと過去へと飛びますが、戦いの中、アタルにアナザー電王のライドウォッチが埋め込まれてしまい、アタルはアナザー電王になってしまいます。

正体が不明だったアナザー電王の変身者は、アタル自身でした。

一方、ティードはクウガの誕生を阻止するために、クウガが誕生した遺跡へ向かい、自らアナザークウガに変身します。

ティードの変身、さらにアナザー電王たちの攻撃により窮地に陥るソウゴたち。

そこへ颯爽と駆けつけてきたのが、モモタロスたち本物の電王でした。

電王は次々とフォームチェンジを繰り返しながらアナザー電王を倒し、ソウゴたちを救い、変身解除。

ウラタロスが憑依した状態の野上良太郎が姿を見せます。

良太郎が特異点のため、彼らも歴史改変の影響を受けないのです。

こうしていったんは窮地を脱したソウゴたちですが、ティードは依然としてシンゴを拉致した状態です。

ソウゴたちは、以前手に入れていたアナザーWのライドウォッチを利用してアナザーWを撃破した後で、最強状態に進化したティードと対峙。

そこに全ライダーが集結し、ティードと戦うことになります。

激しい戦いの末、ライダーたちの力によってティードは撃破されました。

世界には平和が訪れ、シンゴとアタルは仲良く仮面ライダーを楽しんでいます。

映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』の感想と評価


「ジオウ&ビルド」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

特報でも力強く銘打たれていたように、本作はクウガから始まり、ジオウで幕を閉じる「平成仮面ライダー」を愛するファンに向けた作品です。

各所で話題を呼んだ佐藤健の登場をはじめ、アギトや龍騎はオリジナルキャストの賀集利樹や須賀貴匡らが声の出演をしたり、オリジナルキャストが参加していないライダーでも、過去のアーカイブ音声を使ったりと、可能な限りオリジナルの要素に近づけようというスタッフの心意気は随所に感じました。

物語も、ライダーを愛するファンがライダーと出会い、彼らによって救われるという王道的な展開ですし、ライダーの特性を活かしたアクション、そして、お祭り映画でしか見られないライダー同士の夢の共闘などなど、一本の映画として、ファンは十分満足できる作品だと思います。

ですが、スタッフの涙ぐましい努力を感じられるからこそ、オリジナルキャストの不在や時の流れを感じざるを得ない部分も確かにあります。


「ジオウ&ビルド」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

例えば、本作のメインの悪役になるアナザークウガ、アナザー電王、アナザーWについて。

アナザークウガ、アナザー電王はともかく、アナザーWについてはどういった人物がどういう経緯でライダーになったか明かされません。

映画でWを扱った以上、テレビシリーズにも登場することはないのかと思うと、Wファンとしては正直「勿体無い」と感じざるを得ない部分もあります。

同じくWについて言うと、ウォズがフィリップの特技である「地球の本棚」を出した以上、やはりそこはフィリップと翔太郎が見たくなってしまいます。

また、オリジナルキャストである佐藤健が出演してくれたのは大変嬉しいことですが、本作での彼は通常時の野上良太郎ではなく、あくまでウラタロスが憑依した状態での登場となります。

佐藤健の素顔が出るのは変身解除のタイミングのみ。

「俺参上!」の名台詞と共に登場する佐藤健の変身シーンは見たかったところですが、電王から10年あまり経った彼が演じても違和感のない状態でしたので、本作での登場の仕方は英断でしょう。

そして、最大の歯がゆさは、オダギリジョー=五代雄介の不在でした。

あれだけで劇中でクウガを中心にするなら、そして平成ライダーの終わりと銘打つなら、彼には是が非でも出演して欲しかったところです。

このように、不在のキャストや出演者に対して追加シーンの妄想など、不満がついつい漏れてしまうのは、宣伝で公開初日まで過去のオリジナルキャストの発表が伏せられていたからかもしれません。


「ジオウ&ビルド」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

中盤で佐藤健が不意に出演した場面で、公開初日の劇場では大きな歓声が湧き上がっていました。

だからこそ「もしかしたら、自分の好きなライダーも出るのではないか?」と期待を胸に映画館に足を運んだファンは、少なからず肩を落としたのではないでしょうか。

20年に渡る長いシリーズで、全てをオリジナルキャストで固めることは難しいというのは想像に難くなく、本作は平成ライダーの集大成として非常に良い作品です。

特にメインであるビルドとジオウは大変良かったです。

ビルド=戦兎が、自分のバックボーンを軸に世界を肯定し、それをソウゴに伝える場面は本作屈指の名場面ではないでしょうか。

また、平成ライダーファンなら、ライダーたちが次々と必殺技を決めていくシークエンスだけでも感動ものの作品となっていると思います。

そしてもちろん、兄弟の絆を強く打ち出したストーリーや、自分たちのアイデンティティを獲得するライダーの姿など、胸が熱くなる場面が多々あります。

まとめ


「ジオウ&ビルド」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

「アベンジャーズ」シリーズなどの作品に慣れていることもあり、本作はオリジナルキャストの不在や時の流れに切なさを感じてしまう部分もありました。

しかし平成の最後に、勢ぞろいしたライダーたちが必殺技を次々と繰り出していく様は、「これぞお祭り映画」と満足させられる1作です。

自分の推しのライダーが活躍しない、というわがままはどうしても言いたくなってしまうかもしれませんが、そうした部分は過去作を見返したり、自分の脳内で補填して、まずは映画館の大スクリーンで活躍するライダーたちの姿を楽しんでみると良いのではないでしょうか。

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